2月12日にカタールで開催されたツアー・オブ・カタール第5ステージで新城幸也(ランプレ・メリダ)が落車。救急車で搬送された新城は左脚大腿骨の骨折が判明している。



第3ステージを走る新城幸也(ランプレ・メリダ)第3ステージを走る新城幸也(ランプレ・メリダ) photo:Tim de WaeleTeamユキヤ通信によると、ツアー・オブ・カタール最終日の第5ステージのスタート後5km地点で新城は落車。そのまま救急車で緊急搬送された。

「本人は会話ができる状態でありますが、現場からの情報によりますと、大腿骨骨折の可能性もある重症とのことで、激しい痛みと戦っております。ご心配、ご迷惑をおかけいたしますが、詳しい診断結果など、情報が入り次第、状況をお伝えしていきますので、何卒、皆様のパワーを新城にお貸しください。今後とも何卒変わらぬご支援ご指示を宜しくお願いいたします(Teamユキヤ通信より)」

今季ランプレ・メリダに移籍した新城は1月24日のアジア選手権ロードレースでシーズンイン。このツアー・オブ・カタールでランプレ・メリダに合流した。第4ステージを終えた時点で新城は「チームとの初めてのレースで、初めて走るレースだったけど、リズムも掴めてきて、調子も良い!チームの雰囲気も良く、もうすっかりチームに馴染んでいます」と語っていた。

ランプレ・メリダは日本時間22時30分に公式ツイッターを更新。その中で、X線検査の結果、新城の左脚大腿骨が骨折していることを明らかにした。今後はチームドクターと現地の医師が最善の治療を施していくとしている。

text:Kei Tsuji