心拍トレーニング機器のリーディングブランド「ポラール」より、スマートフォンやサイクルコンピューターと連携可能な光学式心拍計搭載トレーニングウォッチ「A370」が発表された。胸バンド心拍計の代わりや、日々の生活を記録する活動量計として活用できるデバイスだ。



ポラール A370ポラール A370 (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン
サイクリングやランニングを楽しむビギナーアスリートから中級者まで幅広い層にピッタリなトレーニングウォッチ「A370」。スクリーン裏側に光学式心拍計を搭載することで、胸バンドを使用せずともハートレートの計測を可能にしたモデルである。胸ベルトの締め付けやスポーツ中のズレといったデメリットを解消してくれるため、アクティビティに集中することができそうだ。

A370はスポーツ時だけでなく、日常生活においてもハートレートを計測、記録可能だ。スポーツ時はサイクルコンピューターなど外部デバイスにBluetoothで接続することで、計測している心拍数をデバイスに表示させることができる。まさに胸バンド式心拍計の代替機として活躍する。

もちろんA370に心拍数は記録されており、アクティビティ終了後にポラールの計算に基づくトレーニング効果をフィードバックしてくれる機能まで搭載されている。また、ポラールが用意するウェブサービス「Polar Flow」を利用することで詳細なデータ分析を行い、最適な運動プランをアドバイスしてくれるという。

ポラール A370ポラール A370 (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン
バンドは交換式となっているため、シチュエーションに合わせて着せ替えることが可能バンドは交換式となっているため、シチュエーションに合わせて着せ替えることが可能 (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン心拍計測デバイス、時計、アクティビティロガーとしての機能を持つ心拍計測デバイス、時計、アクティビティロガーとしての機能を持つ (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン


またスマートフォンと連携することで、位置情報を利用した距離やスピードなどの表示が可能となる。トレーニング後にPolar Flowから走行ルートも確認できるため、心拍数の推移と合わせて確認することができる。

普段の生活時は、5分毎の心拍計測を24時間続ける機能によって心拍数管理を行う。睡眠中や安静にしているときも心拍を計測できるため、1日通しての数値変動の可視化が可能となっている。また、睡眠分析は新開発のPolar Sleep Plusという機能によって行い、心拍数と加速度センサーが感知した動きをもとに、眠りの深さや質を計測する。特別な設定を行う必要もないため、急に眠りに落ちた場合でも対応してくれる。

24時間連続計測モードを起動している際に、ランニングなど激しい運動を行うと加速度センサーが感知し、トレーニングモードと同じ心拍計測モードに移行する。日常生活の中での運動もカバーしてくれるため、正確な心拍変動を記録してくれるようになった。

インドアトレーニングでも心拍数をもとに効果測定を行ってくれるインドアトレーニングでも心拍数をもとに効果測定を行ってくれる (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン睡眠時も装着することで、眠りの深さなどを分析する睡眠時も装着することで、眠りの深さなどを分析する (c)ポラール・エレクトロ・ジャパン


スマートフォンと連携することで記録したデータをPolar Flowへのアップロードが可能となる。加えて、電話の着信やメール、SNS通知受信をバイブレーションで通知してくれる機能も備えた。バイブレーションをオン/オフすることもできるため、会議中など状況にあわせた設定が行えるのも嬉しい。

ディスプレイはフルカラーのタッチスクリーン仕様だ。バッテリーは24時間心拍計測モードで4日、スマートフォンと連携しGPS機能をオンとしたモードで12時間というランタイムだ。ストラップは交換式となっており、トレーング時は明るい色、ビジネス時には落ち着いた色とシチュエーションに合わせて着せ替えることが可能となっている。




ポラール A370
サイズ/重量:Sサイズ/31.7g、M/Lサイズ/37.3g
カラー:ブラック、アイボリーホワイト
セット内容:本体、スタートガイド、USBコネクタ
価 格:22,800円(税抜)
発売日:2017年7月予定


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