国内最高峰のステージレースことツアー・オブ・ジャパンより、同大会を走ったプロバイクを3回に分けて紹介。Vol.3ではNIPPOヴィーニファンティーニ、シマノレーシング、愛三工業レーシング、トレンガヌ・サイクリングチーム、アタッキ・チームグストのマシンに迫ります。



NIPPOヴィー二ファンティーニ【デローザ PROTOS、SK by Pininfarina】

窪木一茂(NIPPOヴィー二ファンティーニ)のデローザ PROTOS窪木一茂(NIPPOヴィー二ファンティーニ)のデローザ PROTOS photo:Makoto.AYANO
NIPPOヴィーニファンティーニは、引き続きデローザのバイクを使用。昨シーズンまではフラッグシップモデル「PROTOS」のみがチームに供給されていたが、今シーズンからはピニンファリーナ社とデローザがタッグを組み開発したエアロロード「SK by Pininfarina」を加えた2モデル体制となった。また、日本チャンピオンの窪木一茂は、日の丸カラーのPROTOSを駆る。

コンポーネントは、電子変速式のカンパニョーロRECORD EPS。今季よりクランク式パワーメーター「Power2Max」を採用するが、窪木は同じくクランク式の「SRM」を使用していた。

ホイールはカンパニョーロBORA ULTRA TWO。デカールがチームカラーのオレンジに変更されているホイールはカンパニョーロBORA ULTRA TWO。デカールがチームカラーのオレンジに変更されている NIPPOヴィー二ファンティーニのデローザ PROTOSNIPPOヴィー二ファンティーニのデローザ PROTOS

窪木一茂はSRMのパワーメーターを使用する窪木一茂はSRMのパワーメーターを使用する サドルはセライタリアから供給を受けるサドルはセライタリアから供給を受ける


ホイールはワイドリムを採用した新型カンパニョーロBORA ULTRA TWOで、デカールの一部がチームカラーのオレンジに変更されていた。組み合わせるタイヤはIRCが開発を続けるチューブラータイヤのプロトタイプだ。

ハンドル、ステム、シートポストはFSAで統一され、カーボン製のフラッグシップK-ForceやセカンドグレードSL-Kをミックス。サドルはセライタリアで、SLRやFliteなどライダーによって各モデルを使い分ける。ペダルはタイムXPRESSO10だ。

小石祐馬(NIPPOヴィーニファンティーニ)のデローザ SK by Pininfarina小石祐馬(NIPPOヴィーニファンティーニ)のデローザ SK by Pininfarina photo:Yuya.Yamamoto
カンパニョーロのダイレクトマウントブレーキを装備するカンパニョーロのダイレクトマウントブレーキを装備する ピニンファリーナ社とデローザがタッグを組み開発した、ブランド初の本格エアロロードだピニンファリーナ社とデローザがタッグを組み開発した、ブランド初の本格エアロロードだ




シマノレーシング【ジャイアント TCR ADVANCED SL】

湊涼(シマノレーシング)のジャイアント TCR ADVANCED SL湊涼(シマノレーシング)のジャイアント TCR ADVANCED SL photo:Makoto.AYANO
シマノレーシングのバイクサプライヤーは引き続きジャイアントで、フルモデルチェンジを果たしたオールラウンドモデル「TCR ADVANCED SL」の新型を今シーズンより使用中だ。そして、シマノが運営するチームとあり、ほとんどのパーツがシマノかPROとされている。

コンポーネントはシマノDURA-ACE Di2。パワーメーターは、クランク式のSRMとしている。ホイールはシマノWH-9000シリーズで、プロチームとしては珍しくカーボン/アルミリム採用のクリンチャーモデルWH-9000-C24-CLをチョイスするライダーが多い。組み合わせるタイヤは、クリンチャーとチューブラーに関わらず、ヴィットリアの廃盤モデル「CORSA SC」だ。

サドルやハンドルなど、PRO製品が多く使用されているサドルやハンドルなど、PRO製品が多く使用されている プロチームとしては珍しくクリンチャーモデルWH-9000-C24-CLをチョイスするライダーが多いプロチームとしては珍しくクリンチャーモデルWH-9000-C24-CLをチョイスするライダーが多い


ハンドル周りはPROで固められ、国内では未展開の1-1/4インチコラム対応ステムなども供給されている模様。サドルもPROで、複数のモデルを選手の好みに応じて使い分けている。



愛三工業レーシング【スコット Foil Team Issue、Addict Team Issue】

綾部勇成(愛三工業レーシング)のスコット Foil Team Issue綾部勇成(愛三工業レーシング)のスコット Foil Team Issue
愛三工業レーシングのバイクサプライヤーを務めるのはスコット。今大会に出場したメンバーの中では、綾部勇成がエアロロード「Foil Team Issue」の新型を、他のライダーが軽量オールラウンドモデルの「Addict Team Issue」を駆った。

サドルやコックピット系パーツには、スコット傘下のシンクロスを採用サドルやコックピット系パーツには、スコット傘下のシンクロスを採用 サイクルコンピューターはキャットアイからサポートを受けるサイクルコンピューターはキャットアイからサポートを受ける

ボトルケージはトピークだボトルケージはトピークだ シマノWH-9000シリーズに、コンチネンタルCOMPETITIONタイヤを組み合わせるシマノWH-9000シリーズに、コンチネンタルCOMPETITIONタイヤを組み合わせる


コンポーネントには、シマノDURA-ACE Di2を採用する。ホイールはシマノWH-9000シリーズで、24mm、35mm、50mmという3種類のハイトをコースに応じて使い分けている。組み合わせるタイヤは、コンチネンタルのレーシングモデルCOMPETITIONだ。

ハンドルを始めとしたコックピット系パーツやサドルは、スコット傘下のパーツブランドであるシンクロスがメインながら、PROやフィジークなども混在。その他、サイクルコンピューターはGPS搭載のキャットアイSTEALTHシリーズ、ボトルケージはトピークとしている。

早川朋宏(愛三工業レーシング)のスコット Addict Team Issue早川朋宏(愛三工業レーシング)のスコット Addict Team Issue


トレンガヌ・サイクリングチーム【ウィリエール Cento1SR、Cento1Air】

アルミミ・マルズキ(マレーシア、トレンガヌ・サイクリングチーム)のウィリエール Cento1Airアルミミ・マルズキ(マレーシア、トレンガヌ・サイクリングチーム)のウィリエール Cento1Air photo:Makoto.AYANO
ダニエル・ホワイトハウス(イギリス)が新人賞を獲得したトレンガヌ・サイクリングチーム。バイクサプライヤーは、ユナイテッドヘルスケアと同じくウィリエールだ。ホワイトハウスはCento1SR、アルミミ・マルズキ(マレーシア)はエアロ系モデル「Cento1Air」とライダーによってバイクチョイスは異なる。

アッセンブルの特徴は、シマノのサポートを受けることから、ほとんどのパーツがシマノとPROで統一されること。コンポーネントは機械式のDURA-ACE。パワーメーターはDURA-ACEクランクに後付可能なパイオニアのペダリングモニターとしている。足回りは、DURA-ACEグレードのシマノWH-9000ホイールに、ヴィットリアの新型CORSAという組み合わせだ。

ボロボロになるまで使い込まれたPROのサドルボロボロになるまで使い込まれたPROのサドル ハンドル/ステムはPROのVIBEシリーズハンドル/ステムはPROのVIBEシリーズ

プロチームとしては珍しく、ロングボトルを使用しているプロチームとしては珍しく、ロングボトルを使用している ダニエル・ホワイトハウス(イギリス、トレンガヌ・サイクリングチーム)ウィリエール Cento1SRダニエル・ホワイトハウス(イギリス、トレンガヌ・サイクリングチーム)ウィリエール Cento1SR




アタッキ・チームグスト【グスト RCR TEAM】

キャメロン・バイリー(オーストラリア、アタッキ・チームグスト)のグスト RCR TEAMキャメロン・バイリー(オーストラリア、アタッキ・チームグスト)のグスト RCR TEAM
昨年のジャパンカップに続いての日本レース参戦となった台湾のコンチネンタルチーム、アタッキ・チームグスト。バイクはチームのメインスポンサーである台湾の自転車輸入代理店・アタッキ社がプロデュースするオリジナルブランド「グスト(GUSTO)」。全ライダーが東レ製T800カーボンを採用したセカンドグレード「RCR TEAM」を使用する。

コンポーネントは機械式変速のスラムRED22で、パワーメーターはクランク式のクォークELSA。ホイールはジップとしている。タイヤはコンチネンタルがサプライヤーであるものの、シュワルベのハイエンドモデル「ONE」が取り付けられたホイールを多く見かけた。

ハンドル/ステム/シートポストはジップで統一されるハンドル/ステム/シートポストはジップで統一される ホイールはジップ303/404ホイールはジップ303/404

グストは、台湾の自転車輸入代理店アタッキ社がプロデュースするオリジナルブランドだグストは、台湾の自転車輸入代理店アタッキ社がプロデュースするオリジナルブランドだ メインコンポーネントはスラムRED22メインコンポーネントはスラムRED22


ハンドル、ステム、シートポストはジップで統一され、アルミ製の上位グレード「Service Course SL」シリーズが多く使用されている。サドルはサプライヤーがおらず、ライダーが自身の好みに応じて選択しているそうだ。その他ボトルケージはエリート、ペダルはシマノDURA-ACEとしている。



text&photo:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
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