セオサイクル・サイクルフェスティバルで、 晩秋の一日を思いっきり楽しんだ！

11月29日（日）、千葉県下総町のフレンドリーパーク下総で第４回セオサイクル・サイクルフェスティバルが開催された。約700名の参加者が小春日和の中、朝から夕方まで一日レースを楽しんだ。

「セオサイクル・サイクルフェスティバル」は、その名の通りセオサイクルが主催する自転車レースイベントだ。参加者の間では「セオフェス」の愛称で親しまれている。

朝一番に行われた開会式 photo:Takashi.NAKAZAWAレース初参加クラスの選手たちといっしょに走るアンカーの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWA


「ショップ主催のイベント」というとこじんまりとしたものを想像してしまうが、今年で４回目を迎えたセオフェスは何と約700人という多くの参加者を集めた。ほぼ定員いっぱいで、多くのクラスで満員御礼のエントリー締め切りになったというから、その人気ぶりは相当なものだ。

会場となった千葉県下総町のフレンドリーパーク下総1.5kmサーキットは、アップダウンが少なく、初心者やキッズ、女性にも無理なく走れるコース。初めてレースに参加する人にもうってつけのコースだ。

上級者クラスの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWAブリヂストン・アンカーによるライディング講習会 photo:Takashi.NAKAZAWA


レースのカテゴリー分けは、なかなかきめ細かい。上級者、中級者、初級者、初心者、レース初参加、シニア（50歳以上）、レディース、クロスバイク、小径車、キッズ（小学校1-3年生）、キッズ（小学校4-6年生）、ミルキー（未就学児）と13ものクラスが用意されているのだ。これだけ多くのクラス設定があれば、誰でも自分に合ったクラスに参加することが可能だろう。

上級者クラスの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWAレース初参加クラスの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWA


11月の末だというのに、レース当日は小春日和の快晴となり、参加者達は一日レース三昧を楽しんだ。レースの少ないこの時期に、こんな素敵な大会を主催してくれるセオサイクルに感謝だ！

また、賞品がスゴイ！　各レースの１位、２位にはドドーンと完成車が賞品として与えられるのだ。こんな太っ腹な大会、他にはないだろう。

豪華賞品の数々 photo:Takashi.NAKAZAWA上級者クラス１位の賞品はデローザのフレームだ！ photo:Takashi.NAKAZAWA


楽しみは、レースや賞品ばかりではない。ブリヂストン・アンカーによるライディング講習会は、まだ走り方がよくわからない初心者ばかりでなく、上級者にとっても目からウロコの濃い内容だ。

また、各メーカーや代理店のブースには2010モデルが数多く展示され、一足早くニューモデルに触れることができた。

盛りだくさんの“セオフェス”、来年はアナタも参加してみてはいかがでしょうか？


※当日の模様は約70カットの写真で振り返るフォトギャラリーにてお楽しみください。


中級者クラスを制した宮嶋良太(セマスR新松戸) photo:Takashi.NAKAZAWA各クラス優勝者は以下の通り。
【上級者】
鈴木快彰

【中級者】
宮嶋良太(セマスR新松戸)

【初級者１組】
山下裕大（SEMAS RACING）

【初級者２組】
斎藤　実

レース初参加クラスの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWA【初心者１組】
井口隆広（クラブ・アンリミテッド）

【初心者２組】
桑原将裕

【レース初参加１組】
内田　匠（千葉学芸高校）

【レース初参加２組】
峰　稜介（パインヒルズ '90）

【レース初参加３組】
快走するレディースクラスの選手たち photo:Takashi.NAKAZAWA山本健太（埼玉県立朝霞高校）

【シニア（50歳以上）】
大塚和平（パインヒルズ '90）

【レディース】
篠崎新純（セオレーシング）

【クロスバイク１組】
田口樹紀（サイクルボーグ＠TAG）

【クロスバイク２組】
笹谷勝巳（TWINS）
レディースクラスの表彰式 photo:Takashi.NAKAZAWA
【小径車】
山倉幹丈（内房レーシング）

【キッズ（小学校1-3年生）】
鵜沼　碧

【キッズ（小学校4-6年生）】
石上優大（Team Y.O.R）

【ミルキー（未就学児）】
渡辺耶斗


詳しいリザルトは大会ウェブサイトへ
http://sunday-sunday.net/race/2009/2009SeoFes/2009seo_race.htm


photo&text : Takashi NAKAZAWA