10月25日(日)に開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに新城幸也の出場が決定した。ユーロップカーの一員として走った昨年と異なり、同じくツール出場経験のある別府史之と共にツール・ド・フランス ジャパンライダーの一員として走る。



さいたまクリテリウムを走る新城幸也(ユーロップカー)さいたまクリテリウムを走る新城幸也(ユーロップカー) photo:Kei Tsuji
新城幸也(ユーロップカー)と別府史之(トレックファクトリーレーシング)新城幸也(ユーロップカー)と別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kei Tsuji9月25日に開催された出場選手発表会では未定とされていた新城のさいたまクリテ出場。しかしながら、会見の中でASOプロジェクトマネジャーのティボー・クドゥリウ氏は「アラシロは今大会のアンバサダー的な立場であり、もちろん出場を要請し、現在交渉中である」と出場に含みを持たせていた。

そして今日、ASOの公式サイトにて昨年に続く新城幸也のさいたまクリテ出場が発表された。今年は所属するユーロップカーの一員としてではなく、新城と同様に世界最高峰のUCIワールドツアーチームに所属し、ツールへの出場経験もある別府史之(トレックファクトリーレーシング)とタッグを組み、「ツール・ド・フランス ジャパンライダー」として走る。

直近の世界選手権では体調不良によりリタイアを喫した新城だが、さいたまクリテ前週のジャパンカップへ向けて、虎視眈々と調子を上げてきているはず。さいたまクリテでも走りで大勢の観客を沸かせてくれるだろう。

また、チームスカイのメンバー変更も発表され、クリスティアン・クネース(ドイツ)に代わってイタリア期待の若手オールラウンダーのサルヴァトーレ・プッチォが来日することが決定している。

text:Yuya.Yamamoto