與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)と萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が出場したアムステルゴールドレース女子レースで、アンナ・ファンデルブレゲン(オランダ)が自国最大規模のレースで嬉しい独走勝利を掴んだ。



チーム紹介を受ける萩原麻由子とウィグル・ハイファイブのメンバーチーム紹介を受ける萩原麻由子とウィグル・ハイファイブのメンバー (c)www.wigglehighfive.comアシスト役をこなした與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)アシスト役をこなした與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ) (c)www.cyclisme-pch-futuroscope-86.com10秒差で最終周回に入る先頭3名10秒差で最終周回に入る先頭3名 (c)CorVos独走で後続を引き離していくアンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム)独走で後続を引き離していくアンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム) (c)CorVos後続に大差を付けてフィニッシュするアンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム)後続に大差を付けてフィニッシュするアンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム) (c)CorVos男子レースと比べて距離は短くも、「1000のカーブ」と呼ばれるほどの連続アップダウン&ワインディングコースが生み出す過酷な展開は何ら変わることがなかった。

オランダ南部リンブルフ州の州都マーストリヒトから121km先のゴールを目指す40年ぶり開催のアムステルゴールドレース女子レースは、ウィメンズワールドツアーの第6戦。名だたる強豪選手に加えてスタートラインには與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)と萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)も加わった。

序盤からハイペースで集団は進み、徐々に人数が絞られていく展開に。レース展開が大きく動いたのは残り20kmに移された名物登坂カウベルグ(全長1.2km/平均5.8%)でのこと。カタルジーナ・ニウイアドマ(ポーランド、WM3エネルジー)の加速にエリザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、ウィグル・ハイファイブ)とエリザベス・ダイグナン(イギリス、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム)が反応し、3名が10名ほどの追走グループを従えて逃げる展開となった。

3週間のトレーニング期間を経てレース復帰した萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)は途中リタイアを選択し、不調からの回復を目指している與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)はエースのパンク復帰に対応しながら3番手グループに入り展開した。

後続グループは牽制によって追走のリズムを失いかけるも、アンネミエク・ファンフレウテン(オランダ、オリカ・スコット)の加速にアンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム)とコリン・リヴェラ(アメリカ、チームサンウェブ)が対応して先頭に合流。勝負はこの6名に委ねられた。

すると残り7kmで、ダイグナンがペースを落としたその後方からチームメイトのファンデルブレゲンがアタック。独走に持ち込むと、リオ五輪ロード金メダリスト&ヨーロッパチャンピオンのパワーが炸裂した。思うようにローテが回らない追走を見るまに引き離し、ゴールでは55秒もの大差を付けてフィニッシュ。オランダチームのオランダ人エースが、自国最大規模のレースで勝利を飾った。

その4分後に與那嶺もフィニッシュ。「フロントグループで戦えたり、エスケープしたり、なんてことは全然できなかったのですが、レースを自分が楽しめる位置までは戻れたかなと。自分が1番ホッとしました。もうちょっといい走りができればなあ。と思いつつも、そう思ってるとキリがなくてレースごとに自分で自分の首を締めていくことも理解できたので、毎レース、 毎レース、それがあなたの今のベストです。って言ってあげればいいやって今は思ってます」と自身のブログに語っている。



アムステルゴールドレース2017女子レース表彰台アムステルゴールドレース2017女子レース表彰台 (c)CorVos


アムステルゴールドレース2017女子レース結果
1位 アンナ・ファンデルブレゲン(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム)3h15’57”
2位 エリザベス・ダイグナン(イギリス、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム) +55”
3位 カタルジーナ・ニウイアドマ(ポーランド、WM3エネルジー)
4位 アンネミエク・ファンフレウテン(オランダ、オリカ・スコット)
5位 エリザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、ウィグル・ハイファイブ)
6位 コリン・リヴェラ(アメリカ、チームサンウェブ) +1’02”
7位 アミー・ピータース(オランダ、ブールス・ドルマンス・サイクリングチーム) +1’51”
8位 ポリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、キャニオン・スラム)
9位 アシュレー・ムールマン(南アフリカ、サーヴェロ・ビグラ・プロサイクリング)
10位 エレン・ファンダイク(オランダ、チームサンウェブ)
50位 與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)+3’55”
DNF 萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)

text:So.Isobe
photo:CorVos

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