マッサーとして5年間ティンコフに所属した宮島正典さんがUCIワールドチームのチームスカイの一員として活動することが決まった。ツール・ド・フランス連覇中の世界最高峰チームでその腕前を発揮することに。



ティンコフに5年間所属した宮島正典マッサーティンコフに5年間所属した宮島正典マッサー photo:Kei Tsuji2008年以降、これまで9年間ヨーロッパ(主にイタリア)を拠点に活動してきた宮島マッサーが所属先をチームスカイに移す。ヨーロッパ入りを前に本人が発表した。

世界選手権などでは日本代表チームに帯同する宮島マッサー世界選手権などでは日本代表チームに帯同する宮島マッサー photo:Kei Tsuji5年間所属したティンコフの解散決定後、多くのチームと2017年シーズンに向けた交渉を行ってきた宮島マッサー。最終的にチームスカイに所属する多くの元同僚たちが宮島マッサーのチーム入りを後押しした。

宮島マッサーは毎年帯同したツアー・ダウンアンダーではなくマヨルカ島で行われるチームトレーニングキャンプに合流予定。本日(1月3日)ヨーロッパに向けて出発する宮島マッサーは「新しいチームでの活動はまた新鮮な気持ちでのチャレンジとなります。1日でも早く仕事の流れを掴み、チーム全体から評価される様に頑張ります」とコメントしている。

別府史之(トレック・セガフレード)や新城幸也(バーレーン・メリダ)とともにUCIワールドチームに所属する日本人として、その活躍に注目だ。

text:Kei Tsuji