今回の"あなたの自転車見せて下さい"は、アンカー日産エンデューロに参加された皆さんにスポットを当ててみました。年々確実に増える女性ライダー達のオシャレな姿は必見です。

コルナゴ・プリマヴェーラ 桃さん 中学生
埼玉県からお父様と一緒に参加の桃さんの愛車は、コルナゴ・プリマヴェーラ。自転車を始めたきっかけは、ロード愛好家のお父様の影響とか。
「とにかく、コルナゴ・プリマヴェーラが欲しくて、父に頼み込み2年程前にゲットしました」。
愛車のシートポストに貼られた大原三千院の交通安全ステッカーには感心させられました。昨今、問題になっている違法改造のノーブレーキ・ピストに乗る大人達に見習って貰いたい姿勢です。

お父様に頼みこんでゲットした桃さんの愛車、コルナゴ・プリマヴェーラお父様に頼みこんでゲットした桃さんの愛車、コルナゴ・プリマヴェーラ
大原三千院の交通安全ステッカー。清々しい心掛けです大原三千院の交通安全ステッカー。清々しい心掛けです コンポは105で構成。中学生らしい基本に忠実な選択ですねコンポは105で構成。中学生らしい基本に忠実な選択ですね



デローザ R848 滝沢 千佳さん ミミポルチ所属
江東区からご主人と一緒に参加の滝沢千佳さんの愛車は、ブラック&ゴールドのデローザ R848。
「フレームのゴールドに合わせて、ホイールも頑張ってカンパのシャマール・ゴールドを探しました」。と、フレームとホイールのコーディネイトがちょっぴりご自慢の様子です。SELLE-SMPサドルのピンク色のロゴ刺繍に合わせて、バーテープもピンクで統一。とても上品なバイクに仕上がっています。

とても上品な仕上がりを見せるデローザ・R848。ご本人もとっても上品な方でしたとても上品な仕上がりを見せるデローザ・R848。ご本人もとっても上品な方でした
サドルのピンク刺繍に合わせてバーテープもピンクで統一サドルのピンク刺繍に合わせてバーテープもピンクで統一 ゴールドのシャマールがフレームカラーにジャストフィットゴールドのシャマールがフレームカラーにジャストフィット



ピナレロ・FP-1 滝沢 純さん ミミポルチ所属
江東区から奥様を連れだって参加の滝沢純さんの愛車は、レッドのピナレロ・FP1。「ハンドル、ステム廻りのレッド&イエローのコンビネーションがこだわりポイント」。
こちらも色彩のバランス感覚に優れたナイスな仕上りになっていました。奥様とお揃いのウェアがとってもお洒落な仲良しグッドカップルでした。

滝沢さんのピナレロ・FP1レッド。全体のバランスが絶妙に美しいバイクです滝沢さんのピナレロ・FP1レッド。全体のバランスが絶妙に美しいバイクです
本人コダワリのヘッド廻り。色使いが巧い本人コダワリのヘッド廻り。色使いが巧い PISSEIでペアルック。羨ましいほど素敵なご夫婦ですPISSEIでペアルック。羨ましいほど素敵なご夫婦です



トレック・マドン4.5 木部 響子さん チームUMIUSHI所属
調布市から参加の木部響子さんの愛車は、ブルー&ゴールドのラインが美しいトレック・マドン4.5。
「初めてのイベント参加です。とっても楽しく走れました!」。と、充実した一日だったご様子。「初心者ですが、ショップでブルー・ゴールドのラインのマドン4.5に一目惚れして即購入しました。バイクの性能に負けない様にもっとトレーニングに励みます」。と、すっかり闘争心に火がついた感じです。

ショップで一目惚れして即購入した木部響子さんのトレック・マドン4.5ショップで一目惚れして即購入した木部響子さんのトレック・マドン4.5
「リアアングルの造形美がたまらなくステキ!」「リアアングルの造形美がたまらなくステキ!」 「ブルーとゴールドのコントラストにやられちゃいました」「ブルーとゴールドのコントラストにやられちゃいました」



ビアンキ・SHEモデル 小暮 まき子さん チームUMIUSHI所属
川崎市から参加の小暮まき子さんの愛車は、ビアンキの代名詞カラーであるチェレステ色のSHEモデル。
「今回がイベント初参加です。仲間4人で一緒に自転車を始めたので、その4人で一緒にレース参加したかったんです。」とのこと。「ユニフォームもパンダーニで揃えて、気合いを入れて来ました。」と、初イベントを満喫できた笑顔でした。

小暮まき子さんのビアンキ・SHEモデルは代名詞のチェレステカラー。女性に大人気のカラーです小暮まき子さんのビアンキ・SHEモデルは代名詞のチェレステカラー。女性に大人気のカラーです
メーターもサドルバックも同じ色コーディネートメーターもサドルバックも同じ色コーディネート 「パンダーニで揃えて、気合いを入れて来ました。」「パンダーニで揃えて、気合いを入れて来ました。」



ビアンキ・インフィニット 小暮 亮介さん チームUMIUSHI所属
川崎市から仲間4人で参加の小暮亮介さんの愛車は、スカイブルー・ホワイトのビアンキ・インフィニット。「今回が初レースです。メカ好きなので、i-PHONEを利用し、走ったコースをFacebookにリアルタイムで載せています。だけど、今日の順位は聞かないで・・・。」との事。楽しかった半面、チョッピリ悔しさも滲ませていました。

小暮亮介さんのビアンキ・インフィニットは爽やかなスカイブルーとホワイト小暮亮介さんのビアンキ・インフィニットは爽やかなスカイブルーとホワイト
ステムに固定されたi-PHONEが小暮さんの武器ですステムに固定されたi-PHONEが小暮さんの武器です ヘッドパイプの造詣がお気に入りポイントだそうですヘッドパイプの造詣がお気に入りポイントだそうです



クォータ・カルマ 吉川 真理子さん
ご主人と共に横浜市から参加の吉川真理子さんの愛車は、クォータ・カルマ。赤・黒・白のコントラストが大好きで「タイヤ、バーテープ、ホイールに赤をあしらってみました。自分では気に入っているんですが、カラスすら避けそうな感じに仕上がってしまいました(笑)」。と、心境は複雑な様子です。

吉川真理子さんのクォータ・カルマ「自分では気に入っているんですが、カラスすら避けそうな感じに仕上がってしまいました。」吉川真理子さんのクォータ・カルマ「自分では気に入っているんですが、カラスすら避けそうな感じに仕上がってしまいました。」
メインコンポは105で構成。堅実な選択ですねメインコンポは105で構成。堅実な選択ですね ホイールはキシリウムSL。こちらも堅実な選択ですホイールはキシリウムSL。こちらも堅実な選択です



ウィリエール・チェントウノ 吉川 茂之さん
横浜市から奥様と一緒に参加の吉川茂之さんの愛車は、ウィリエール・チェントウノ。ご近所さんに誘われたのが参加の動機だそうで「カンパのグリップの握り易さとカーボンクランクが気に言っています」。とのことでした。

吉川さんのウィリエール・チェントウノは機能重視のセットアップが施されています吉川さんのウィリエール・チェントウノは機能重視のセットアップが施されています
三菱レーヨンの46tカーボン素材を表すプレートが誇らしげ三菱レーヨンの46tカーボン素材を表すプレートが誇らしげ 独特の形状をもつチェーンステイ。抜群の反応を見せる独特の形状をもつチェーンステイ。抜群の反応を見せる



コルナゴ・CLX2.0 二見 愛さん チームスキップ所属
厚木市から参加の二見愛さんの愛車は、コルナゴ・CLX2.0。女子ロード・ソロ部門に出場し、あっさりと優勝を果たしたほどの実力者です。「毎年、参加しているので今年もチャレンジしました。愛車のブルーカラーがとっても気に入ってます。」と、穏やかに話す姿とは裏腹に、愛車はガッツリ競技志向のセッティングが施されていました。

女子ロード・ソロ部門であっさり優勝を果たした二見愛さんと愛車コルナゴ・CLX2.0。このポジションは純レーサー仕様です女子ロード・ソロ部門であっさり優勝を果たした二見愛さんと愛車コルナゴ・CLX2.0。このポジションは純レーサー仕様です
お気に入りのサンマルコが彼女の脚力を支えましたお気に入りのサンマルコが彼女の脚力を支えました 下ドン突きのステムにカーボンハンドル。やはり本物です下ドン突きのステムにカーボンハンドル。やはり本物です



コルナゴ・CRISTALLO 佐々木 武史さん チームスキップ所属
川崎市から参加の佐々木武史さんの愛車は、ブラックでまとめたコルナゴ・CRISTALLO。装着されたZIPPホイールのハイトを前後で替えるなど、いかにも走りそうなバイクでした。参加の動機は「近いから!」「通っているショップ店長がBR-2で優勝した愛車を強奪して乗っているんです」。とのことでした。チームメイトで、女子ロード・ソロ部門で優勝した二見さんを献身的に引く姿を、トラック上でお見かけしました。

BR-2カテゴリーの優勝車両を強奪?して乗っていると云う、佐々木さんのコルナゴ・CRISTALLO BR-2カテゴリーの優勝車両を強奪?して乗っていると云う、佐々木さんのコルナゴ・CRISTALLO 
軽量ZIPPホイールは前後でハイト違いを装着軽量ZIPPホイールは前後でハイト違いを装着 カーボンクランクが佐々木さんのパワーを受け止めますカーボンクランクが佐々木さんのパワーを受け止めます



アンカー・RFX8(2012モデル) 藤田 晃三さん(ブリヂストンサイクル)
最後は番外編として、ブリヂストン・アンカーのブースでお仕事中のお馴染み藤田晃三さんの愛車を見せて頂きました。「2012モデルから採用したUDカーボンモデルです。軽さと快適な乗り心地が気に入っています。主にヒルクライムで使っています。」とのこと。
実はこの藤田さんは、92年のバルセロナ五輪、個人ロード種目で完走を果たすなど、日本のトップ選手のひとりとして活躍した経験を持ち、現在はブリヂストンサイクルで営業職に就きながらも、限られた時間を有効に活用して数々のヒルクライムレースで優勝を獲得しているほどの方なんです。

2012年モデルのアンカー・RFX8が藤田さんの愛車2012年モデルのアンカー・RFX8が藤田さんの愛車
2012モデルから採用されたUDカーボンのロゴが輝く2012モデルから採用されたUDカーボンのロゴが輝く Di2のサテライトスイッチをハンドル上部に備え、ブリヂストンe-metersを使用するDi2のサテライトスイッチをハンドル上部に備え、ブリヂストンe-metersを使用する


「ヒルクライムに使うバイクなので軽量第一でフレームを選択します。一定ペースで走るので、フレーム剛性もロードレースほど必要ありません。RFX8はそういう点でベストなバイクですね。シフター関係はDi2の手元スイッチをハンドル脇に設けて、上ハンドルを持ちながらの変速も可能にしました。」

イチバン目立ってたメイドさん
バイクのコダワリより、衣装のコダワリで目立ち度ナンバー・ワンだったのがこちらのメイドさんふたり。昨年に続いて2度目のコスプレ走行で、もはやアンカー日産エンデューロの顔的存在になりそう?

大会で一番目立ってたメイドさんのお二人。ハートマークがフレームいっぱいにあしらわれたデローザとスペシャライズドの女性モデルをご愛用大会で一番目立ってたメイドさんのお二人。ハートマークがフレームいっぱいにあしらわれたデローザとスペシャライズドの女性モデルをご愛用


今回お邪魔した"アンカー 日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル"。如何だったでしょうか?都心に近い会場と云う事もあってか、参加者さんのバイクもハイエンドモデルの割合が高く、ウェアを含めたコーディネイトにも抜かり無しといった印象でした。ここで紹介しきれなかった方々も含め、快く取材に応じてくれた皆さん。ご協力に感謝します。


text&photo:Ken2 Degawa