ベルギー・ゾルダーにて開催された2016年のシクロクロス世界選手権より、同大会を走ったプロバイクを3編に分けて紹介。Vol.3ではファンデルポールのスティーブンス、パウエルス&ファントーレンハウトのリドレーなど4名のライダーのバイクをピックアップ。



マテュー・ファンデルポール(オランダ、BKCPコレンドン) 
スティーブンス SUPER PRESTIGE DISC


アルカンシェルをモチーフとした迷彩柄のスペシャルペイントアルカンシェルをモチーフとした迷彩柄のスペシャルペイント photo:Makoto.AYANOオランダナショナルカラーをあしらった1台オランダナショナルカラーをあしらった1台 photo:Makoto.AYANO

マテュー・ファンデルポール(オランダ、BKCPコレンドン)のスティーブンス SUPER PRESTIGE DISCマテュー・ファンデルポール(オランダ、BKCPコレンドン)のスティーブンス SUPER PRESTIGE DISC photo:Makoto.AYANO
前世界王者のマテュー・ファンデルポール(オランダ、BKCPコレンドン)のバイクは、ジャーマンブランドであるスティーブンスの「SUPER PRESTIGE DISC」。ファンデルポールはスペシャルペイントのマシンを3台用意した。1台目は迷彩ベースにオランダ国旗のストライプの組み合わせ、2台目はアルカンシェルの白/青/赤/黒/黄/緑を散りばめた迷彩、3台目は黒ベースにオランダのナショナルカラーであるオレンジのストライプをあしらっている。

アッセンブリーはチームのサポート通りとされており、シマノとPROの製品で固められている。ドライブトレインにはシマノDURA-ACE Di2を採用する。フロントクランクには、プロのみに供給される46TのDURA-ACEアウターチェーンリングが取り付けられていた。ブレーキは油圧式で、Di2対応レバーのST-R785とポストマウント対応キャリパーBR-R785の組み合わせとしている。

ステム一体型ハンドルSTEALTHを愛用するステム一体型ハンドルSTEALTHを愛用する photo:Makoto.AYANOサドルはPROのTURNIX。信頼性を重視してか金属レールをチョイスしているサドルはPROのTURNIX。信頼性を重視してか金属レールをチョイスしている photo:Makoto.AYANO

オランダ国旗のストライプがあしらわれているオランダ国旗のストライプがあしらわれている photo:Makoto.AYANOドライブトレインはシマノDURA-ACE Di2ドライブトレインはシマノDURA-ACE Di2 photo:Makoto.AYANO

シマノが開発を続けるCX用レースホイールのプロトタイプ。タイヤはデュガスだシマノが開発を続けるCX用レースホイールのプロトタイプ。タイヤはデュガスだ photo:Makoto.AYANOリアのキャリパー台座はシートステーに設けられているリアのキャリパー台座はシートステーに設けられている photo:Makoto.AYANO


ホイールは、シマノが開発を進めているとされるCX専用モデルのプロトタイプ。タイヤはデュガスで、オールラウンド系のトレッドパターンを持つ「Typhoon Cotton」だ。ハンドル、シートポスト、サドルはPROで固められている。ハンドルはステム一体型のSTEALTHで、シートポストはVIBE CARBON。サドルはフラットな座面形状を持つTURNIXで、 信頼性を重視して金属レール仕様をチョイスしていた。



ケヴィン・パウエルス&マイケル・ファントーレンハウト(マーラックス・ナポレオンゲームス) 
リドレー X-NIGHT SL


マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ナポレオンゲームス)のリドレー X-NIGHT SLマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ナポレオンゲームス)のリドレー X-NIGHT SL photo:Makoto.AYANO
ケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ナポレオンゲームス)のリドレー X-NIGHT SLケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ナポレオンゲームス)のリドレー X-NIGHT SL photo:Makoto.AYANOリドレーのパーツブランド4ZAで固められたハンドル回りリドレーのパーツブランド4ZAで固められたハンドル回り photo:Makoto.AYANO


シクロクロスの強豪チームの1つであるマーラックス・ナポレオンゲームスからは、ケヴィン・パウエルスとマイケル・ファントーレンハウト(共にベルギー)のマシンを紹介。バイクはリドレーのトップグレード「X-NIGHT SL」で、ブレーキはカンティ仕様とディスク仕様の両方を用意している。

コンポーネントはシマノDURA-ACE Di2をメインに、クランク回りはローターとしている。なお、パウエルスとファントーレンハウトは、共に真円タイプのチェーンリング「noQ」を選択。ブレーキは、カンティがカーボン製のTRP REVOXで、ディスクがST-R785+BR-R785だ。

カンチブレーキはカーボン製のTRP REVOXカンチブレーキはカーボン製のTRP REVOX photo:Makoto.AYANODi2と油圧ブレーキに対応するシマノST-R785Di2と油圧ブレーキに対応するシマノST-R785 photo:Makoto.AYANO

クランク及びチェーンリングはローター。楕円ではなく真円のnoQチェーンリングを使用するクランク及びチェーンリングはローター。楕円ではなく真円のnoQチェーンリングを使用する photo:Makoto.AYANO足回りはFFWDのホイールにデュガスのタイヤを組み合わせている足回りはFFWDのホイールにデュガスのタイヤを組み合わせている photo:Makoto.AYANO


ホイールはファストフォワードで、45mmハイトの「F4R」をメインに使用。組み合わせるタイヤはデュガスで、この日はふたりともオールラウンド系のトレッドパターンを持つ「Typhoon Cotton」を選択していた。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはリドレーのパーツブランド「4ZA」で固められている。



マルセル・マイセン(ドイツ)
フォーカス Mares CX


マルセル・マイセン(ドイツ)のフォーカス Mares CXマルセル・マイセン(ドイツ)のフォーカス Mares CX photo:Makoto.AYANO
ドイツ人シクロクロッサーのマルセル・マイセンのバイクは、母国ドイツを拠点とする総合バイクブランド、フォーカス。モデルはディスクブレーキ仕様のMARES CXだ。ホイール交換に要する時間を大幅に短縮した独自規格のスルーアクスルや、フレーム単体で1,000gという軽量性が特徴の1台である。

コンポーネントはフロントシンル仕様のスラムForce1。なお、ホイールのローター台座がセンターロック対応であることから、ローターのみAvidやシマノなどの非純正品を使用する。ホイールはDTスイスRC38Tdbだが、何故かストレートスポーク対応の純正ハブから、Jベンドスポーク対応ハブに組み換えられていた。

マイセンのスペアバイクマイセンのスペアバイク photo:Makoto.AYANO足回りはホイールがDTスイスRC38Tdb、タイヤがクレメンという組み合わせ足回りはホイールがDTスイスRC38Tdb、タイヤがクレメンという組み合わせ photo:Makoto.AYANO

コンポーネントはスラムForce1コンポーネントはスラムForce1 photo:Makoto.AYANO何故かJベンドスポーク対応のノーマルハブに組み替えたホイールを使用何故かJベンドスポーク対応のノーマルハブに組み替えたホイールを使用 photo:Makoto.AYANO


タイヤは、クレメンのチューブラーを採用する。クレメンのタイヤはインナーチューブを配したチューブレス構造を持つことが特徴だ。世界選でマイセンは、オールラウンドモデルの「MXP」をチョイスした。ハンドル、ステム、シートポストは、フォーカスがプロデュースするパーツブランドのコンセプトで統一。シートポストは振動吸収性に優れる「CPX PLUS」としている。



photo:Makoto.AYANO
text:Yuya.Yamamoto
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