4月2日(日)に開催される第101回ロンド・ファン・フラーンデレン(UCIワールドツアー)の出場チームが発表された。18のUCIワールドチームに加え、7つのプロコンチネンタルチームがワイルドカードを獲得している。



フランドル地方のアップダウンコースを行くロンド・ファン・フラーンデレンフランドル地方のアップダウンコースを行くロンド・ファン・フラーンデレン photo:Tim de Waele「モニュメント」と呼ばれる世界を代表する5つのワンデークラシックの中でも、ひと際大きな存在感を見せる「クラシックの王様」ことロンド・ファン・フラーンデレンが4月2日(日)、ベルギー北部のフランドル地方で開催される。

出場が決まったディレクトエネルジー出場が決まったディレクトエネルジー photo:Makoto.AYANOそれに先立ち大会を主催するフランダース・クラシックスが今年の主催者招待チームを発表した。歴史ある格式高きこのレースに出場すべくワイルドカードを獲得したプロコンチネンタルチームは、地元ベルギーからスポートフラーンデレン・バロワーズ、ワンティ・グループグベルト、ヴェランダスヴィレムス・クレランの3チーム。フランスからはコフィディス・ソルシオンクレディ、ディレクトエネルジーの2チームとオランダのルームポット・ネダランセロテリ。フィリッポ・ポッツァートが所属するイタリアのウィリエールトリエスティーナと全部で7チーム。この内ヴェランダスヴィレムスとコフィディスの2チーム以外は昨年も本大会に出場しており、2年連続での参加だ。

2017年のフランドルは、スタート地点が西フランダース地方のブルージュからアントワープに変更しているが、ゴールは変わらずオウデナールデ。多少のコース変更に伴いコース全長が伸び260kmとなっているが、レイアウトはほぼ変わらず、途中に現れる特徴的な急坂も昨年と同じく18ヶ所設定されている。

大会ディレクターのウィン氏は「名だたる選手がこの大会に集まり興奮している。ワイルドカードチームもこの大会に大きな価値を与えてくれることだろう。彼らが歴史あるこの大会で何かを見せてくれると期待している」とコメントしている。



第101回ロンド・ファン・フラーンデレン出場チーム
UCIワールドチーム:18チーム
アージェードゥーゼール・ラモンディアール(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
BMCレーシング(米国)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
キャノンデール・ドラパック(米国)
エフデジ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
モビスター(スペイン)
オリカ・スコット(オーストラリア)
クイックステップフロアーズ(ベルギー)
ディメンションデータ(南アフリカ)
カチューシャ・アルペシン(スイス)
ロットNLユンボ(オランダ)
チームスカイ(イギリス)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)

プロコンチネンタルチーム:7チーム
スポートフラーンデレン・バロワーズ(ベルギー)
ワンティ・グループグベルト(ベルギー)
ヴェランダスヴィレムス・クレラン(ベルギー)
ルームポット・ネダランセロテリ(オランダ)
コフィディス・ソルシオンクレディ(フランス)
ディレクトエネルジー(フランス)
ウィリエール・トリエスティーナ(イタリア)

text:Yuto.Murata