2014/05/30(金) - 14:38
ユーロップカーを始め多くのプロチームが使用するイタリアの老舗サドルブランド、セライタリア。豊富なラインナップより定番モデルSLRシリーズのハイエンドモデル「SLR Kit Carbonio」と新登場のトライアスロン用モデル「IRON Flow」をピックアップする。
セライタリア SLR Kit Carbonio、SLR Kit Carbonio Flow
セライタリア SLR Kit Carbonio Flow（ブラック） (c)日直商会
フラットな座面で標準的な幅を持ち、数多くの日本人にフィットする定番軽量モデルのSLRシリーズ。そのハイエンドモデルに位置づけられ、新型のカーボケラミックレールを採用することで軽量化を図ったのが「SLR Kit Carbonio」だ。ノーマルタイプと穴あきモデル「Flow」タイプという2種類がラインナップされている。
ユーロップカーの選手の中でも高い使用率を誇る (c)www.selleitalia.comカーボケラミックレールは「Telefibre」と呼ばれる3D構造の編み方とすることで、従来モデルと同等の強度ながら6gの軽量化に成功している。同時にレール寸法は7x7mmに改められ、横から締め付けるタイプのクランプにも対応可能となった。クランプ部分にはセラミックコーティングを施し耐久性を向上。100kgまでの重量に耐えることが可能な設計だ。
セライタリア SLR Kit Carbonio（ホワイト） (c)日直商会セライタリアの新しいフィッティングシステム「idmatch」によると、SLR Kit CarbonioはS1クラスに位置している。S1は坐骨の幅が狭くサドルサイズがSであり、骨盤の傾斜角が少ない1クラスの人向きということを表している。
idmatchは身長・体重など基本的なデータを測定するステップ1から、大転子部（左右の大腿骨上部の大きな突起）の幅を図るステップ2、太もも周長を測りステップ2のデータと合わせることで坐骨の幅を割り出すステップ3、骨盤の傾きを測定するステップ4という4段階を経て、適切なサドルサイズを割り出す。
いずれのサドルもサイズは幅131mm×長さ275mm。サドル全体の重量はノーマルモデルで125g、穴あきのFlowで120gだ。ロードレースでの使用はもちろんオフロード系の競技でも使用できるという。カラーはいずれもブラックとホワイトという2色で、価格は32,000円（税抜、ノーマル）、32,900円（税抜、Flow）。
セライタリア SLR Kit Carbonio、SLR Kit Carbonio Flow
トップ素材：ロリカ
レール素材：カーボケラミックレール（7mm）
サイズ：幅131mm×長さ275mm
重量：125g（ノーマル）、120g（フロー）
idmatch：S1
カラー：ブラック、ホワイト
価格：32,000円（税抜、ノーマル）、32,900円（税抜、Flow）
セライタリア IRON Flow
セライタリア IRON Flow (c)日直商会
サドルには段差が設けられている (c)日直商会
セライタリア IRON Flow（裏面） (c)日直商会「IRON Flow」は2014モデルで新たに登場したトライアスロン専用サドル。ロードのTTとは異なるトライアスロン特有の「前乗り」ポジションに対応し、ノーズを極端に狭くした座面形状によって大腿とサドル本体の擦れを、中央に貫かれた溝によって不快な圧迫を低減している。また、溝の間にはネットを配することでウェアの水切りと乾燥という機能も兼ね備えた。
座面後方後方には、かつてTT用サドルとしてセライタリアからリリースされていたアピュイドセルを彷彿とさせる「リアスポイラー」を設け、お尻全体をサポートすることでペダリング効率を向上。そして、座面の後ろには空力パーツを設けることで、DHポジションにおけるエアロダイナミクスを高めている。
IRON Flowは幅135×長さ265mmのSサイズと、幅145×長さ265mmのLサイズという2種類がラインナップ。重量はSサイズで260g、Lサイズは270gだ。いずれもレールは7mm中空チタンでトップ素材はロリカ（カーボン）。価格は23,700円（税抜）。
セライタリア IRON Flow
トップ素材：ロリカ
レール素材：Ti316 中空（7mm）
サイズ：幅135mm×長さ265mm（S）、幅145mm×長さ265mm（L）
重量：260g（S）、270g（L）
カラー：ブラック
価格：23,700円（税抜）
セライタリア SLR Kit Carbonio、SLR Kit Carbonio Flow
セライタリア SLR Kit Carbonio Flow（ブラック） (c)日直商会フラットな座面で標準的な幅を持ち、数多くの日本人にフィットする定番軽量モデルのSLRシリーズ。そのハイエンドモデルに位置づけられ、新型のカーボケラミックレールを採用することで軽量化を図ったのが「SLR Kit Carbonio」だ。ノーマルタイプと穴あきモデル「Flow」タイプという2種類がラインナップされている。
ユーロップカーの選手の中でも高い使用率を誇る (c)www.selleitalia.comカーボケラミックレールは「Telefibre」と呼ばれる3D構造の編み方とすることで、従来モデルと同等の強度ながら6gの軽量化に成功している。同時にレール寸法は7x7mmに改められ、横から締め付けるタイプのクランプにも対応可能となった。クランプ部分にはセラミックコーティングを施し耐久性を向上。100kgまでの重量に耐えることが可能な設計だ。セライタリア SLR Kit Carbonio（ホワイト） (c)日直商会セライタリアの新しいフィッティングシステム「idmatch」によると、SLR Kit CarbonioはS1クラスに位置している。S1は坐骨の幅が狭くサドルサイズがSであり、骨盤の傾斜角が少ない1クラスの人向きということを表している。idmatchは身長・体重など基本的なデータを測定するステップ1から、大転子部（左右の大腿骨上部の大きな突起）の幅を図るステップ2、太もも周長を測りステップ2のデータと合わせることで坐骨の幅を割り出すステップ3、骨盤の傾きを測定するステップ4という4段階を経て、適切なサドルサイズを割り出す。
いずれのサドルもサイズは幅131mm×長さ275mm。サドル全体の重量はノーマルモデルで125g、穴あきのFlowで120gだ。ロードレースでの使用はもちろんオフロード系の競技でも使用できるという。カラーはいずれもブラックとホワイトという2色で、価格は32,000円（税抜、ノーマル）、32,900円（税抜、Flow）。
セライタリア SLR Kit Carbonio、SLR Kit Carbonio Flow
トップ素材：ロリカ
レール素材：カーボケラミックレール（7mm）
サイズ：幅131mm×長さ275mm
重量：125g（ノーマル）、120g（フロー）
idmatch：S1
カラー：ブラック、ホワイト
価格：32,000円（税抜、ノーマル）、32,900円（税抜、Flow）
セライタリア IRON Flow
セライタリア IRON Flow (c)日直商会サドルには段差が設けられている (c)日直商会セライタリア IRON Flow（裏面） (c)日直商会「IRON Flow」は2014モデルで新たに登場したトライアスロン専用サドル。ロードのTTとは異なるトライアスロン特有の「前乗り」ポジションに対応し、ノーズを極端に狭くした座面形状によって大腿とサドル本体の擦れを、中央に貫かれた溝によって不快な圧迫を低減している。また、溝の間にはネットを配することでウェアの水切りと乾燥という機能も兼ね備えた。座面後方後方には、かつてTT用サドルとしてセライタリアからリリースされていたアピュイドセルを彷彿とさせる「リアスポイラー」を設け、お尻全体をサポートすることでペダリング効率を向上。そして、座面の後ろには空力パーツを設けることで、DHポジションにおけるエアロダイナミクスを高めている。
IRON Flowは幅135×長さ265mmのSサイズと、幅145×長さ265mmのLサイズという2種類がラインナップ。重量はSサイズで260g、Lサイズは270gだ。いずれもレールは7mm中空チタンでトップ素材はロリカ（カーボン）。価格は23,700円（税抜）。
セライタリア IRON Flow
トップ素材：ロリカ
レール素材：Ti316 中空（7mm）
サイズ：幅135mm×長さ265mm（S）、幅145mm×長さ265mm（L）
重量：260g（S）、270g（L）
カラー：ブラック
価格：23,700円（税抜）
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