モデルチェンジが繰り返される度に完成度が洗練されていくガーミンのアクションカメラ「VIRB(ヴァーブ)」。今回紹介するVIRB ULTRA30は録画画質が4Kとなり、ライドの映像をより鮮明に残すことが可能となった。



ガーミン VIRB ULTRA30ガーミン VIRB ULTRA30 (c)いいよねっと
フルHD動画の撮影とGPSによる位置情報、各種センサーによって計測された情報を同時に記録できるアクションカメラ「VIRB-J」。自転車はもちろんのこと、モータースポーツにスキーやスノーボード、ダイビングなど、様々なアクティビティの様子を鮮明に記録してくれることが特徴だ。

今回紹介する最新機種VIRB ULTRA30は、記録できる映像の解像度が4K(3840 x 2160)にグレードアップ。内蔵されている3軸スタビライザとデジタル処理でブレを抑えるシステムと合わせて、非常に安定した綺麗な映像の撮影が可能となっている。また、防水用のハウジングに収納してもクリアな音声を記録できる高感度マイクも装備されている。

撮影した映像をその場で確認できるカラーディスプレイが搭載された。タッチスクリーンとされているため、操作を直感的に行える撮影した映像をその場で確認できるカラーディスプレイが搭載された。タッチスクリーンとされているため、操作を直感的に行える (c)いいよねっとG-Metrixによって撮影した映像と記録した各種データをオーバーレイさせた映像に編集できるG-Metrixによって撮影した映像と記録した各種データをオーバーレイさせた映像に編集できる (c)いいよねっとガーミン VIRB ULTRA30 付属品ガーミン VIRB ULTRA30 付属品 (c)いいよねっと動画撮影時の解像度は4Kに加えて2.7K(2704 x 1524)、1080p(1920 x 1080)、720p(1280 x 720)という4種類から選択する。撮影モードにはビデオと拡張/トール(縦横比4:3)、拡張/ワイド(縦横比16:9)、スロー、タイムラプスの5種類が用意されており、シチュエーションによって録画できる映像の雰囲気を変えることもできるだろう。

VIRB ULTRA30は、スマートフォン用VIRBアプリを使用するとライブストリーミング放送が行える。ライド中絶景に出会った時やレース時など、その場の雰囲気を仲間と共有したい時に、この機能は活躍してくれる。

操作性が飛躍的に向上していることもポイントだ。録画した映像をその場で確認できるディスプレイはタッチスクリーンとされており、直感的にVIRB ULTRA30を操作することができる。また、音声操作で静止画や録画に関する操作が可能とされており、MTB等で手が離せない状況でも録画をスタートさせられる。英語のみの対応となるが、最低限の英語を勉強しても良いはずだ。

「Edge」シリーズなど対応のガーミンデバイスやスマートフォン(WiFi経由)と接続することで、録画の開始・停止などリモート操作だ。また、加速度センサーによる自動録画機能を用いれば、動き出したと同時に録画を開始し、静止すると同時に録画を終了させることもできる。

加えて、録画した映像に、VIRBが記録したスピードやケイデンス、パワーデータ、位置情報などオーバーレイさせる「G-Metrix」に対応。VIRB ULTRA30では搭載されるGPSの性能が向上し、より正確なGPSデータを映像上に反映可能となっている。

VIRB ULTRA30には容量1250mAhの充電式リチウムイオンが搭載されており、1080pモードで最大2時間、4Kモードで最大1時間のランタイムとなっている。ボディは40x56x32.4mm (レンズ部含む)とコンパクトで、重量は154g(ハウジング込み)。防水仕様はハウジングに入れた状態で40m耐水、IPX7とされている。価格は 62,800円(税抜)。



ガーミン VIRB ULTRA30
本体サイズ: 40 x 56 x 20 mm / 40 x 56x 32.4 mm (レンズ部含む)
ディスプレイサイズ: 1.75インチタッチパネルカラー / 240 x 320 ピクセル
本体重量: 約87.9 g(バッテリー含む) / 約154 g(ハウジング含む)
防水仕様 : 防水ドア 40m / 防滴ドア IPX7※
動作温度範囲:-20℃~50℃
使用電池:充電式リチウムイオン
稼働時間:1080p(60fps)で約1.5時間
価格:62,800円(税抜)

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