常夏のハワイを走るホノルルセンチュリーライド、今年の開催日は9月25日(日)。数ある日本からの参加ツアーの中でも、シクロワイアードが後援するのはトップツアー。今中大介さん、絹代さん、鶴見辰吾さんというお馴染みの豪華メンバーたちが勢揃い。その魅力に迫ってみたい。

青い海をバックに走る。ホノルルセンチュリーライドを象徴するシーンだ青い海をバックに走る。ホノルルセンチュリーライドを象徴するシーンだ photo:Makoto Ayano

ハワイの雄大な自然をバックに100マイルにチャレンジするハワイの雄大な自然をバックに100マイルにチャレンジする 日本から1,000名以上が参加する常夏のサイクルイベント

海外のサイクルスポーツイベントの中でも、日本人に抜群の人気を誇るのがホノルルセンチュリーライド。今年で30周年を迎える伝統のロングライドは、地元ハワイのロコはもちろん、日本から毎年1,000名以上が参加する人気のサイクルイベントだ。人気の秘密は、ハワイの絶景と自由な風土のイベント全体の雰囲気にある。

タイムを競うレースではないので、基本は爽やかな風を受けながらチェックポイントを経由して、自分のペースでサイクリングを楽しむファンライドだ。

レンタルバイクやミニベロだってマイペースで楽しめるレンタルバイクやミニベロだってマイペースで楽しめる ルートはワイキキのカピオラニ公園をスタート/ゴール地点として、20マイル(32km)・25マイル(40km)・50マイル(40km)・75マイル(120km)・100マイル(160km)の5ルートを設定。往復でほぼ同じルートを通るので、走り出してからでも体調や気分によって、距離を自由に変更することも可能。そんなところが初心者でも安心で、絶大な人気を誇っている理由ともいえる(詳しくは過去記事を参照)。


サイクルイベントツアーのエキスパート、トップツアー

100マイル折返し地点の絶景の公園でガッツポーズ!100マイル折返し地点の絶景の公園でガッツポーズ! 今年もシクロワイアードが後援するのは旅行会社トップツアーが企画するホノルルセンチュリーライド参加ツアー。トップツアーはハワイに経験豊富な旅行会社であることはもちろん、数々のサイクルイベント参加ツアーを国内外を問わず企画して多くの実績がある、旅のエキスパート。

そんなトップツアーのホノルルセンチュリーライドツアーには、多くの特徴がある。参加者をサポートする充実の体制や、初心者やイベント初参加の人のための企画、さらに中・上級者をも楽しませる企画など多くのメニューが揃っている。

毎回200名を超える大人気ツアーのトップツアー。その魅力はハワイの楽しさを知り尽くしたメニューにある毎回200名を超える大人気ツアーのトップツアー。その魅力はハワイの楽しさを知り尽くしたメニューにある

それでは他のツアーにはない、トップツアーの特徴的なメニューを紹介していこう。


今中大介さん、絹代さん、鶴見辰吾さんが一緒に走る!

いきなりのビッグな特徴が、この豪華な面々が勢揃いするところ。おなじみ今中大介さん、絹代さんがホストとして参加者を完全サポート。
さらに俳優で“2代目自転車名人”鶴見辰吾さんもスペシャルゲストとして参加する。ホノルルセンチュリーライドにも経験豊富なこの3人が、一緒に走り参加者の皆さんをしっかりサポートするという、なんとも贅沢なツアーなのだ。

今中大介さんと絹代さん。すでにホノルルセンチュリーライドのベテランコンビが参加者をサポート今中大介さんと絹代さん。すでにホノルルセンチュリーライドのベテランコンビが参加者をサポート そしてホノルルセンチュリーライドに魅せられた、もう一人のゲストは俳優の鶴見辰吾さん。毎年奥様の一美さんとこの大会を楽しみにしている。こんな豪華メンバーと一緒に走れるそしてホノルルセンチュリーライドに魅せられた、もう一人のゲストは俳優の鶴見辰吾さん。毎年奥様の一美さんとこの大会を楽しみにしている。こんな豪華メンバーと一緒に走れる



大会前日の今中さんと絹代さんによる直前講座は大人気大会前日の今中さんと絹代さんによる直前講座は大人気 旅と走りのエキスパートによる万全のサポート体制

万全のサポート体制は、すでに出発前から始まっている。まずは都内で座学セミナー「走り方講座」を開催することから始まり、現地に入ってからは大会前日の直前講座、走り方やコースに慣れるためのプラクティスライド、バスでコースを下見するツアー、専任メカニックの帯同と、専用サポートカーによる随行サポートなど、初めての参加者でも安心して大会当日を迎えることができるよう、しっかりと準備されているのが心強い。
我々シクロワイアード編集部もツアーに密着。参加者の皆さんが笑顔になるお手伝いをする予定だ。


事前の「走り方講座」でいろんな不安を解消

コースの走り方、注意点などを詳しくレクチャーしますコースの走り方、注意点などを詳しくレクチャーします 初心者はもちろん海外イベント初参加なら、いろんなことに不安を抱くのも事実。
そこでトップツアーでは7月18日(月祝)と7月28日(木)の2回、東京都内で座学セミナー「ロングライド走り方講座」を開催する。

セミナーは、センチュリーライドツアーにも同行する今中大介さんと絹代さんが講師となり、実体験をもとに基本的な自転車の乗り方やペース配分、走行コースのポイントや大会当日までの練習・体力作り、ウェアやグッズの選び方、自転車輸送の方法、当日までの準備とトレーニング方法などを、わかりやすく解説する。
参加費は無料で、おまけにツアー参加の有無に関らず興味がある人なら誰でも参加できるから、まずは講座に参加してから考えても遅くない。


新しいハワイを発見! 魅力あふれるオプショナルライドが充実

オプショナルライドが充実しているのもこのツアーの特徴。昨年シクロワイアードの編集スタッフが、実地リサーチを行い、大会前日に最適な、そして大会の翌日にも楽しく走れるオプショナルライドツアーを企画した。

ホノルル周辺の海岸線を周遊し、絶景ポイントに登るダイナミックなツーリングコース。自転車の練習にも最適なプラクティスライド。大会翌日にも走りたいという欲張りな人におすすめのタンタラスの丘ヒルクライムツアーなど、折角のハワイをもっと楽しみたいという、リピーターさんにも嬉しいツアーを用意。


プラクティスライド 初中級者向けコース
プラクティスライドでは本番でも通らない絶景コースも用意されるプラクティスライドでは本番でも通らない絶景コースも用意される 25マイル折り返し地点であるサンディービーチまでの約40kmのコースを、鶴見辰吾さんと一緒に走る。レンタサイクル利用の方も参加可能な初中級者向けの、のんびりハワイ満喫コース。大会本番では走らないホノルル随一の絶景の海岸線コースも走る、毎年大好評の企画。


プラクティスライド 上級者向けコース
昨年新設された、大会翌日のモーニングライドツアー。絶景で有名なタンタラスの丘にチャレンジ!昨年新設された、大会翌日のモーニングライドツアー。絶景で有名なタンタラスの丘にチャレンジ! 今中大介さんと共にオアフ島東海岸をぐるっとまわり、カイルアの町から標高約366mのヌウアヌ・パリ展望台までヒルクライム。強風の名所としても知られる展望台からは、オアフ島随一の絶景が広がる。その後、鬱蒼と繁るジャングルの小道を通り、ワイキキへと戻る約55kmのダイナミックなチャレンジコース。


タンタラスの丘に登る「モーニングライドツアー」
大会翌日の朝、疲れた身体のリカバリーも兼ねてホノルル北側の名所「タンタラスの丘」まで走行するヒルクライムツアー。夜景でも有名なタンタラスの丘の展望台からは、ワイキキの絶景が眺めることができる。


後夜祭ディナーパーティー

大会当日の夜には「後夜祭ディナーパーティー」が開催される。もちろん今中大介さんと絹代さん、鶴見辰吾さんも参加して、数時間前のライドを振り返りながら話もつきない楽しい宴となる。
マリオットホテルのバンケットルームを会場に、豪華ディナーが用意され、我々シクロワイアードのスタッフによる撮れたて写真のスライドショーを見ながら、参加者の皆さんそれぞれがお互いを讃え合い、愉快なエピソードを聞きながら楽しいひとときを過ごす人気企画だ。

共に走りきった仲間たちと一緒に出席すれば最高に楽しめる。ひとりで参加しても、走りきった者同士だからわかる当日の達成感、充実を、楽しいエピソードとともに語り合うひとときは最高!
豪華商品がもらえるプレゼント抽選会も開催。開放的でフレンドリーな雰囲気は、ホノルルセンチュリーライドのもう一つの楽しさといえる。

後夜祭ディナーパーティーは大盛り上がり後夜祭ディナーパーティーは大盛り上がり

ツアーは東京・名古屋・大阪から

暗いうちからスタート地点は参加者で埋め尽くされる暗いうちからスタート地点は参加者で埋め尽くされる ツアーは東京・名古屋・大阪発着の3ルート、それぞれ9/22(木)発 6・7日間コース、9/23(金)発 5・6・7日間コースを用意。今年の東京発は成田便以外に、一部の出発日で羽田便も加わった。また日本とホノルル間の自転車運搬費用は、東京発と名古屋発が無料。大阪発のみ航空会社の関係で別途必要となってくる。
料金は日程やホテルのグレード、そして予算に応じて選べる設定になっている。


ここからは大会自体の昨年からの変更点を少し紹介しよう。

スタート直後は、まだ朝焼けの残る道を進むスタート直後は、まだ朝焼けの残る道を進む 今年から大会エントリーは参加者自身が申し込む
まずは大会のエントリー方法。昨年まではツアー会社が一括して代行していた大会自体のエントリーだが、今年は大会事務局の方法が変更となり、参加者自らが直接エントリーをすることになったので注意が必要だ。詳しいエントリー方法は、大会の公式ページに記載されている。


配布が中止される公式ガイドブックとコースマップ。トップツアーではオリジナルマップを作成
毎年事務局から送られてくる大会の日本語ガイドブックとコースマップは今年配布されない。日本事務局のサイトから個々がダウンロード、プリントアウトして用意することになっている。
ここで問題となるのがコースマップだ。家庭用プリンターの印刷物では、とても当日の使用には耐えられない。そこでトップツアーでは、耐水性の厚紙に印刷したオリジナルコースマップをツアー参加者へ配布する予定。この辺も経験豊富なトップツアーならではの対応といえる。


エイドステーションでは地元の学生たちが笑顔で迎えてくれる エイドステーションでは地元の学生たちが笑顔で迎えてくれる 制限時間の変更
ゴール地点の制限時間が従来の17:30から、17:00に変更となり、100マイルの折返し地点のエイドステーションのクローズ時刻が12:15から11:45に30分早められた。ノンビリ派は要注意。


コースとエイドステーション
基本的なコースは従来通りだが、毎年細かな通行ルートの変更がある。今年もいくつかの変更箇所があるようなので、今年のコースの詳細は大会の公式ページを参考にしてほしい。

無事に走り終えると感動のゴールを迎える無事に走り終えると感動のゴールを迎える

最新ニュース(全ジャンル)