昨年末に行われた味の素スタジアムクリテリウム。走り納めのレースとして、関東圏のライダーから市民権を得てきた、人気イベントに集まった皆さんの愛車を紹介しよう。



岩崎晶雲さん(リアルポンキッキ)のルック795

岩崎晶雲さん(リアルポンキッキ)のルック795岩崎晶雲さん(リアルポンキッキ)のルック795
ポンキッキーズのガチャピンのコスプレでエキスパートクラスを走った岩崎さん。ラスト周回ではあわや逃げ切りかという積極的な走りを見せ、レースを盛り上げた健脚ライダーが駆るのは、フレンチブランドの雄であるルックの旗艦モデル795だ。

自転車にもこだわりがたくさん詰め込まれているよう。まず目につくのはコンポーネント。レバーとRDはカンパニョーロ、FDとブレーキはシマノというミックスコンポ仕様となっていた。その理由を尋ねると「レバーのフィーリングはカンパが気に入っているんですよ!そこは手放せないですね。」とのこと。

バーテープは上下で巻き替えている レバーはカンパニョーロバーテープは上下で巻き替えている レバーはカンパニョーロ フォークはエヴァディオに換装フォークはエヴァディオに換装

ボトルはハローキティー仕様ボトルはハローキティー仕様 ローラーの3Dにリデアを組み合わせるローラーの3Dにリデアを組み合わせる


フォークもエヴァディオの高剛性なモデルへとリプレイスされており、こだわりがうかがえる。クランクはローターながら、チェーンリングはリデアを組み合わせている。変速性能とコストパフォーマンスのバランスに優れているのがポイントなんだとか。かなりマニアックでレーシーなパーツ構成ながら、ボトルはキティーちゃんカラーというのが、お茶目なところだ。



大元英俊さん(チームワイズロード東大和店)のラバネロ SAT

大元英俊さん(チームワイズロード東大和店)のラバネロ SAT大元英俊さん(チームワイズロード東大和店)のラバネロ SAT
こちらは、シクロワイアード編集部からもほど近いワイズロード東大和店にお勤めの大元さん。愛車は高いレーシング性能を持つフレーム造りで名を馳せる高村氏のブランド、ラバネロのクロモリロードだ。ショップ店員らしい、こだわりのパーツ構成が目を引く一台である。

なかでも最もユニークで珍しいのが、ペダルだろう。ニコラペダルというこのパーツの特徴は、ペダリング位置によってQファクターが変化するということ。上死点では狭く、下死点では広くなる構造によって外側へ蹴りだすような軌跡を描くことで、より人体構造にフィットしたペダリングを可能とするのだとか。

お気に入りのナロウ30サドルお気に入りのナロウ30サドル ハンドルはディズナのJ-fit、そしてレックマウントでキャットアイのサイクルコンピューターとシマノのスポーツカメラを搭載ハンドルはディズナのJ-fit、そしてレックマウントでキャットアイのサイクルコンピューターとシマノのスポーツカメラを搭載

ニコラペダルが上死点にある時ニコラペダルが上死点にある時 下死点にくると、外に移動する下死点にくると、外に移動する


他にもユニークなパーツが盛りだくさん。クランクはスギノのOX、サドルはワンバイエスのナロウ30。「あまり身長が高くないので、クランクも160mmを使用しているんです。骨盤が狭いのですが、ナロウ30サドルにしてからは太ももが擦れなくなりペダリング効率も上がったように感じます」と大元さん。こだわりは見えないところにも及んでいるそうで、チューブもSOYOのラテックスを使っているんだとか。



川口麻理央さん(サークルサイクル)のルック

川口麻理央さん(サークルサイクル)のルック川口麻理央さん(サークルサイクル)のルック
ルックの675を駆るサンタ姿の女性ライダー、川口さん。味スタクリテは初めてとのことでしたが、つくば9耐や幕張のエンデューロなど、多くのレースに出走した経験のある実走派ライダーでした。このルックは2台目とのことで、以前はビアンキのアルミに乗られていたそう。

「ヒルクライムが苦手で、どうにかして楽に登りたいなと思ってショップで相談したら、これが出てきたんです。もうその瞬間に『これだ!』って一目惚れしちゃったんですよ」と川口さん。乗るたびに馴染んでくるようで、どんどん愛着が増しているそうです。

シートポストはウッドマンというこだわりシートポストはウッドマンというこだわり 675のアイデンティティでもあるA-STEM675のアイデンティティでもあるA-STEM

ジャージにはチーバ君がジャージにはチーバ君が ボトルケージもカラーコーディネートはバッチリだボトルケージもカラーコーディネートはバッチリだ


コンポはフルアルテで、ホイールはマヴィックのキシリウムエリート。軽量性を重視して、サドルはボントレガーのAFINITY、シートピラーはウッドマンのゼロオフセットモデルを使用している。「もう少し軽いホイールも考えているんですが、まずは宝の持ち腐れにならないようにエンジンを強化したいですね!」と語っていただきました。



うみさん(メイドさん学科自転車部)のキャノンデール SUPER SIX EVO

うみさん(メイドさん学科自転車部)のキャノンデール SUPER SIX EVOうみさん(メイドさん学科自転車部)のキャノンデール SUPER SIX EVO
ブルーでまとめられたキャノンデールのSUPER SIX EVOを駆るうみさん。バイクチョイスの理由をお尋ねしたところ、「レースに参加してみたくて、このフレームを選んでみました」とかなりアグレッシブ。その言葉どおり、エンデューロやクリテを中心にいろんなレースに参戦しているのだとか。

愛車のこだわりポイントは、一目見てわかるようにカラーリング。青いパーツが随所に散りばめられていながらも、ブラックのフレームが全体を引き締めてくれているおかげか、決してくどい印象は受けないのがうみさんのセンスの良さが光るところだ。ちなみにホイールのステッカーもブルーで自作しているというのだから徹底している。

もちろんバーテープはブルーもちろんバーテープはブルー サドルはノーブランド品ながら軽くていいのだとかサドルはノーブランド品ながら軽くていいのだとか

ペダルはルックのクイックステップモデルだペダルはルックのクイックステップモデルだ ホイールのカンパニョーロロゴもブルーへと変更しているホイールのカンパニョーロロゴもブルーへと変更している


クランクはディズナのラ・クランクを使用し、フィッティングも重視しているのはレース派らしいポイント。サドルはノーブランド品だが。軽さを重視して購入したのだとか。今回の味スタクリテには、チームのみなさんとエンデューロを楽しまれたとのことでした。



江口 由佳さんのリドレー FENIX SL

江口 由佳さんのリドレー FenixSL江口 由佳さんのリドレー FenixSL
「運動不足解消のためにジムに通ってたんですけど、仕事が忙しくなっちゃってあまり通えなくなって。自転車なら夜でも走れるので始めたんです。」と語る江口さんの愛車はベルギーのリドレーが誇るエンデュランスモデル、FENIX SLだ。「最初は一人で夜走っていたので自転車友達もいなくて(笑)ひとりでもクリテリウムなら出られるので、いろいろ出ているうちに、仲間もできたんです」ということで、今回はその仲間と来たんだとか。

カーボンの質感が好みだというマットブラックのフレームに組み合わせられるのは、ピンク色のパーツたち。カッコよさとかわいらしさが程よいバランスで同居する一台だ。バーテープやタイヤ、ボトルケージのほか、サドルはジロ限定モデルのSLR、ブラケットフードもSHAKEHANDSに交換されている。

サドルはセライタリアのSLRのジロ限定カラーだサドルはセライタリアのSLRのジロ限定カラーだ ピンクのバーテープにブラケットフードピンクのバーテープにブラケットフード

ボトルケーズはボントレガーだボトルケーズはボントレガーだ 「接地面がブラックで、ピンクの入った最後のタイヤなんです」というブリヂストンのBICOLORE「接地面がブラックで、ピンクの入った最後のタイヤなんです」というブリヂストンのBICOLORE


特に気に入っているのは、ペダルとのこと。「スピードプレイのペダルは、ピンクがあったというのももちろんなんですが、なんといっても嵌めやすいのが良いんです。以前使っていたペダルがはめづらくて苦労していたんですが、これに変えてからはストレスフリーで、みんなにオススメしてまわってるんですよ!」というほどのお気に入りっぷりでした。



mioさん(シュヴァルツリヒト)のサーヴェロS5

mioさん (シュヴァルツリヒト)サーヴェロS5mioさん (シュヴァルツリヒト)サーヴェロS5
トナカイ衣装に身を包む、こちらのmioさんの愛車はレーシングブランドとして確固たる地位を持つカナディアンブランド、サーヴェロのフラッグシップエアロロードであるS5だ。「弱虫ペダルが好きで、自転車を始めたんです!一台目からこのバイクなんですが、よく『機材は一人前だよね』と言われるのが悔しくて、頑張って練習しています!」と言われる通り、このレースでもかなり活躍されていました。

グランツールを走っていそうなハイエンドパーツが奢られた一台ですが、重視したのはルックス。「黒と赤でまとめたくて、クランクもローターにしたんです。」とmioさん。ちなみにこのローターにはPower2Maxが取り付けられており、普段はローラーでパワトレに励んでいるそうです。

3Tのエアロハンドルを使用する、ステムも3T3Tのエアロハンドルを使用する、ステムも3T イーストンのEC90AERO タイヤはコンチネンタルGP4000SイーストンのEC90AERO タイヤはコンチネンタルGP4000S

ローターの3D+にPOWER2MAXを組み合わせる チェーンリングは真円のnoQローターの3D+にPOWER2MAXを組み合わせる チェーンリングは真円のnoQ ペダルはマヴィックを使用していたペダルはマヴィックを使用していた


お気に入りのパーツは、ファブリックのサドルとのこと。「めっちゃいいんですよ!160kmのライドでも全然痛くならないし、汚れも付きづらいし、デザインもシンプルだし、もっと人気がでても良いパーツだと思ってるんですよね!」と、その良さを力説してくださいました。

text&photo:Naoki.YASUOKA
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の画像 超はじめてのロードバイク2017(仮) (タツミムック)
投稿者:
出版社: 辰巳出版 (2017)
装丁: ムック, 112 ページ
の画像 ロードバイクインプレッション2017 (エイムック 3587 BiCYCLE CLUB別冊)
投稿者:
出版社: エイ出版社 (2017)
装丁: ムック, 202 ページ