ベトナムで9日間の女子ステージレース「ビワセカップ」が開幕し、日本ナショナルチームのメンバーとして参加した梶原悠未(筑波大学)がスプリントで勝利を飾った。



5名で参戦中の日本ナショナルチーム5名で参戦中の日本ナショナルチーム Miyoko.Karami/弱虫ペダルサイクリングチーム地元メディアのインタビューに応える梶原悠未(筑波大学)地元メディアのインタビューに応える梶原悠未(筑波大学) Miyoko.Karami/弱虫ペダルサイクリングチームビンズンワータ・環境ビワセ株式会社がメインスポンサーに就き、3月8日から16日までの9ステージで行なわれる「BIWASE CUP(ビワセカップ)2017」。地元ベトナムのクラブチームが10、日本や韓国、インドネシア、カザフスタンなどナショナルチームが7つ参加している9日間のステージレースだ。

非UCIレースではあるものの、昨年も日本チームとしてステージ優勝を挙げている今大会には、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、梶原悠未(筑波大学)、樫木祥子(AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING)、福田咲絵(慶応義塾大学)、下山美寿々(大阪教育大学附属天王寺高校)の5選手が日本ナショナルチームとして参加中だ。

ビンズン新都市から出発し、ホーチミン郊外の22kmの平坦周回コースを3周する66kmで争われた第1ステージでは、日本チームは狙い通り中間スプリントで梶原を1位通過させ、ボーナスタイムを獲得。そのまま持ち込まれた集団スプリントで梶原は仕掛けるタイミングが遅れたものの、持ち前のスピードでベトナムのエーススプリンターを下して勝利。総合成績でも首位に立つパーフェクトウィンだった。

翌日はステージ後半に8kmの登りが用意されており、日本ナショナルチームは唐見で総合成績上位を狙っていくという。またこの日、ゴール手前6km付近で樫木が落車リタイアしたものの、特別ルールで翌ステージも出走可能だという。

レース展開はJCFより。



ビワセカップ2017第1ステージ
1位 梶原悠未(筑波大学)
2位 グイェン・ティータット(ベトナム)
3位 ナムクン・ソヨン(韓国)

text:So.Isobe