UCIワールドツアー開幕戦ツアー・ダウンアンダーを皮切りに始動した2015年シーズン。ここで17ある2015年度のUCIワールドチームの概要をチェックしておこう。17チーム・471名の選手たちの平均年齢は28歳3ヶ月だ。



UCIワールドツアー開幕戦ツアー・ダウンアンダーUCIワールドツアー開幕戦ツアー・ダウンアンダー photo:Kei Tsuji


UCIワールドチームの中で最も若いキャノンデール・ガーミンUCIワールドチームの中で最も若いキャノンデール・ガーミン photo:Cannondale Garmin1月26日の時点でUCI(国際自転車競技連合)のウェブサイトに掲載されているUCIワールドチーム(UCIワールドツアーライセンス保有チーム)所属選手は471名。最も多くの選手を抱えているのがアスタナで、UCIルールの上限である30名が所属。逆に最少はロットNLユンボの24名だ。

UCIワールドチームに限定した場合の最年長は40歳8ヶ月(1974年5月14日生)のマッテーオ・トザット(イタリア、ティンコフ・サクソ)で、最年少は20歳3ヶ月(1994年10月19日生)のマテイ・モホリッチ(スロベニア、キャノンデール・ガーミン)。全チーム471名の平均年齢は28歳3ヶ月(1986年10月3日生)。2014年は28歳1ヶ月(1985年12月17日生)だった。

なお、所属選手の平均年齢が最も若いのはキャノンデール・ガーミン:26歳7ヶ月(1988年7月26日生)で、最も高いティンコフ・サクソ:29歳7ヶ月(1985年5月31日生)とは3歳の開きがある。

国別で見ると、ユーロップカーの降格などで人数を減らしながらもフランスが56名で最多。僅差でイタリアとベルギーが続いている。アジアの中では中国が2名、台湾が1名。日本は別府史之(トレックファクトリーレーシング)の1名のみだ。

UCIワールドチーム所属選手数(カッコ内は2014年)
フランス    56名(77)
イタリア    54名(64)
ベルギー    51名(47)
オランダ    40名(41)
スペイン    35名(33)
オーストラリア 26名(29)
アメリカ    20名(22)
スイス     19名(9)
ドイツ     18名(23)
ロシア     18名(21)
コロンビア   15名(12)
イギリス    13名(16)
デンマーク   10名(11)
カザフスタン  9名(10)
ポルトガル   8名(6)
オーストリア  7名(6)
ポーランド   7名(7)
スロベニア   7名(8)
ノルウェー   6名(6)
ニュージーランド 6名(6)
ルクセンブルク 5名(5)
スロバキア   5名(5)
チェコ     4名(3)
カナダ     4名(6)
アイルランド  3名(3)
ベラルーシ   3名(4)
スウェーデン  2名(3)
リトアニア   2名(3)
ラトビア    2名(1)
クロアチア   2名(2)
エストニア   2名(1)
ウクライナ   2名(2)
中国      2名(1)
ブラジル    1名(1)
フィンランド  1名(1)
エチオピア   1名(0)
南アフリカ   1名(2)
アルゼンチン  1名(1)
コスタリカ   1名(1)
日本      1名(2)
台湾      1名(0)
マレーシア   0名(1)
エリトリア   0名(1)