埼玉県を拠点とし地域貢献を重視した地域密着型自転車ロードレースチーム「サイタマサイクルプロジェクト」。発足2年目となる今年は新たに5名の選手を加え、Jエリートツアーチーム総合優勝を目指して活動を行う。同時に埼玉を盛り上げる活動に注目だ。



サイタマサイクルプロジェクト2017年チーム体制サイタマサイクルプロジェクト2017年チーム体制 photo:松永英人


昨年の秩父宮杯一般男子で優勝している吉田勝雅も引き続き所属する昨年の秩父宮杯一般男子で優勝している吉田勝雅も引き続き所属する photo:Satoru.Kato地元の自転車文化向上へ貢献する活動を行う(株)サイタマサイクルプロジェクトが運営する自転車ロードレースチーム「サイタマサイクルプロジェクト」。チームに所属する選手・スタッフはみな埼玉県在住か出身、もしくは勤務する者で構成され、レース活動と同じく地元の自転車文化向上へ貢献する活動に意欲の高い人物が選考されていることが特徴だ。

チームはツール・ド・フランスさいたまクリテリウム関連イベントへの協力など地域密着のホームタウン活動と、地元の選手やスタッフが日本全国で開催される実業団レースに参戦することで、埼玉県とさいたま市の自転車文化をロードレースの面からアピールする活動を行っている。

チーム発足2年目となる今年は男子選手5名が新規加入。全員で14名体制となり、人数を増やしてチーム体制強化を図ることで、2017年Jエリートツアーチーム総合優勝、さらには2018年Jプロツアーへの昇格を目標とし活動していく。また、今シーズンより女子チームも新規でスタート。4名の女子選手が加入し、Jフェミニンツアーを戦う。

弱虫ペダルサイクリングチームの参戦によりJプロツアーだけでなく、ここ最近はJエリートツアーも盛り上がりを見せる自転車競技の実業団レース。それだけに年々どのチームも選手層が厚くなっている現状があるが、昨年のJエリートツアー個人ランキングで上位に名を連ねた吉田勝雅や佐川祐太を中心とした走りが今年も期待できるだろう。



サイタマサイクルプロジェクト2017年チーム体制
Jエリートツアー:14名
E1:9名
佐川祐太(さがわゆうた)、高橋史朗(たかはししろう)、武田耕大(たけだこうだい)、富元久雄(とみもとひさお)、福原大(ふくはらだい)、吉田勝雅(よしだかつまさ)
新規加入:今井基裕(いまいもとひろ)、尾形尚紀(おがたなおき)、関根啓総(せきねひろみち)

E2:3名
相川茂徳(あいかわしげのり)、坂手潤一(さかてじゅんいち)、奈良祥吾(ならしょうご)

E3:2名
新規加入:井出貴士(いでたかし)、藤田涼平(ふじたりょうへい)

Jフェミニンツアー:4名
後藤安佐(ごとうあさ)、西倉陽子(にしくらようこ)、新田孝美(にったたかみ)、橋本弘子(はしもとひろこ)

監督:福原大
マネージャー:富元久雄
メインスポンサー:山崎整形クリニック、ときとうクリニック大腸肛門病センター


最新ニュース(全ジャンル)