2013/12/12(木) - 10:21
精密機械の国スイスを拠点とする高性能スポーツバイクブランドのBMCより、エアロロードTMRシリーズに上位機種の流れを汲みながら素材変更などによって価格を抑えたミドルグレード「TMR02」が登場。昨年デビューを果たしたハイエンドモデルのTMR01と併せて紹介する。
BMC TMR02
TMR02は上位モデルのTMR01と同じフレーム形状としながら、カーボンレイアップやフロントフォークなどの変更によって価格を抑えたミドルグレードのエアロロードバイク。TMR01に対して10％の重量増加と5％の剛性低下に留め、優れた走行性能を維持している。
BMC TMR02 105（レッド） (c)フタバ商店
フレーム及びフォークは同社のタイムトライアルバイク「TM01」をベースに設計され、各チューブには翼断面形状の後部を切り落とし仮想フィンを設けることで優れた空力性能と剛性、軽量化を実現するカムテール形状を採用する。さらに先端にくぼみを設けることでフレーム全体を薄い乱気流で包み、全体の気流をよりスムーズにするという「トリップワイヤー」システムを全ての縦方向のチューブやシートポスト、フォークへと導入した。
ブレーキシステムはリアブレーキがTMR01同様にチェーンステー裏側に設けられるVブレーキタイプであるのに対して、フロントはキャリパーブレーキに変更となっている。空力性能はわずかに低下するものの、メンテナンスが容易になり、ブレーキの選択肢が広がるなど、よりユーザーフレンドリーなバイクに仕上がっている。
BMC TMR02アルテグラ（ホワイト） (c)フタバ商店
その他シートポストやDi2バッテリーのシートチューブ内蔵工作や、ケーブルなど空気抵抗を増すあらゆるパーツをフレーム内蔵化し、スムーズなワイヤリングのために入り口を左右に2つ設けた点などはTMR01と同様だ。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・アルテグラと105/ティアグラミックスの2種類から選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムがチョイスされている。
BMC TMR02
フレーム：p2p x subA フルカーボン、カーボン ドロップアウト、BB30
フォーク：subA フルカーボンエアロフォーク、1 1/8″- 1 1/4″
ハンドル、ステム：3T
サドル：フィジーク
重 量：1100g (フレーム単体サイズ54)
価 格：
シマノ アルテグラ+シマノ WH-RS31仕様 400,000円（税抜）
シマノ 105/ティアグラ+シマノ WH-R501仕様 320,000円（税抜）
BMC TMR01
BMC TMR01 DuraAceDi2（チームレッド） (c)フタバ商店
BMC TMR01アルテグラDi2（ステルス） (c)フタバ商店
BMC TMR01アルテグラ（CMYK） (c)フタバ商店
圧倒的なボリューム感が特徴的なBMC初のエアロロードであるTMR01は、スプリンターやルーラー、トライアスリートなど、常に高速・高出力を求めるライダーに向け設計開発が行われ、TTバイク譲りのエアロダイナミクスを実現したモデル。カムテール形状のチューブや内蔵ブレーキなどトレンドを網羅することで空力性能を極限まで高めている。（2013モデルのインプレッションはこちらから）
2014年モデルでは一部カラーが変更となり、シックなイメージのステルスとシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのストライプが特徴的なCMKYカラーが新たに登場した。販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2とアルテグラDi2、機械式アルテグラから選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムとなる。
BMC TMR01
フレーム：p2p x subA フルカーボン、カーボン ドロップアウト、BB86
フォーク：subA フルカーボンエアロフォーク、TCC、1 1/8"-1 1/4"
重 量：1100g (フレーム単体サイズ54)、440g(フォーク、コラム長350mm)
ハンドル、ステム：3T
サドル：フィジーク
価 格：
シマノ デュラエースDi2+ジップ 404 Firecrest Tubular仕様 1,200,000円（税抜）
シマノ アルテグラDi2+ジップ 60 Hybrid Clincher仕様 750,000円（税抜）
シマノ アルテグラ+DTスイス 50 Hybrid Clincher仕様 550,000円（税抜）
BMC TMR02
TMR02は上位モデルのTMR01と同じフレーム形状としながら、カーボンレイアップやフロントフォークなどの変更によって価格を抑えたミドルグレードのエアロロードバイク。TMR01に対して10％の重量増加と5％の剛性低下に留め、優れた走行性能を維持している。
BMC TMR02 105（レッド） (c)フタバ商店フレーム及びフォークは同社のタイムトライアルバイク「TM01」をベースに設計され、各チューブには翼断面形状の後部を切り落とし仮想フィンを設けることで優れた空力性能と剛性、軽量化を実現するカムテール形状を採用する。さらに先端にくぼみを設けることでフレーム全体を薄い乱気流で包み、全体の気流をよりスムーズにするという「トリップワイヤー」システムを全ての縦方向のチューブやシートポスト、フォークへと導入した。
ブレーキシステムはリアブレーキがTMR01同様にチェーンステー裏側に設けられるVブレーキタイプであるのに対して、フロントはキャリパーブレーキに変更となっている。空力性能はわずかに低下するものの、メンテナンスが容易になり、ブレーキの選択肢が広がるなど、よりユーザーフレンドリーなバイクに仕上がっている。
BMC TMR02アルテグラ（ホワイト） (c)フタバ商店その他シートポストやDi2バッテリーのシートチューブ内蔵工作や、ケーブルなど空気抵抗を増すあらゆるパーツをフレーム内蔵化し、スムーズなワイヤリングのために入り口を左右に2つ設けた点などはTMR01と同様だ。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・アルテグラと105/ティアグラミックスの2種類から選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムがチョイスされている。
BMC TMR02
フレーム：p2p x subA フルカーボン、カーボン ドロップアウト、BB30
フォーク：subA フルカーボンエアロフォーク、1 1/8″- 1 1/4″
ハンドル、ステム：3T
サドル：フィジーク
重 量：1100g (フレーム単体サイズ54)
価 格：
シマノ アルテグラ+シマノ WH-RS31仕様 400,000円（税抜）
シマノ 105/ティアグラ+シマノ WH-R501仕様 320,000円（税抜）
BMC TMR01
BMC TMR01 DuraAceDi2（チームレッド） (c)フタバ商店BMC TMR01アルテグラDi2（ステルス） (c)フタバ商店BMC TMR01アルテグラ（CMYK） (c)フタバ商店圧倒的なボリューム感が特徴的なBMC初のエアロロードであるTMR01は、スプリンターやルーラー、トライアスリートなど、常に高速・高出力を求めるライダーに向け設計開発が行われ、TTバイク譲りのエアロダイナミクスを実現したモデル。カムテール形状のチューブや内蔵ブレーキなどトレンドを網羅することで空力性能を極限まで高めている。（2013モデルのインプレッションはこちらから）
2014年モデルでは一部カラーが変更となり、シックなイメージのステルスとシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのストライプが特徴的なCMKYカラーが新たに登場した。販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2とアルテグラDi2、機械式アルテグラから選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムとなる。
BMC TMR01
フレーム：p2p x subA フルカーボン、カーボン ドロップアウト、BB86
フォーク：subA フルカーボンエアロフォーク、TCC、1 1/8"-1 1/4"
重 量：1100g (フレーム単体サイズ54)、440g(フォーク、コラム長350mm)
ハンドル、ステム：3T
サドル：フィジーク
価 格：
シマノ デュラエースDi2+ジップ 404 Firecrest Tubular仕様 1,200,000円（税抜）
シマノ アルテグラDi2+ジップ 60 Hybrid Clincher仕様 750,000円（税抜）
シマノ アルテグラ+DTスイス 50 Hybrid Clincher仕様 550,000円（税抜）
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