2000年ジロ・デ・イタリアの総合優勝者であるステファノ・ガルゼッリ(イタリア)がNIPPOヴィーニファンティーニのスポーティングディレクターに就任。またチームは5月のジロ・デ・イタリアで落車により戦線離脱していたダミアーノ・クネゴ(イタリア)とダニエーレ・コッリ(イタリア)の復帰を発表した。



NIPPOヴィーニファンティーニのスポーティングディレクターに就任したステファノ・ガルゼッリNIPPOヴィーニファンティーニのスポーティングディレクターに就任したステファノ・ガルゼッリ photo:Kei Tsuji8月4日からのブエルタ・ア・ブルゴスで復帰するダミアーノ・クネゴ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)8月4日からのブエルタ・ア・ブルゴスで復帰するダミアーノ・クネゴ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ) photo:Kei Tsuji5月には初のジロ・デ・イタリア参戦を果たし、来る10月のジャパンカップにも参戦が決定しているNIPPOヴィーニファンティーニ。イタリアを拠点とする第4のプロコンチネンタルチームのスポーティングディレクターに就任することが決まったのが、2000年のジロ・デ・イタリアを制したステファノ・ガルゼッリ(イタリア)である。

ガルゼッリは2013年のジロ・デ・イタリアで現役を引退したあと、2014シーズンはキャリアの最後を過ごしたイエローフルオ(元のヴィーニファンティーニ)のスポーティングディレクターに。2015年は、ここまでジロ・デ・イタリアの中継でお馴染みのRai(イタリア放送協会)でコメンテーターを務めていた。

「若く、そしてイタリア自転車界の期待でもあるチームと共に働くことができる絶好の機会であり、私が愛して止まない仕事であるスポーティングディレクターを再び務めることができ、とても幸せ。また、テレビのコメンテーターとしてではなく、スポーティングディレクターとしてステファノ・ジュリアーニとマリオ・マンゾーニの両氏と共に働けることについても嬉しく感じている。そして、重要な過程にあるチームと共にスタートを切ることは、僕にとってとても刺激的だ。」と42歳のガルゼッリはチームの公式サイトでコメントしている。

また、チームは5月のジロ・デ・イタリアで共に骨折し戦線を離脱していたダミアーノ・クネゴ(イタリア)とダニエーレ・コッリ(イタリア)の復帰を発表。クネゴは8月4日からのブエルタ・ア・ブルゴスで、コッリは8月18日からのツール・ド・リムザンでカムバックを果たす予定だ。

text:Yuya.Yamamoto

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