開催中のサイクルモードと併せて企画されたナイターレース「STAR LIGHT MAKUHARI 」。夜の公園を舞台にしたナイターレースは多くの観客を呼び、ホットなショーになった。



C1スタート。ライトの明かりが幕張新都心の公園を駆け抜けるC1スタート。ライトの明かりが幕張新都心の公園を駆け抜ける photo:Kei Tsuji

11月8日にスタートしたSTAR LIGHT MAKUHARI 初日。初日土曜日は朝9時からのC3からスタートし、C2、マスターズと各カテゴリーのシクロクロスレースが続く。そしてサイクルモードの閉場時間が迫る夕暮れ時から徐々にハイライトへと移っていく。

C2スタートC2スタート photo:Kei TsujiC2 先頭でシケインをクリアする山田将輝(PAXPROJECT)C2 先頭でシケインをクリアする山田将輝(PAXPROJECT) photo:Kei Tsuji

C2 独走を開始した竹内遼(WESTBERG/ProRide)C2 独走を開始した竹内遼(WESTBERG/ProRide) photo:Kei TsujiCL1 今井を引き離す坂口聖香(パナソニックレディース)CL1 今井を引き離す坂口聖香(パナソニックレディース) photo:Kei Tsuji


女子のL1がゴールする頃には日がとっぷりと暮れた。そして会場のあちこちに設置されたライトが点灯された。幕張副都心の公園でのナイターレースという、ファンや観戦者たちの興味を大いにそそる企画の核心部へと入っていく。

MTBエリミネーター 平野星矢(ブリヂストンアンカー)や小笠原崇裕(The BIKE JOURNAL)MTBエリミネーター 平野星矢(ブリヂストンアンカー)や小笠原崇裕(The BIKE JOURNAL) photo:Kei Tsujiマリンスタジアム、そして副都心のビルの明かりを遠景に、まずはユニークなスポンサーレースがスタートする。これは輪会関係者にまずはシクロクロスを体験してもらうことを目的としたレースで、仮装やファットバイクで出走する人もいてユニーク。スポークにはイルミネーションが取り付けられ、ナイトレースのオードブルとして面白い演出だった。

クロスカントリーエリミネーター 優勝の小野寺健(ミヤタ・メリダマウンテンバイクチーム)には賞金8万円が贈られたクロスカントリーエリミネーター 優勝の小野寺健(ミヤタ・メリダマウンテンバイクチーム)には賞金8万円が贈られた photo:Makoto.AYANOそしてXCE、クロスカントリーエリミネーターがスタートする。このXCEは簡単に言って「平地で行う4Xのような競技」で、瞬発力、持久力、テクニック、戦略が求められる。44人がエントリー。

5人ひと組でスタートするヒート制のレースで、毎ヒート上位3人が勝ち上がっていく。決勝に進む選手は8回走らなくてはいけない。
優勝者に8万円が用意されたこのレースを制したのは小野寺健(ミヤタ・メリダマウンテンバイクチーム)。小笠原崇裕 (THE BIKE JOURNAL)とのスプリントを制した。3位には門田基志(ジャイアント)。

そしてメインレースとも言えるシクロクロスのカテゴリー1は19時半を回ってのスタート。57人の豪華な招待選手たちを集め、多くの観客たちが見守るなかスタートした。

ホールショットをとったのは小橋勇利 (JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)。そしてジャパンカップCX覇者小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、今季連戦連勝を重ねる山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)、2013茨城シクロクロス覇者重田兼吾(Team CUORE 順天堂大学)らが続く。この4人がパックとなって周回を重ねる。

ライトの照らす明かりを頼りにロケットスタートを決め走り出していく選手たちライトの照らす明かりを頼りにロケットスタートを決め走り出していく選手たち photo:Makoto.AYANO

強烈なドロップオフと登り返しの難所「二曲坂」や、勢いをつけてようやくクリアできる短い急坂、逆キャンバーの連続したコブ、ハンドル操作と体重移動をフル動員してこなす連続タイトコーナーなどが設定されたコースはエキサイティング。そこにナイトレースならではの光の演出が加わり、観客たちの興奮も最高潮に。弱虫ペダルのブームのため、会場には女性の観客も多く詰めかけて観戦。今までにない雰囲気の1時間になった。

山本、小坂、小橋、重田の4人のパックは残り5周まで崩れずハイペースを刻んだが、二曲坂の激下りで小坂が痛恨のコースミス。ストップを強いられ、3人から大きく遅れてしまう。山本、小橋、重田の3人は、最終盤に重田が離され、山本と小橋の一騎打ちに。ライトを装備していた小橋に対して、ライト無しで臨んだ山本。最終週まで勝負が持ち越された。

小坂光、山本和弘、小橋勇利の3人のパック小坂光、山本和弘、小橋勇利の3人のパック photo:Makoto.AYANO華麗なダウンヒルテクニックで急坂をこなす山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)華麗なダウンヒルテクニックで急坂をこなす山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム) photo:Makoto.AYANO

山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)の勝利を祝う弱虫ペダル作者渡辺航先生山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)の勝利を祝う弱虫ペダル作者渡辺航先生 photo:Makoto.AYANOカテゴリー1表彰 優勝 山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)、2位 小橋勇利 (JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX) 3位 重田兼吾(Team CUORE 順天堂大学)カテゴリー1表彰 優勝 山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)、2位 小橋勇利 (JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX) 3位 重田兼吾(Team CUORE 順天堂大学) photo:Makoto.AYANO


「先頭に出れば暗いセクションで道の状態が見えず、ふたりで走ることを選択していた。最後に決められるところで一気に勝負に出た」と話す山本が小橋を離してゴールした。山本は今季茨城シクロクロス、東北シクロクロス第3・4戦での勝利に続いて4勝目を挙げた。

ナイターレースという斬新な企画のスターライト幕張。選手、観客の大興奮を見れば間違いなく大成功だったと言えそうだ。


クロスカントリーエリミネーター
優勝 小野寺健(ミヤタ・メリダマウンテンバイクチーム)
2位 小笠原崇裕 (THE BIKE JOURNAL)
3位 門田基志(ジャイアント)

シクロクロス カテゴリー1
優勝 山本和弘(弱虫ペダルシクロクロスチーム)
2位 小橋勇利 (JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)
3位 重田兼吾(Team CUORE 順天堂大学)
4位小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)

text:Makoto.AYANO
photo:Kei.TSUJI,Makoto.AYANO

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