新しいダウンヒルレースのシリーズ戦が誕生する。7月1日の第1戦から全6戦で争う ”DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM” は、まずは西日本を中心に展開する。ダウンヒラーたち待望のレースだ。

DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAMDOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM

シリーズの正式名称は「DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM」。
レース名の冠にもなっている通り、スラムの日本代理店であるダートフリークがメインスポンサーとなる。全体の企画はシクロワイアードのレース系レポートでもおなじみ、MTBメディアのSLmを主宰する中川裕之氏。制作は日本MTB界のレジェンド、yansこと柳原康弘氏が行う。

7月の1週目に山口県十種ヶ峰WOODPARKにおいて初戦が行われ、開催初年度の今年は西日本の6会場においての開催が予定されている。参加クラス分けとしてはエリートに限らず初心者の出場できるクラスも用意し、ダウンヒルレースの普及を狙う。また、来年以降は関東でのシリーズ戦、東西対決なども考えているという。

SL mediaは、実施目的として次のような説明をしている。

「本当に唐突なお知らせですが、構想はずいぶん前からありました。結果的に西日本のフィールドが集まりましたが、そこにこだわった訳ではありません。MTBの中でも”好き者”で成り立っているダウンヒルというジャンルですが、その楽しさにハマっている人達は全国にたくさんいます。まだ訪れた事のないフィールド、余程の事がないと行く機会の無い山。ちょっとしたきっかけで、また新しい楽しみが広がるかもしれません。個性溢れる6つの会場が、あなたの来場を待っています。そして、できればシリーズ戦による楽しさも味わってみて下さい」。

「ダウンヒルシリーズの会場は、その一つ一つが、すでにローカルレースを開催できるだけのパワーとライダーを持っています。それらの会場をシリーズ化する事により、転戦する楽しさ、未知の会場へ訪問する機会を増やし、シーンの活性化を狙います」。


プロジェクト概要
名称:DOWNHILL SERIES POWERD BY SRAM
種目:マウンテンバイク ダウンヒル
競技形式:個人タイムトライアル形式(年間シリーズポイント制)
主催:SL media
運営:DOWNHILL SERIES 実行委員会
協賛:ダートフリーク
会場:西日本 6 カ所

#1 7月5日−6日
会場:十種ヶ峰WOODPARK(山口県)

#2 8月16日−17日
会場:福井和泉 MTB PARK(福井県)

#3 9月13日−14日
会場:MIZUHO MTB PARK(島根県)

#4 11月1日−2日
会場:SRAM PARK(愛知県)

#5 11月22日−23日
会場:菖蒲谷森林公園・特設コース(兵庫県)

#6 12月13日−14日
会場:吉無田高原 DHコース(熊本県)

実施目標
参加人数:各会場 100 名×6 会場 合計 600 名
観戦集客:300 名×6 会場 合計 1800 名

現在公式サイトはティザーサイトとなっているが、今後徐々にその全貌が明らかになるはずだ。