日本自転車競技連盟(JCF)がマウンテンバイクの新しい公認レースのシリーズ戦「Coupe du Japon MTB」(クップ ドュ ジャポン)の概要を発表した。事実上、今までのジャパンシリーズに取って代わるものになりそうだ。



写真はJシリーズ2014富士見XCOより写真はJシリーズ2014富士見XCOより photo:Makoto.AYANO1月6日、JCFが公式サイトにおいて「Coupe du Japon MTB」(クップ ドュ ジャポン)の大会概要を公開した。

PDFファイルによる発表資料によれば、新シリーズ戦「Coupe du Japon MTB)」は、国際自転車競技連合(UCI)規則にのっとって年齢別の競技者カテゴリを基準として開催される大会であり、国内年間ランキングの対象となるシリーズ戦となり、今後の国内トップクラスのJCF公認レースシリーズとなる。つまり今まで「Jシリーズ」として開催されていたシリーズ戦に代わるものと言えそうだ。

「Coupe du Japon MTB」の略称は「CJ」。大会種別では、まずUCI公認国内開催大会が「CJ-U」となり、エリートについてはUCI個人ランキング等の対象となる。
そして全国レベル公認大会(今までのJシリーズJ1大会)が「CJ-1」、地区レベル公認大会(J2大会)が「CJ-2」となる。つまり「CJシリーズ」と呼べそうだ。

同時に公開された2015JCF公認マウンテンバイク競技大会カレンダー(暫定)では、2015年度は3大会(DHI 1大会、XCO 3大会)の開催が予定されている。

このCoupe du Japon MTBシリーズ大会が発足した経緯について、JCFの業務部担当者は取材に対してこう応える。
「従来実施されていたJシリーズはカテゴリー分け等を含めて国際基準にのっとっていない状態でした。リオや東京五輪を前にして、今後、国内での国際大会あるいは国際基準の大会を開催することや、選手の育成を睨んで大会を実施する必要性が高まっています。そのためには新しい枠組みの大会が必要であり、このような形で大会を実施することを発表しました」。

ただし発表資料には注意書きとして「※従来のジャパンシリーズは、別途開催の予定ですので、今後の発表をお待ちください。」との一文がある。日本マウンテンバイク協会(JMA)が開催してきたJシリーズに取って代わるものという認識で良いのだろうか?

「JMAにはJMAの立場が有り、今回はJCFの立場でこういうシリーズ戦が必要だろうということでCoupe du Japon MTBをたちあげました。現時点では『Jシリーズにとって変わるもの』というまでの発表はしておらず、JMAとJCFが協議して決めた大会というわけではありません。今後JMAがこのシリーズに絡んでくるのか、あるいは無関係でいるのかも現時点ではわかりません。ただしこのシリーズ戦の立ち上げに関してはJMAの鷲田紀夫会長をメンバーに含むマウンテンバイク小委員会で決まった動きです。今後の展開については発表をお待ちください」とのコメント。

Coupe du Japon MTBは、原則的にJCF登録者対象の競技大会となり、ホビーレベルの未登録者の出場資格に関しては臨時登録を含めたJCFの競技者登録が必要となる。


text:Makoto.AYANO
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