グラファイトデザインより、ブランド初のホイール「GD501&GD381カーボンクリンチャー」が登場。「GDRのフレームが持つしなりのタイミングにマッチする」をコンセプトに、1つ1つのパーツを厳選し組み上げることで、数値では表現できない、真の高性能を追求している。



グラファイトデザイン GD381(ホワイトロゴ)グラファイトデザイン GD381(ホワイトロゴ) (c)グラファイトデザイン
「フレームとホイールのベルトマッチこそが究極の走りを実現する」というコンセプトのもと、4年もの歳月をかけ開発されたグラファイトデザイン初のホイールセットが「GD381」と「GD501」である。

開発は、リムの構造やカーボン素材に関しての豊富なノウハウを有し、GDRのこだわりを叶えることができるという専業メーカーのDETEC社と共同で実施。「GDRのフレームが持つしなりのタイミングにマッチするホイール」を追求すると同時に、信頼性にも注力しており、カーボンクリンチャーながらホビーレーサーが気兼ねなく使い倒せる様に設計されている。

リムはDETEC社のオリジナルモデルをベースとし、グラファイトデザインがチューンナップしたオリジナルモデルを使用。ビードフックにアルミ素材を用いることで、タイヤの保持力、タイヤの空気圧に対する強度、耐熱性を高め、安定した走行性能をの実現に貢献している。リムハイトは万能性を重視した「GD381」が38mm、平地巡航性を重視した「GD501」が50mmだ。

DETEC社と共同開発したカーボンクリンチャーリムDETEC社と共同開発したカーボンクリンチャーリム (c)グラファイトデザインハイ・ローフランジ設計のリアハブハイ・ローフランジ設計のリアハブ (c)グラファイトデザイン

スポークは丸断面のバテッド仕様だスポークは丸断面のバテッド仕様だ (c)グラファイトデザインオーソドックスな設計のフロントハブオーソドックスな設計のフロントハブ (c)グラファイトデザイン



スポークには、理想とする縦横の剛性バランスとホイ―ル全体の組立剛性を両立できず、加えて横風の影響を受けやすいなどの研究結果から、近年主流である扁平タイプのストレートプル仕様を採用せず。前後ともラウンド・バテッドタイプのJベンド仕様で統一し、フロントが20本のラジアル組み、リアが24のラジアル(左)/タンジェント(右)組みとしている。

ハブはJベンドスポークに対応するオーソドックスな形状とされており、リアにはハイ・ローフランジ設計を採用している。また、重量分布にこだわって設計されており、重心をハブ軸方向に近づけることで、重量を感じさせない軽快な乗り味のホイールを実現。巡航性、コーナリング性能、ブレーキング性能、トラクション性能を高バランスで兼ね備えることに成功した。

グラファイトデザイン GD501(ブラックロゴ)グラファイトデザイン GD501(ブラックロゴ) (c)グラファイトデザイン
フレーム同様にJAPAN PRYDEのロゴが入るフレーム同様にJAPAN PRYDEのロゴが入る (c)グラファイトデザイン付属するクイックレリーズ付属するクイックレリーズ (c)グラファイトデザイン


重量は「GD381」がフロント760g/リア935g、「GD501」がフロント785g/リア970gとしている。カラーはロゴの色別にホワイトとブラックの2種類をラインアップ。クイックレリース、専用ブレーキシュー、オリジナルホイールバックが付属する。前後セットの税抜価格は「GD381」が185,000円、「GD501」が200,000円。



グラファイトデザイン GD381、GD501
リム形式:クリンチャー
リム素材:カーボン/アルミ(フック部のみ)
リムハイト:38mm(GD381)、50mm(GD501)
スポーク:ラウンド・バテッドタイプ/Jベンド仕様
スポーキング:
フロント ラジアル組 20本
リア ラジアル(左)/タンジェント(右)組み 24本
重 量:フロント760g/リア935g(GD381)、フロント785g/リア970g(GD501)
カラー:ホワイトロゴ、ブラックロゴ
税別価格(前後ペア):185,000円(GD381)、200,000円(GD501)