レリック　新開発生地と空気抵抗を低減した新カッティング採用のハイエンドジャージ群

「スタイリングと機能性との両立」をコンセプトとする日本発のサイクルアパレルブランド、レリック。その2015春夏ラインアップより「Mundus」「Serenus」「Fulmen」という3モデルの半袖ジャージをピックアップ。いずれも最先端素材と人間工学を駆使することで、暑さ厳しいこれからの季節でも快適に過ごせる1着となっている。

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レリック Fulmen（WHITE） (c)イノセントデザインワークス
2015春夏ラインアップのハイエンド半袖ジャージとして登場した「Mundus」「Serenus」「Fulmen」の3モデル。それぞれの違いはグラフィックのみで、使用する素材やカッティングなど機能面はいずれも共通。今シーズンは素材、カッティング、細部の仕上げと全体的に見直しを図り、ライダーの動きを妨げることなくサポートし、常に快適な環境を提供する「第二の肌」としての機能を更に向上させている。

手持ちのヘルメットやシューズとコーディネートしやすいレリックの2015SSハイエンド半袖ジャージ (c)イノセントデザインワークス繊維会社というバックグラウンドをもつレリックだけあり、素材には「3WAY BF MESH」と「TOUCH IT」という厳選した2種類を新たに採用する。独自開発の「3WAY BF MESH」は縦横のみならず斜め方向にも高い伸縮性を持つというレリックの自信作。しなやかな肌触りと合わせて快適性高い着心地を実現した。また表面にはバタフライ形状の孔を設けることで通気性及び吸汗速乾性を向上させている。

サイクルウェアの本場であり、生地の開発も盛んに行われているイタリアで生み出された「TOUCH IT」はマイクロポリエステルを素材とする2WAYストレッチ生地。薄くて丈夫ながらも伸縮性に優れ、3WAY BF MESHと適材適所で組み合わせることによって、ハイスピードでのダンシングなど激しい動きにも対応する高い追従性を実現した。

カッティングには、乗車中のフォームに焦点を合わせたレリック独自開発の立体裁断の進化版「APS-II（アンティべーション･ポジション･システム）」を採用する。着用するだけで腕が前方へと流れ、上体は背中側に軽く丸まり、理想的なライディングフォームへと導いてくれる従来の「APS」をアップデート。腕と背中を一枚のパネルでカバーすることで脇部分や腕口のシームの段差による空気抵抗の低減に成功している。

腕にはドット状のシリコンプリントを施しズリ上がりを防止。袖口は従来通りカットオフ仕上げとされている (c)イノセントデザインワークス腕と背中を一枚のパネルでカバーすることで空気抵抗を低減している (c)イノセントデザインワークス

バタフライ形状の孔を設けることで通気性及び吸汗速乾性を向上させた3WAY BF MESHを採用する (c)イノセントデザインワークス裾の背中側にもドット状のシリコンプリントを施している (c)イノセントデザインワークス


カッティングと同じく新技術という点では、ズリ上がりを抑える袖口及び裾のシリコングリッパーもトピックとなる改良点だ。通常シリコンと言えば線状が一般的だが、レリックではプリントにドット状としている。これにより生地自体による圧迫を抑えつつホールド力を高めることに成功している。また、シリコン素材自体にもこだわられており、かぶれる心配が少ないという。

もちろん、レリックお馴染みのテクノロジーも引き続き採用されている。襟、袖口、裾は縫い目を廃したカットオフ仕様とし、新生地や新技術と合わせて高いフィット感を実現。また、襟は高さを抑えることで空気抵抗を低減。ジッパーはRロゴをあしらったタブ付き。バックポケットは3つにパーテーションされている他、右側のポケットには貴重品の持ち運びに便利なジッパー付きポケットが設けられている。サイズはS、M、L、XLという4種類の展開だ。

レリック Mundus（WHITE、BLACK） (c)イノセントデザインワークス
シンプルデザインが特徴的な「Mundus（ムンドゥス）」はBLACKとWHITEの2色展開。それぞれ表面、裏面、左袖には共に自転車競技が盛んな国のトリコロールがあしらわれており、BLACKは青白赤のフランス仕様、WHITEは緑白赤のイタリアン仕様となっている。所有するバイクブランドの国と合わせて見るのもよいだろう。

レリック Serenus（PINK、RED、YELLOW） (c)イノセントデザインワークス
ヴィヴィッドカラーが映えるレーシーなグラフィックの「Serenus（セレナス）」はYELLOW、RED、PINKという3色展開。rericロゴも他モデルと比較してミニマムなため、シンプルデザインのショーツなどのカラーやブランドを選びにくい着回しの利く1着に仕上がっている。

レリック Fulmen（WHITE、BLUE、YELLOW） (c)イノセントデザインワークス
上記の2モデルとは対照的に、稲妻の様なアグレッシブなグラフィックを全体にあしらい、胸には大きなrericロゴを、左肩には3次元的なレリックのRロゴを配した「Fulmen（フルメン）」。Yellow、Blue、Whiteといういずれも黒基調の3カラーがラインアップされる。

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