昨年10月に開催された茨城CXの第2回大会が開催された。第2回めにしてすっかり関東に定着した感のある同大会。最高峰のカテゴリー1は合田正之が、女子L1は今井美穂がそれぞれ勝利した。



カテゴリー1のスタート。コースはドライで走りやすかったカテゴリー1のスタート。コースはドライで走りやすかった (c)Makoto.AYANO
ホールショットをとった山川 惇太郎(Team CHAINRING)が先頭に立つホールショットをとった山川 惇太郎(Team CHAINRING)が先頭に立つ (c)Makoto.AYANO茨城シクロクロスの会場は取手市の小貝川リバーサイドパーク。前週に関東圏に降った記録的な大雪の影響が残ることが心配されたが、なんと会場はその影響がほとんど受けない状態で大会当日を迎えた。

ジグザグに曲がりくねったコースは高度なコーナリングテクニックとバイクさばきが必要だジグザグに曲がりくねったコースは高度なコーナリングテクニックとバイクさばきが必要だ (c)Makoto.AYANO関東一帯の他県はまだそこらじゅうに雪景色が広がっているが、会場に到着してあたりを見回してもまったく残雪は見られない。「本当にこの地域だけが影響なかったんです。数日前はコース脇に水たまりがありましたが、それも消えました。本当に奇跡的な状況です」と、オルガナイザーの影山善明さんは話す。芝の広がる会場は泥とも無縁。非常に良いコンディションでプログラムは進んだ。

最高峰のC1クラスには35人がエントリー。鮮やかなスタートダッシュでホールショットを決めたのは山川惇太郎(Team CHAINRING)。江下 健太郎(じてんしゃPit)らが追従し、一列棒状となる集団。コースは前回第1回大会で使用したコースを基準としながらも、よりテクニカルになるように造り変えられた。距離自体は1.9kmと少し長くなった程度だが、増えたジグザグは細かな切り返しを要するため、コーナリングとハンドルさばきのテクニックが問われるものとなった。

合田正之(cycleclub3UP)と代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)のランデブーはゴール直前まで続いた合田正之(cycleclub3UP)と代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)のランデブーはゴール直前まで続いた (c)Makoto.AYANOほどなくして合田正之(cycleclub3UP)が先頭に立つと、追従することができたのは代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)のみ。2人は後続と差を開きながらランデブー走行に入る。合田は一時独走に入るが、再び代田がジョイン。そのままの膠着状態でゴールまでなだれ込んだ。並びかけようと試みた代田だったが、合田は落ち着いた走りでブロック。コーナーの続く先にあるゴールラインに合田を前にしたそのままの態勢で2人でなだれ込んだ。

野辺山シクロクロスの後、肉離れを起こしてしまっていた合田正之。年明けにはロードレースには出場していたもののシクロクロス東京を不出走で、その怪我は治りかけているが、まだ影響があるため今回の大会前もコースに担ぎやランニングが多ければ不出走することを匂わせていた。その走り方は一定ペースを刻むものだった。

終盤ペースを上げた江下 健太郎(じてんしゃPit)が3位に終盤ペースを上げた江下 健太郎(じてんしゃPit)が3位に (c)Makoto.AYANO華麗なジャンプテクニックでタイヤを飛び越える伊澤一嘉(Tonic CX Team Japan)華麗なジャンプテクニックでタイヤを飛び越える伊澤一嘉(Tonic CX Team Japan) (c)So.Isobe


表彰台の3人、優勝の合田正之(cycleclub3UP)、2位代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)、3位江下 健太郎(じてんしゃPit)表彰台の3人、優勝の合田正之(cycleclub3UP)、2位代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)、3位江下 健太郎(じてんしゃPit) 「怪我の影響があることが心配だったので、慎重に走りました。本格的なシクロクロスの練習ができたのも数日前から。最後まで無難に走りきれて良かった。このコースはとてもテクニカルで、走っていて面白かった」と、安堵の表情で話す合田。追従するも最後まで合田の後塵を拝し続けた代田和明。「競り合うというよりは、最後まで遊ばれた感じ。合田さんは強かった! まだまだ力に差があるので、次は逆転できるように頑張りたい」。

女子L1は今井 美穂(CycleClub.jp)が優勝女子L1は今井 美穂(CycleClub.jp)が優勝 (c)So.IsobeAJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)の認定を受けている全カテゴリーのレースも盛況で、参加者たちの脚が揃ったカテゴリー2、そして参加者が多く盛況のカテゴリー3、熱い戦いのマスターズ。前回との違いはエンデューロレースが無くなったこと。

そのぶん、各カテゴリーレースが充実した印象がある。また、今回はメーカーテントの出展も増え、トレックの新型CXバイク「Boone(ブーン)」の試乗会やパワータップの説明会も企画されるなど、雰囲気も華やかなものとなった。

主催者の影山善明さんは話す。「エンデューロレースを設けることについては賛否両論があるんですが、今回も好評のうちに終了ができてよかったです。走って楽しい、観て応援しやすいレースにしたいと思っています。リザルトの正確性も求めて今後は計測システムもバージョンアップするつもりです。関係者、ボランティアの皆さんに恵まれて、恵まれています。地元にも理解をいただいて続けていけそうですので、来年も楽しみにしていて下さい。茨城だけでなく千葉や他の土地でも交渉して何戦か開催したいと思っています」。

関東でのシクロクロスは雪のため延期となったGPミストラルが3月2日に開催。3月16日にはJECX選手権が開催されてお開きとなる。



カテゴリー2優勝の伊藤博彦(シクロポリスARP)カテゴリー2優勝の伊藤博彦(シクロポリスARP) (c)Makoto.AYANOカテゴリー3Aで優勝した岡田寛大(ARAI MURACA)カテゴリー3Aで優勝した岡田寛大(ARAI MURACA)

カテゴリー3Bのスタートカテゴリー3Bのスタート (c)Makoto.AYANOカテゴリー3Aのスタートカテゴリー3Aのスタート (c)Makoto.AYANO




リザルト女子L1 今井美穂(CycleClub.jp)が優勝、2位武田和佳(Team CHAINRING)、3位橋口陽子(TEAM 轍屋)女子L1 今井美穂(CycleClub.jp)が優勝、2位武田和佳(Team CHAINRING)、3位橋口陽子(TEAM 轍屋) カテゴリー2 伊藤博彦(シクロポリスARP)が優勝、2位小寺知之(Sunday-Riders)、3位岩崎恭二(佐多塾)カテゴリー2 伊藤博彦(シクロポリスARP)が優勝、2位小寺知之(Sunday-Riders)、3位岩崎恭二(佐多塾) カテゴリー3Aで優勝した岡田寛大(ARAI MURACA)、2位内山直樹(オッティモ)、 3位藤森義真カテゴリー3Aで優勝した岡田寛大(ARAI MURACA)、2位内山直樹(オッティモ)、 3位藤森義真 カテゴリー3B 1位は佐藤真一(キヤノンCC)カテゴリー3B 1位は佐藤真一(キヤノンCC)
カテゴリー1
1位 合田正之(cycleclub3UP)
2位 代田和明(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
3位 江下健太郎(じてんしゃPit)
4位 向山浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
5位 山川惇太郎(Team CHAINRING)
6位 伊澤一嘉(Tonic CX Team Japan)
7位 鈴木禄徳(VOLCAオードビーBOMA)
8位 金子楓(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
9位 根本了慈(Champion System Japan)
10位 山辺誠司(チーム埼玉県人)

女子L1
1位 今井美穂(CycleClub.jp)
2位 武田和佳(Team CHAINRING)
3位 橋口陽子(TEAM 轍屋)
4位 林口幸恵(B.C.KOZO)
5位 綿貫通穂(臼杵レーシング)

カテゴリー2
1位 伊藤博彦(シクロポリスARP)
2位 小寺知之(Sunday-Riders)
3位 岩崎恭二(佐多塾)

マスターズ
1位 岡田修一(MORNING STAR)
2位 坂手潤一(BOUNCE)
3位 古谷利行(042-703-9122-A)

カテゴリー3A
1位 岡田寛大(ARAI MURACA)
2位 内山直樹(オッティモ)
3位 藤森義真

カテゴリー3B
1位 佐藤真一(キヤノンCC)
2位 福田昌弘(なるしまフレンド) 
3位 北山大介(...&Bicycle)

女子L2
1位 綾野桂子(チバポンズ)
2位 宮崎優花(プレーゴ)
3位 高橋織江(B.C.KOZO)

小学生4〜6年 (Category CK2)
1位 谷口慈英(オンザロード)

小学生1〜3年 (Category CK1)
1位 綾野尋(Team-K)
2位 石政慎之助(TEAM TAMAGAWA)
3位 小林温(Hot★Jasper)

photo&text:Makoto.AYANO
photo:So.Isobe

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