10月27日の実業団輪島ロードレースが悪天候の影響で中止に。これにより年間各賞が確定。Jプロツアー個人総合チャンピオンはホセ・ビセンテ(チーム右京)、チーム総合はチーム右京に。Jフェミニンツアーは豊岡英子(パナソニックレディース)がチャンピオンに。さらに西村大輝、今井雄輝、石上優大が栄冠に輝いた。

Jプロツアー優勝のホセ・ビセンテ(チーム右京)Jプロツアー優勝のホセ・ビセンテ(チーム右京) photo:Hideaki TAKAGI全日本実業団自転車競技連盟の主催するJプロツアーは10月27日(日)の輪島大会を最終戦としていたが、台風とそれに伴う大雨が予想がされ、24日に中止の発表がされた。第17戦の幕張クリテリウムは調整がつかず中止となっていたため、10月13日の第15戦美浜クリテリウムが最終となった。これにより各賞が確定した。
Jフェミニンツアー優勝の豊岡英子(パナソニックレディース)Jフェミニンツアー優勝の豊岡英子(パナソニックレディース) photo:Hideaki TAKAGI
最終戦に予定されていた輪島大会は過去5年間実施され、毎年暖かい地元のもてなしのアットホームな雰囲気と素晴らしいコースで、選手や観戦者そして地元の人たちも楽しみにしていたレース。主催者側発表によると、前週の台風26号の雨ですでに小規模の崩落が発生。さらに2つの台風が接近していること、そして会場への交通手段も考慮して中止したとしている。
白浜チームTT優勝のチーム右京。年間を通じてレースの主導権を握った白浜チームTT優勝のチーム右京。年間を通じてレースの主導権を握った photo:Hideaki TAKAGI
各賞確定者 輪島大会の参加ポイントを含む

JプロツアーU23優勝の西村大輝(シマノレーシング)JプロツアーU23優勝の西村大輝(シマノレーシング) photo:Hideaki TAKAGIJプロツアー
個人総合
1位 ホセ・ビセンテ(チーム右京)8882点
2位 土井雪広(チーム右京)6351点
3位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)5207点
4位 畑中勇介(シマノレーシング)5202点
5位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン)5149点
6位 ダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー)5076点
7位 マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)4902点
8位 山下貴宏(チーム右京)4661点
9位 狩野智也(チーム右京)4172点
10位 阿部嵩之(チーム右京)4068点
Jエリートツアー優勝の今井雄輝(EURO-WORKS Racing)Jエリートツアー優勝の今井雄輝(EURO-WORKS Racing) photo:Hideaki TAKAGI
同U23
1位 西村大輝(シマノレーシング)3181点
2位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)3099点
3位 池部壮太(マトリックスパワータグ)2443点

Jユースツアー優勝の石上優大(横浜高校自転車競技部)Jユースツアー優勝の石上優大(横浜高校自転車競技部) photo:Hideaki TAKAGI同チームランキング
1位 チーム右京 29730点
2位 宇都宮ブリッツェン 21534点
3位 マトリックスパワータグ 18842点

Jフェミニンツアー
1位 豊岡英子(パナソニックレディース)996点
2位 伊藤杏菜(Ready Go JAPAN)781点
3位 吉川美穂(Team ASAHI)774点

Jエリートツアー
1位 今井雄輝(EURO-WORKS Racing)684点
2位 秋山悟郎(GRUPPO ACQUA TAMA)641点
3位 豊田勝徳(チーム・アヴェル)566点

Jユースツアー
1位 石上優大(横浜高校自転車競技部)286点
2位 新井優樹(ボンシャンス)226点
3位 柳沼龍佑(あぶくまサイクリングクラブ)215点

photo&text:高木秀彰