9月28日(土)から29日(日)にかけて行われた秋のもてぎ7時間エンデューロ。今回は企業系クラブを中心に飲み仲間や学生時代からの友達の集まり、小学校の先生と親御さん+生徒チームなど、様々な母体を持つユニークなチームをピックアップしてご紹介します。



Chuppersの皆さん

Chuppersの皆さんChuppersの皆さん
試走開始前にお話を伺ったChuppersの皆さんの皆さんは、会社の同僚が集まって結成したチーム。レースに向けての意気込みを聞いて見ると「優勝を狙う」「仕事の息抜き」「怪我なく家に帰る」とバラバラな回答が返ってくるユルユルっぷりでした。ジャージのチャームポイントは集団内でも目立つ黄色メインのデザインと、チーム名の頭文字「C」をチェーンリング風にした肩口のマークとのこと。



H.P.I.C.T(Happy Island Cycling Team)の皆さん

H.P.I.C.T(Happy Island Cycling Team)の皆さんH.P.I.C.T(Happy Island Cycling Team)の皆さん
赤を基調としたアーガイル柄のジャージで揃えたH.P.I.C.Tの皆さんは、ツインリンクもてぎで開催される自転車レースでの優勝を目標に据えるチーム。母体は某自動車会社の研究所に務める自転車通勤仲間の集まりとのこと。チーム名の由来は社長の名前が福島さん(写真左端)であることに由来するそうだ。



瑞南ちゃりんこ部の皆さん

瑞南ちゃりんこ部の皆さん瑞南ちゃりんこ部の皆さん
「したっくれ」とは標準語で「そうしたら」と言う意味の栃木弁「したっくれ」とは標準語で「そうしたら」と言う意味の栃木弁 今年で創立140週年を迎えた歴史ある小学校が母体のチーム今年で創立140週年を迎えた歴史ある小学校が母体のチーム


ジャパンカップの舞台としておなじみの宇都宮市に位置する市立瑞穂南小学校のチームが瑞南(ずいなん)ちゃりんこ部の皆さん。赤基調のデザインは、もてぎ7耐でも活躍した地元チームの宇都宮ブリッツェンに倣ったものだそう。教員や生徒、その親御さんが一緒に走れるのはもてぎ7耐ならではですね。



JX磯原サイクリングクラブの皆さん

JX磯原サイクリングクラブの皆さんJX磯原サイクリングクラブの皆さん
茨城県から参戦のJX磯原サイクリングクラブの皆さんは、大手金属材料系メーカーの社員チームで、今大会には3時間エンデューロと6時間エンデューロに1チームずつ参戦したとのこと。青の水玉模様がさわやかなデザインのチームジャージは、有名な乳酸菌飲料のパッケージに似ている事から「カルピスの方ですか」と間違われることが悩みだとか。



Bracketsの皆さん

Bracketsの皆さんBracketsの皆さん
前面を透過させた、反転文字のデザイン前面を透過させた、反転文字のデザイン 右のバックポケットにはメンバーそれぞれのニックネームをプリント右のバックポケットにはメンバーそれぞれのニックネームをプリント


Bracketsの皆さんは栃木県内に拠点を置く某自動車メーカーの開発部のチームで、チーム名の由来は普段製造している部品の一部が由来とのこと。もてぎで行われる自転車レースには1年に2回程参戦するそうで「最も近くて、参加者が多く集まる事」が魅力だとか。



Urbanoの皆さん

Urbanoの皆さんUrbanoの皆さん
「T03」はメンバーが通っていた大学が位置する高田馬場駅を表す「T03」はメンバーが通っていた大学が位置する高田馬場駅を表す 集団内でも目立ちやすい様にデザインしたとのことだ集団内でも目立ちやすい様にデザインしたとのことだ


Urbanoの皆さんは大学時代のサークル仲間が集まって出来たチーム。「目立つことだけを考えてデザインした」と言うジャージには様々な意味を持つロゴやマークが仕掛けられている。胸元の2つ星については「チームとして優勝した時に3つ星にする予定だったが、メンバーの脚力が落ちてきているので永遠にならなさそう(笑)」とのこと。左脇の「T03」はメンバーが通っていた、東京メトロ東西線の高田馬場駅を意味しているそうだ。



北原酔いどれ会自転車班の皆さん

北原酔いどれ会自転車班の皆さん北原酔いどれ会自転車班の皆さん
ビールを飲むうさぎが可愛らしいビールを飲むうさぎが可愛らしい 背面には酒蔵の名前などが記される背面には酒蔵の名前などが記される


ビールを美味しそうに飲むうさぎがキュートなジャージで揃えるチームは、「北原酔いどれ会自転車班」の皆さん。お酒を美味しく飲むために自転車に乗る、飲み仲間の集まりとのこと。ジャージには、岡山の「きびの吟風」など銘酒のロゴが入っている。普段はサーキットエンデューロを中心にイベントに参加しており、「特にもてぎのあとのビールは格別です!」とのことだ。



Autolivの皆さん

Autolivの皆さんAutolivの皆さん
スウェーデンに本社を置く自動車安全装置メーカー「Autoliv」の皆さんは、今大会で5回目の参戦となる、秋のもてぎ7耐の常連チームだ。ジャージは同社のアメリカ法人の自転車クラブから供給されたものだそうで、プロチーム並みの仕上がりがお気に入りポイントだとか。



Johnsonの皆さん

Johnsonの皆さんJohnsonの皆さん
右肩にはカビキラーのロゴが入る右肩にはカビキラーのロゴが入る 宣伝効果抜群なジャージデザインだ宣伝効果抜群なジャージデザインだ


台所から風呂場、お手洗いまで、幅広い用途の洗剤などでお馴染みのJohnsonの自転車部の皆さん。大きく描かれたスクラビングバブルの「バブルくん」を始め、肩口には「カビキラー」と消臭スプレーの「グレード」ロゴが描かれており、遠くからでもよく目立つデザインが印象的でした。


text&photo:Yuya.Yamamoto

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