6つのUCIワールドチームにハンドルやステムを供給するイタリアのサイクルパーツメーカーFSA。ブランド史上最軽量を実現したカーボンドロップハンドル「X-Light NEW ERGO」が登場している。



FSA X-Light NEW ERGOFSA X-Light NEW ERGO (c)フタバ商店
ヴィンチェンツォ・ニーバリやアルベルト・コンタドールら多くのトップライダーが愛用するFSAのハンドルバー。素材や形状など多彩なバリエーションを誇るFSAのハンドルバーラインアップの新たな最高峰モデルに位置づけられるのが「X-Light NEW ERGO」だ。

150mmという大きなドロップを持つNEW ERGOベンドを採用150mmという大きなドロップを持つNEW ERGOベンドを採用 (c)fullspeedahead.com素材には、国内メーカーが製造するハイモジュールUDカーボンを採用。拡張型のインナーモールドを用いてカーボンに高い圧力をかけ成型し、厚みを徹底的に制御することで、重量増や強度低下の原因となる応力集中を防止。結果、剛性やコントロール性を確保しつつFSA史上最軽量の実測174g(400mm)を実現している。

ドロップ部の形状にはFSA独自の「NEW ERGO」を採用。リーチは80mmと短い一方で、ドロップは150mmと大きく、昨今のコンパクトドロップのハンドルと比較すると20mm~30mmほど低いクラウチングポジションを取ることができる。また、正面からドロップ部を見るとハの字状にエンド側が開いており、これによってスムーズな変速動作を可能としている。開き角は2°となっている。

サイズ(芯-芯)は400mmと420mmの2種類をラインアップ。ステムクランプ径は31.8mmとなっている。価格は42,120円(税込)。取り扱いはフタバ商店。



FSA X-Light NEW ERGO
素 材:日本製ハイモジュールUDカーボン
リーチ:80mm
ドロップ:150mm
ドロップ部ベント:2mm
クランプ径:31.8mm
サイズ:400mm、420mm(C-C)
重 量:174g(400mm、実測)
価 格:42,120円(税込)

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