2014/11/16(日) - 09:41
自転車競技のメッカであるベルギー・フランドル地方に居を構えるバイクブランド、リドレー。今年4月にデビューを果たしたアルミ製エントリーロード「FENIX AL」には新色が追加され、レディースモデル「LIZ」にはアルミモデルが登場している。
リドレー FENIX AL
リドレー FENIX AL（Retoro14m） (c)ジェイピースポーツグループ
クラシカルな胴抜きデザイン。両端にはベルギー国旗をあしらった 
リドレーのアイデンティティであるエッジチュービングを採用する
UCIプロチームのロット・ベリソルがパリ～ルーベなどのクラシックレースで使用するミドルグレードのレーシングバイク「FENIX」のアルミモデルが「FENIX AL」。フレームデザインの多くを原型となったカーボンモデルより受け継ぐエントリーグレードのバイクだ。素材には強度に優れる7005アルミ合金を採用し、肉厚を3段階で変化させるトリプルバテッド加工を施している。
その最たる特徴がリドレーのアイデンティティとも言える「エッジチュービング」だ。同社が持つハイドロフォーミング技術を駆使して、トップチューブとダウンチューブをカーボンの如く角断面に成型し、溶接部分の面積を増大することでねじれ剛性を向上。加えて、リドレーが他ブランドに先駆けて採用した下側1-1/2インチの上下異径ヘッドチューブによってコーナリング及びブレーキング性能を高めた。
リドレー FENIX AL（FLAN15） (c)ジェイピースポーツグループ
一方で、ベルギーのパヴェにも対応する快適性を兼ね備えるFENIX AL。シートステーには扁平加工を施すことで優れた振動吸収性を実現している。フロントフォークは一見ストレートながらも、クラウン付近でベンドさせることで、コーナリング性能やブレーキング性能、振動吸収性を兼ね備えることに成功。重量は1,230gとアルミフレームとしては軽量に仕上がっている。
販売パッケージは完成車のみ。メインコンポーネントにはリア11速のシマノ105、ホイールにはシマノのエントリーモデルWH-RS010をアッセンブル。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはリドレーがプロデュースするパーツブランドの4ZAで統一。ハンドルとステムはフレームサイズごとにそれぞれ幅と長さが変更されている。また、新カラーでは快適性を重視してタイヤの幅が23cから25cへと変更されていることもトピックス。サイズはXXS、XS、S、Mの4種類が揃う。完成車重量は9.35kgだ。
シートチューブに配されたフランドル地方旗 
トップチューブには石畳のイラストが描かれる
Tested on Paveのステッカーは石畳で走行性能を検証した証 
フォークブレードの先端にもライオンが描かれている
先のサイクルモードで発表された新カラーは2種類。1つはロット（ベルギー宝くじ公社）が自転車チームのサポート開始30周年を記念するデザインで、ツール・ド・フランスよりロット・ベリソルが使用するバイクにも採用されている「Retoro14m」。もう1つはリドレーが本拠を構えるベルギー・フランダース地方のシンボルであるライオンをモチーフとしたブラックベースの「FLAN15」だ。共に、塗装業を母体とするリドレーだけあり、一般的なエントリーグレードのバイクとは異なる凝った仕上がりとなっている。
リドレー FENIX AL
フレーム素材 : トリプルバテッド7005アルミ
フォーク：カーボン
メインコンポーネント：シマノ5800系105
ホイール：シマノ WH-RS010
タイヤ：コンチネンタル Grandsport Race（700 x 25c）
ハンドル/ステム/シートポスト/サドル：4ZA
サイズ : XXS、XS、S、M
重 量：9.35kg
カラー：FLAN15、Retoro14m
価 格 :185,000円（税抜）
リドレー LIZ AL
リドレー LIZ AL（ITA09） (c)ジェイピースポーツグループ
「LIZ AL」はスモールジオメトリーを採用するカーボン製のレディースレーシングモデル「LIZ」のデザインを踏襲するアルミ製エントリーモデル。素材には強度に優れるA7005-T6合金を採用し、リドレーが得意とするハイドロフォーミング成型によって上位モデル同様のルックスと性能を兼ね備えた1台だ。
女性モデルであっても高い走行性能を実現するため、ダウンチューブには「エッジチュービング」を採用し、高いねじれ剛性を実現。加えてヘッドチューブは下側1-1/2インチの上下異径として、コーナリングやブレーキング時の安定性を高めている。
リドレー LIZ AL（1309A） (c)ジェイピースポーツグループ
素材には7005アルミ合金を採用する 
ゆるやかに湾曲したトップチューブによって快適性を高めている
一方、通常モデルよりも快適性を重視して丸断面のトップチューブをゆるやかにベンドさせ、シートステーを扁平とすることで振動吸収性を高めている。フォークはカーボン製。トラブルを可能な限り抑えるため、ワイヤーは内蔵式、BBはネジきり式としている。
販売パッケージは完成車のみ。メインコンポーネントにはリア11速のシマノ105、ホイールにはシマノのエントリーモデルWH-RS010をアッセンブル。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはリドレーがプロデュースするパーツブランドの4ZAで統一。フレームサイズはXXSのみで、ステム長70ｍｍ、クランク長165ｍｍ、ハンドル幅380ｍｍと女性ライダーに最適なパーツアッセンブルとなっている。完成車重量は9.18kg。カラーは女性に大人気なイタリアンチャンピオンレプリカカラーITA09と、2年前に大人気だったLIZカーボンの2012年モデルで好評を博した白地にブルーのストライプが入った1309Aの2種類がラインナップされる。
リドレー LIZ AL
フレーム素材 : トリプルバテッド7005アルミ
フォーク：カーボン
メインコンポーネント：シマノ5800系105
ホイール：シマノ WH-RS010
タイヤ：コンチネンタル Grandsport Race（700 x 25c）
ハンドル/ステム/シートポスト/サドル：4ZA
サイズ : XXS
重 量：9.18kg
カラー：ITA09、1309A
価 格 :185,000円（税抜）
リドレー FENIX AL
リドレー FENIX AL（Retoro14m） (c)ジェイピースポーツグループクラシカルな胴抜きデザイン。両端にはベルギー国旗をあしらった リドレーのアイデンティティであるエッジチュービングを採用する UCIプロチームのロット・ベリソルがパリ～ルーベなどのクラシックレースで使用するミドルグレードのレーシングバイク「FENIX」のアルミモデルが「FENIX AL」。フレームデザインの多くを原型となったカーボンモデルより受け継ぐエントリーグレードのバイクだ。素材には強度に優れる7005アルミ合金を採用し、肉厚を3段階で変化させるトリプルバテッド加工を施している。
その最たる特徴がリドレーのアイデンティティとも言える「エッジチュービング」だ。同社が持つハイドロフォーミング技術を駆使して、トップチューブとダウンチューブをカーボンの如く角断面に成型し、溶接部分の面積を増大することでねじれ剛性を向上。加えて、リドレーが他ブランドに先駆けて採用した下側1-1/2インチの上下異径ヘッドチューブによってコーナリング及びブレーキング性能を高めた。
リドレー FENIX AL（FLAN15） (c)ジェイピースポーツグループ一方で、ベルギーのパヴェにも対応する快適性を兼ね備えるFENIX AL。シートステーには扁平加工を施すことで優れた振動吸収性を実現している。フロントフォークは一見ストレートながらも、クラウン付近でベンドさせることで、コーナリング性能やブレーキング性能、振動吸収性を兼ね備えることに成功。重量は1,230gとアルミフレームとしては軽量に仕上がっている。
販売パッケージは完成車のみ。メインコンポーネントにはリア11速のシマノ105、ホイールにはシマノのエントリーモデルWH-RS010をアッセンブル。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはリドレーがプロデュースするパーツブランドの4ZAで統一。ハンドルとステムはフレームサイズごとにそれぞれ幅と長さが変更されている。また、新カラーでは快適性を重視してタイヤの幅が23cから25cへと変更されていることもトピックス。サイズはXXS、XS、S、Mの4種類が揃う。完成車重量は9.35kgだ。
シートチューブに配されたフランドル地方旗 トップチューブには石畳のイラストが描かれる Tested on Paveのステッカーは石畳で走行性能を検証した証 フォークブレードの先端にもライオンが描かれている 先のサイクルモードで発表された新カラーは2種類。1つはロット（ベルギー宝くじ公社）が自転車チームのサポート開始30周年を記念するデザインで、ツール・ド・フランスよりロット・ベリソルが使用するバイクにも採用されている「Retoro14m」。もう1つはリドレーが本拠を構えるベルギー・フランダース地方のシンボルであるライオンをモチーフとしたブラックベースの「FLAN15」だ。共に、塗装業を母体とするリドレーだけあり、一般的なエントリーグレードのバイクとは異なる凝った仕上がりとなっている。
リドレー FENIX AL
フレーム素材 : トリプルバテッド7005アルミ
フォーク：カーボン
メインコンポーネント：シマノ5800系105
ホイール：シマノ WH-RS010
タイヤ：コンチネンタル Grandsport Race（700 x 25c）
ハンドル/ステム/シートポスト/サドル：4ZA
サイズ : XXS、XS、S、M
重 量：9.35kg
カラー：FLAN15、Retoro14m
価 格 :185,000円（税抜）
リドレー LIZ AL
リドレー LIZ AL（ITA09） (c)ジェイピースポーツグループ「LIZ AL」はスモールジオメトリーを採用するカーボン製のレディースレーシングモデル「LIZ」のデザインを踏襲するアルミ製エントリーモデル。素材には強度に優れるA7005-T6合金を採用し、リドレーが得意とするハイドロフォーミング成型によって上位モデル同様のルックスと性能を兼ね備えた1台だ。
女性モデルであっても高い走行性能を実現するため、ダウンチューブには「エッジチュービング」を採用し、高いねじれ剛性を実現。加えてヘッドチューブは下側1-1/2インチの上下異径として、コーナリングやブレーキング時の安定性を高めている。
リドレー LIZ AL（1309A） (c)ジェイピースポーツグループ素材には7005アルミ合金を採用する ゆるやかに湾曲したトップチューブによって快適性を高めている 一方、通常モデルよりも快適性を重視して丸断面のトップチューブをゆるやかにベンドさせ、シートステーを扁平とすることで振動吸収性を高めている。フォークはカーボン製。トラブルを可能な限り抑えるため、ワイヤーは内蔵式、BBはネジきり式としている。
販売パッケージは完成車のみ。メインコンポーネントにはリア11速のシマノ105、ホイールにはシマノのエントリーモデルWH-RS010をアッセンブル。ハンドル、ステム、シートポスト、サドルはリドレーがプロデュースするパーツブランドの4ZAで統一。フレームサイズはXXSのみで、ステム長70ｍｍ、クランク長165ｍｍ、ハンドル幅380ｍｍと女性ライダーに最適なパーツアッセンブルとなっている。完成車重量は9.18kg。カラーは女性に大人気なイタリアンチャンピオンレプリカカラーITA09と、2年前に大人気だったLIZカーボンの2012年モデルで好評を博した白地にブルーのストライプが入った1309Aの2種類がラインナップされる。
リドレー LIZ AL
フレーム素材 : トリプルバテッド7005アルミ
フォーク：カーボン
メインコンポーネント：シマノ5800系105
ホイール：シマノ WH-RS010
タイヤ：コンチネンタル Grandsport Race（700 x 25c）
ハンドル/ステム/シートポスト/サドル：4ZA
サイズ : XXS
重 量：9.18kg
カラー：ITA09、1309A
価 格 :185,000円（税抜）
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