オリンピック金メダリストのグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)がMTBトレーニング中に腓骨を骨折。手術を無事に終え、現在はシーズンインを見据えて時間を充てている段階だ。



アブダビツアーに出場したグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)アブダビツアーに出場したグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング) (c)www.abudhabitour.com「怪我をしたのはトレーニングを開始した当日だった。コーナーに差し掛かった時にややオーバースピードで、かつ路面が濡れていたんだ。真っ直ぐ突っ込まないように足をついたけれど、それが原因で骨折してしまった」ファンアフェルマートは怪我の瞬間をそう振り返る。

腓骨骨折を負ったファンアフェルマートは12月15日にベルギー、アントワープの病院で手術を受け成功。回復を早めるためにプレートとボルト数本を埋め込んだという。BMCレーシングの医療班によれば2週間以内にペダリングが可能な状態となり、状態を見ながら12月のトレーニングキャンプに参加していく見込みだ。

ファンアフェルマートは「気分は悪くない。もちろんこんな怪我をしないに越したことはないけれど、状況は変えられないから。今年の1月の状態よりまだマシだと思う。本格的なトレーニングを始めるまで3〜4週間を回復に充てなければいけないが、シーズンインの時期から考えても回復は間に合うので問題ないと思う」とコメントしている。復帰戦は不透明だが、4月のロンド・ファン・フラーンデレンとパリ〜ルーベにはエースとして臨む構えだという。

text:So.Isobe

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