レースバイクからサイクリングライフを充実させるアクセサリーまで手広く開発する総合バイクブランドのスペシャライズド。明るい光を放つライトシリーズ「FLUX」に900ルーメンという大光量モデルが加わった。コンパクトなボディで、自転車のフォルムに馴染むモデルを紹介しよう。



スペシャライズド FLUX900スペシャライズド FLUX900 (c)スペシャライズド・ジャパン
1200ルーメンという圧倒的な光量を誇るEXPERTと、普段使いにちょうど良い400ルーメンのELITEという2モデルがラインアップされていたスペシャライズドのフロントライトシリーズ「FLUX(フラックス)」。今回紹介する最大光量900ルーメンを備えた新モデルは機能と価格面に優れ、FLUXのラインアップを充実させた。

モデル名はわかりやすいFLUX900。ただ単に明るいだけではなく、広域をまんべんなく照らすレンズとスポットを強く照らす遠距離用のレンズという2種類を組み合わせることで、どのような速度で走っていても安心できるような配光を実現している。ボディサイドに切り欠きを設けることで横方向へのアピールもでき、周囲からの視認性が向上した。

モードは900ルーメンのステディハイ、300ルーメンのステディ・ロースポット、300ルーメンのステディ・ローワイド、400ルーメンのデイタイム・フラッシュという4種類。同じ光量で異なる配光のモードを備えることで、より使いやすく、より走行シチュエーションにマッチさせることができるライトを実現している。

マウントへライトを取り付けるのも容易だマウントへライトを取り付けるのも容易だ (c)スペシャライズド・ジャパンクイックリリース式のマウントを採用しているため、脱着を容易に行えるクイックリリース式のマウントを採用しているため、脱着を容易に行える (c)スペシャライズド・ジャパン

ブラケットの角度調整を行えるため、ケーブルなどが干渉しない場所にライトを装着できるブラケットの角度調整を行えるため、ケーブルなどが干渉しない場所にライトを装着できる (c)スペシャライズド・ジャパン柔軟にライト配置を行えるため、対応できるバイクは多いだろう柔軟にライト配置を行えるため、対応できるバイクは多いだろう (c)スペシャライズド・ジャパン


ランタイムは最大30時間で、最小は1.75時間となっている。朝の通勤はフラッシュで、帰りは常時小光量で運用すれば、2時間程度の往復通勤には十分対応することが可能だ。充電時間も短くなっており、2.1/2.0Aの充電器を使用することで、1.5時間で90%まで充電が回復する。

優れた機能面はもちろんのこと、デザインやマウント方法も洗練されていることがFLUX900の特徴でもある。これまでの2モデルよりもスリムな直方体形状となり、ロードバイクのスポーティーな雰囲気を崩さないデザインとなった。マウントはクイックリリース方式でハンドルに固定するため、使用しない時は素早く取り外すことが可能。また、45°刻みで上下にライト位置を調節できるため、ブレーキやシフトケーブルを避けられる設計となっていることもポイントだ。価格は15,120円(税込)。

配光が異なる2種類のLEDが備えられており、より広い面を照らし出してくれる配光が異なる2種類のLEDが備えられており、より広い面を照らし出してくれる (c)スペシャライズド・ジャパン


スペシャライズド FLUX900
モード:900ルーメン(ステディ・ハイ)、300ルーメン(ステディ・ロー・スポット)、300ルーメン(ステディ・ロー・ワイド)、400ルーメン(デイタイム・フラッシュ)
持続時間:1.75~30時間
充電時間:1.5時間で90%、3時間でフル充電
価格:15,120円(税込)
製品情報: http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g49118-1510/