ロードレースやハワイ アイアンマンレースで優勝するなど、数多くの実績を積んできたKUOTA(クォータ)より、待望の新型ハイエンドTTバイク「KT05」が発表された。フレーム内蔵Di2バッテリーやトップチューブと一直線になったハンドルなど、最新トレンドを凝縮した一台だ。


クォータ KT05クォータ KT05 (c)インターマックス
シマノDi2のバッテリーを内蔵できるダウンチューブシマノDi2のバッテリーを内蔵できるダウンチューブ (c)インターマックストライアスロンやロードレースのTTなど数多くの経験から開発された新型ハイエンドTTフレーム「KT05」。アイアンマンを幾度も制した実績を持つ「クォータ カリバー」からテクノロジーを継承し、更なるエアロダイナミクス追求を図っている。

フロントブレーキに空力を追求したカウルが被せられたフロントブレーキに空力を追求したカウルが被せられた (c)インターマックスフレームはカーボンを得意とするクォータ独自のモノコック成形とされており、高いレベルでの空力性能を追求した造形に。ダウンチューブは超ワイドな扁平形状であり、見た目にも迫力が伝わってくる。

フロントブレーキはメンテナンスを容易とするために通常のキャリパーブレーキに対応しており、それをカウルで覆うという合理的な方法が採られている。リアブレーキ位置はBB下だ。またトップチューブと一直線になる専用のTTハンドルやシートピラーなど同時に開発され、フレームやハンドル周りのエアロダイナミクスがトータルコーディネイトされた。

コンパクトなリアバックは振動吸収性にも配慮しているコンパクトなリアバックは振動吸収性にも配慮している (c)インターマックスKT05はセラミックスピード社とのコラボレーション開発が行われており、ボトムブラケットやヘッドパーツには同社製品を使用し、ハンドリング性能の向上と回転抵抗の低減も追求。また、ダウンチューブ上部にはシマノのシートポスト内蔵型Di2バッテリーが組み込めるようになっている。

エアロダイナミクスと抵抗の軽減を追求したこのバイクは、千分の一秒でもタイムの短縮を狙うアスリートにおススメ。サイズは4サイズの展開、カラーはカーボン柄が映えるダークグレーの1色で、価格は523,800円(税抜)。取り扱いはインターマックス。


クォータ KT05 フレームセット
素材:カーボンモノコック
BB:BB386
重量:1,290g(フレーム単体)
カラー: ダークグレー
サイズ:XS(468)、S(501)、M(516)、L(541)
付属品:専用カーボンシートピラー、カーボンフォーク、カーボンTTハンドル、オリジナルHP
価格:523,800円(税抜)