1985年にジム・ジェンティスによって開発されたGiroヘルメットは、現在世界中で活躍するトップレーサーの多くが愛用するトップブランドの代名詞まで成長した。そしてツール・ド・フランス2009で使われた新型ヘルメットがプロライトの名を冠していよいよ市販化される。

ジロ・プロライト レッドが際立つレッド&ブラックジロ・プロライト レッドが際立つレッド&ブラック (c)ピーアールインターナショナル
GIROのヘルメットが多くの人に支持を受ける理由は、科学的根拠によるヘルメット形状の調整などのフィット感の追求に加え、高い耐久性、優れたベンチレーション、そして革新的ともいえるデザインにある。そのトータルなクオリティーは世界中の若者から年配層、プロレベルの人から初心者まで幅広く人気を獲得している。近代の軽量ヘルメットの礎を築いたGIROは、いつの時代もサイクリングヘルメットのトレンドリーダー的な存在だ。

ジロ・プロライト シンプルなホワイト&シルバージロ・プロライト シンプルなホワイト&シルバー (c)ピーアールインターナショナルジロ・プロライト シックなカラーのブラック&カーボンジロ・プロライト シックなカラーのブラック&カーボン (c)ピーアールインターナショナル

ジロ・プロライト 鮮やかなブルー&ブラックジロ・プロライト 鮮やかなブルー&ブラック (c)ピーアールインターナショナル

そのジロ社が、約2年という長い開発期間を経て製作したのが、2010年モデルとして発売される予定の“PRO LIGHT(プロライト)”だ。

このプロライトは、先日開催された「ツール・ド・フランス2009」の第7~9ステージ(山岳ステージ)において、アスタナ所属のランス・アームストロングやリーヴァイ・ライプハイマーといったトップ選手らがテストを行い、かなりの好感触であったと伝えられている。






― トッププロロードレーサーを魅了する機能 ―



ROC LOC SL


ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)が山岳ステージでかぶったたのもプロライトだブラドレー・ウィギンズ(イギリス、ガーミン)が山岳ステージでかぶったたのもプロライトだ photo:Makoto Ayanoこの新機構「ROC LOC SL」は、頭部を3次元方向にホールドするシンプル且つ超軽量なものだ。また、セルフアジャスト機能によって脱着も簡単に行える。

ストラップの軽量化


帽体を頭部に固定するストラップの軽量化に成功。しなやかで通気性のあるソフトラバー素材を採用しているため、汗を含んでも重くならず最高のフィット感が得られる。

強度を保つEPSライナー


リブが内臓されたがESPライナーが、外骨格の役割を果たし衝撃を瞬時に吸収する。軽さと薄さに相反する強固な帽体を実現し、安全面でも充分な配慮がされている。

公称値では175gという異例の軽さを持っており、これまでにない快適性を実現してくれるだろう。




― ジロ・プロライト


カラー:ブルー&ブラック、ホワイト&シルバー、ブラック&カーボン、レッド&ブラック(全4色)
サイズ:S、M、L
ベンチレーション数:25個
アジャスター仕様:ROC LOC SL
価格:未定

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