スペシャライズドのオールラウンドロード「S-Works Tarmac」に、アルベルト・コンタドールが今シーズン序盤より使用する「AC15」カラーが登場。3大グランツールを制した証であるイエロー・ピンク・レッドのストライプがあしらわれたスペシャルな1台が数量限定にて発売される。



アルベルト・コンタドールが実際に使用するスペシャライズド S-Works Tarmac AC15カラーアルベルト・コンタドールが実際に使用するスペシャライズド S-Works Tarmac AC15カラー (c)スペシャライズド・ジャパン
3大グランツールを制した証であるイエロー・ピンク・レッドのストライプがあしらわれている3大グランツールを制した証であるイエロー・ピンク・レッドのストライプがあしらわれている (c)スペシャライズド・ジャパンスペシャライズド S-Works Tarmac Frameset AC15スペシャライズド S-Works Tarmac Frameset AC15 (c)スペシャライズド・ジャパン今回「AC15」カラーが登場したのは、スペシャライズドが誇るオールラウンドモデルであり、レーシングバイクの基本である重量剛性バランスや運動性能を追求し、昨年生まれ変わった「S-Works Tarmac」。モデルチェンジからわずか1年ながらツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ、世界選手権を筆頭に数多くのビッグレースで勝利に貢献してきたバイクだ。

その特徴は技術面で協力関係にある英国マクラーレン社の製品開発手法をヒントに、サイズごとにーから設計する「Rider-First Engineered」というコンセプトを取り入れたこと。これによって「サイズごとに乗り味が大きく異なる」というスポーツサイクルにおける永遠ともいえる課題の解決を試み、7種類展開される全てのサイズで最適な乗り味を実現している(詳細はアメリカでのローンチを取材した特集記事から)。

「AC15」カラーはアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)がシーズン序盤から実際にレースで使用するバイクと同じカラーを採用。ホワイトとブラックをベースとしたシンプルな色合いながら、アクセントとしてマイヨジョーヌのイエロー、マリアローザのピンク、マイヨロホのレッドをあしらい、コンタドールがこれまでに制してきたグランツールを表現したことが特徴だ。また、ヘッドチューブにはコンタドールのニックネームであり、優勝時のお馴染みの決めポーズである「El Pistolero(ガンマンの意)のモチーフ」を配している。

販売はフレームセットにて行われる。サイズは49、52、54、56の4種類をラインアップ。軽さと快適性を兼ね備えるS-Works FACT carbonシートポストやセラミックスピード社製のBBベアリング、ヘッドパーツ、シート小物が付属する。数量限定のため、気になる方は早めにチェックしたほうが良さそうだ。

AC15カラーのS-Works Tarmacにまたがるアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)AC15カラーのS-Works Tarmacにまたがるアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) photo:CorVos


スペシャライズド S-Works Tarmac Frameset AC15
サイズ:49、52、54、56
付属品:シートポスト、ヘッドパーツ、BBベアリング、シート小物
価 格:450,000円(税込)