キャノンデールが、ティンコフ・サクソが、そしてドラパックとノボ ノルディスクが来日する。ジャパンカップ2014に出場する海外チームが全て出揃った。



キャノンデールとティンコフ・サクソが再びジャパンカップを走る。ペーター・サガン(スロバキア)らスター選手の来日はあり得るかキャノンデールとティンコフ・サクソが再びジャパンカップを走る。ペーター・サガン(スロバキア)らスター選手の来日はあり得るか photo:A.S.O.
国内レースでもお馴染みのドラパックプロサイクリング国内レースでもお馴染みのドラパックプロサイクリング photo:Hideaki TAKAGI10月17〜19日に開催されるジャパンカップ(UCI1.HC)に向け、出場チームやメンバーが固まってきた。先日の発表に引き続き、レースを運営するジャパンカップサイクルロードレース実行委員会は8月22日付けのプレスリリースにて、残る出場チームとクリテリウムスペシャルチームの参加選手を発表した。

ジャパンカップ初出場となるノボ ノルディスクジャパンカップ初出場となるノボ ノルディスク photo:Cor.Vos海外チームとしてはキャノンデール・プロサイクリングとティンコフ・サクソというUCIプロチームと、ドラパックプロサイクリング、ノボ ノルディスクというUCIプロコンチネンタルチームの来日が新たに決定。これによって海外招聘チームが全て出揃ったこととなる。

キャノンデールは3年連続マイヨヴェールを獲得したペーター・サガン(スロバキア)や、イヴァン・バッソ(イタリア)ら、ジャパンカップでもお馴染みのスター選手の来日に期待がかかる。ティンコフ・サクソは過去に2009年にクリスアンケル・セレンセン(デンマーク)、幻となったものの昨年のマイケル・ロジャース(オーストラリア)、2012年には当時在籍していたヤロスラフ・マリチャ(ポーランド)など優勝経験が多く、間違いなくレースの鍵を握るチームとなるはずだ。

また、ジャパンカップをはじめ、ツアー・オブ・ジャパンなど日本でもお馴染みのドラパックプロサイクリングも出場。加えて世界で初めて糖尿病患者のみで選手構成されたチームとして話題を呼ぶノボ ノルディスクが初参加する。共にプロコンチネンタルチームとしての積極的な走りに期待したいところだ。

今回の決定により、海外出場チームはガーミン・シャープ、ランプレ・メリダ、ユーロップカー、
チームスカイ、トレックファクトリーレーシング、キャノンデール、ティンコフ・サクソ、ドラパック、ノボ ノルディスクという9チームで正式決定。

国内コンチネンタルチームはUCI大陸チームランキング上位3チーム+ジャパンカップ実行委員会が指定するレースのJCFランキング基準を用いて集計し、各チームの総合ポイント上位2チームという5チームに加え、主催者招待枠チームがエントリーすることとなる。



ジャパンカップ2014出場決定チーム
ガーミン・シャープ(アメリカ)
ランプレ・メリダ(イタリア)
ユーロップカー(フランス)
チームスカイ(イギリス)
トレックファクトリーレーシング(アメリカ)
キャノンデールプロサイクリング(イタリア)
ティンコフ・サクソ(デンマーク)
ドラパックプロサイクリング(オーストラリア)
ノボ ノルディスク(アメリカ)

text:So.Isobe