NIPPOヴィーニファンティーニが2017シーズンに向けた初のミーティングキャンプを実施。新加入の内間康平や小林海も合流し、ミーティングや身体計測が行われた他、新型のデローザバイクも披露された。チームからのレポートを元に紹介する。



イタリアでミーティングキャンプを行ったNIPPOヴィーニファンティーニイタリアでミーティングキャンプを行ったNIPPOヴィーニファンティーニ (c)Bettini


身体計測を受けるジュリアン・アレドンド(コロンビア、トレック・セガフレード)身体計測を受けるジュリアン・アレドンド(コロンビア、トレック・セガフレード) (c)Bettiniバイクフィッティングを受ける内間康平(チームブリヂストン・アンカー)バイクフィッティングを受ける内間康平(チームブリヂストン・アンカー) (c)Nippo Vini Fantiniランニングを行う選手やスタッフランニングを行う選手やスタッフ (c)Bettiniキャンプが実施されたのは11月18日より20日までの3日間。イタリア・ミラノ近郊にて行われ、キャプテンのダミアーノ・クネゴ(イタリア)ら現時点で2017年の契約を締結した外国籍選手に加え、日本からは今シーズンからの継続となる窪木一茂と小石祐馬、2017シーズンに新しく加入する内間康平(チームブリヂストン・アンカー)、小林海(チームクォータ・C.パウリーノ)の選手4名、および福島晋一監督が参加した。

本キャンプでは、円滑に2017シーズンを迎えられるよう、選手たちはバイクのフィッティング、フィジカルチェック、監督やトレーナーとのミーティングを行い、リラックスした食事やアクティビティを通じて、チーム内の親睦も深めたという。

内間康平(チームブリヂストン・アンカー)のコメント
「今回のキャンプでは皆とのコミュニケーションを特に大切だと考えていました。自転車に乗らずに、いつもと違う形でコミュニケーションを取れたのは、選手としてだけでなく同じ仲間として、とても良かったと感じ、キャンプを終えることができました。来年は日本人選手としては最年長なので、若い選手たちを引っ張りながら、そして自分もチームとしての働きをしつつ、成績を狙っていきたいと思います」

小林海(チームクォータ・C.パウリーノ)のコメント
「今年トレーニーとして少しチームと合流していたので、チームの雰囲気などはわかっていましたが、そこに新しい選手やスタッフが加わり、さらに良くなったと感じました。来年、彼らと一緒に戦うのが楽しみです。来年はプロ1年目なので、焦らず落ち着いて、そしてチームから求められてることをしっかりこなしながら成長していきたいです」

デローザの新型「プロトス」チームエディションカラーを初公開

キャンプに先駆けて、ミラノ郊外にあるデローザ本社では、日本のサイクルモードで初めて公開された新型の「プロトス」の発表会が行われ、ここにスタッフメンバーを含めたNIPPO・ヴィーニファンティーニも出席。イタリアでの初公開となった今回は新たに数種類のカラーリングが紹介されたが、鮮やかなオレンジ色をまとったチームエディションはとくに大きな注目を集めた。

デローザ本社で発表されたチーム仕様のPROTOSデローザ本社で発表されたチーム仕様のPROTOS (c)BettiniNIPPOヴィーニファンティーニのメンバーと新型のPROTOSNIPPOヴィーニファンティーニのメンバーと新型のPROTOS


NIPPOヴィーニファンティーニは今後、12月にイタリアで開催される本格的な2週間ほどのトレーニングキャンプをこなし、年明け1月7日にはチームのお披露目となるプレゼンテーションを行うという。12月のトレーニングキャンプには、今回は所属チームの活動プログラムの事情で参加していない伊藤雅和と中根英登(ともに愛三工業レーシング)、メカニックやマッサーの日本人スタッフも参加する予定だ。

text:NIPPO Vini Fantini
photo:Bettini


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