ベルギーのシクロクロススター選手の一人、トム・メーウセンが長年在籍したテレネット・フィデアから移籍する。移籍先は元世界王者マテュー・ファンデルポールが在籍するベオバンク・コレンドンだ。



トム・メーウセン(ベルギー、テレネット・フィデア)トム・メーウセン(ベルギー、テレネット・フィデア) photo:TDWsport今年のUCIワールドカップ第8戦フィウッジで3位、第9戦ホーヘルハイデで2位と調子を上げながら、世界選手権ではスタート直後のメカトラでリタイアを強いられた現在28歳のメーウセン。今月に入って所属チームとの交渉のもつれをTwitterでコメントしていたが、19日にベオバンク・コレンドン側がメーウセンの加入をプレスリリースで発表した。

2006年から10年以上に渡ってテレネット・フィデアに在籍していたメーウセンにとって、チーム移籍は初めて。ベオバンクはプレスリリース内にて「ファンデルポールと強力にタッグを組める選手を探していたが、長年に渡って高い競技レベルを保っている彼は適役だった」とコメントしている。フィデアの監督を務めるスヴェン・ネイス(ベルギー)はsporzaの取材に対して「彼には契約を継続してもらいたかったが、それは他チームも同じだったようだ」と話す。

年末年始をまたぐシクロクロスシーズンだが、メーウセンのベオバンク・コレンドン加入は シーズンインの9月からなのか、2018年1月1日からなのかは未決定の状態。「彼とよく話し合ってベストな選択をしていきたい」とネイスは語っている。

text:So.Isobe