ランニングなどアウトドアスポーツで定評を得ている、アリスト社が展開するブランド「メダリスト」。クエン酸の効果に着目した数々の食品をリリースしている同社のラインナップから、食べやすさと美味しさにこだわった栄養補給ジェル「エナジージェル」を紹介する。



メダリスト エナジージェル(手前アップル味、奥グレープフルーツ味)メダリスト エナジージェル(手前アップル味、奥グレープフルーツ味)
疲労回復効果を持つことで知られているクエン酸に着目した「メダリスト エナジージェル」は、ウルトラマラソンランナーの岩本能史さんがプロデュースした補給食。クエン酸が持つ、乳酸(運動中に疲労の原因となるもの)に対しての抑制、分解効果を活かしながら、運動しながらのエネルギー摂取を想定した食品だ。

一本あたり45gとコンパクトサイズでありながら、106kcal(アップル味)、107kcal(グレープフルーツ味)と十分なエネルギーを補給でき、レース中の補給(1時間~1時間半に1本の摂取が理想だそう)はもちろん、レース前のエネルギー備蓄や、筋肉への糖補給によるレース後のダメージ緩和など、シチュエーションを問わず使うことができるという。

エナジージェルは口に含んだ時のおいしさにこだわっていることが特徴で、どちらの味も濃縮果汁と蜂蜜をベースにし、添加物を極力加えないように作られている。

手のひら大の大きさで中身を押し出しやすい。また、飲み口が先端に向かって幅狭くなっているため口に咥えやすくなっている手のひら大の大きさで中身を押し出しやすい。また、飲み口が先端に向かって幅狭くなっているため口に咥えやすくなっている

ゼリー状となっているため、飲み込みやすいだろうゼリー状となっているため、飲み込みやすいだろう
編集部でも実際に試してみたが、海外製品の補給系ジェルにありがちな極端な甘さや香りは一切なく、りんごとグレープフルーツの自然な風味を味わうことができた。中身はやや固めのゼリータイプなので、咀嚼による満足感を得られる上、水飴のような飲み込みづらさも無く、後味も比較的スッキリとしているのでボトルの水で口直しをする必要も無い…、つまりはとても美味しいのだ。食べにくかったり甘すぎる製品とは違って、これならば補給の時間が楽しみになるし、しかも必要十分なエネルギーを補給できる。

加えてパッケージが非常に薄いことも便利だ。自転車よりもストレージの少ないランニング用に開発されただけあって、これならばバックポケットに3〜4個詰め込んでもなお余裕ができる。口には切り込みが付けられているので片手と口だけでも開けやすいが、切り取った部分が小さくなるので、走行中に飛ばしてしまわないことだけが注意点だ。

パッケージが薄いので、夏場などは氷を入れた保冷ボトルに入れておけば、より一層美味しく食べることができるだろう。値段は一本あたり250円(税抜)と一般的だが、美味しさを踏まえれば価値の高い製品と言えそうだ。取り扱いは東商会。

「ジェル系補給食の中で最も美味しく、食べやすい」遠藤健太さん(サイクルワークスFin's)

「メダリストは初心者でも食べやすい補給食です」遠藤健太さん(サイクルワークスFins)「メダリストは初心者でも食べやすい補給食です」遠藤健太さん(サイクルワークスFins) 「メダリストのエナジージェルは、今まで試してきた数多くのジェル系補給食の中で最も美味しく、食べやすい補給食だと感じていますし、長距離を走る際は必ずメダリストを持つようにしています。一般的なゼリーやジャムのような自然な味わいと食感なので、初めて補給食を試してみようという方でも違和感なく使えるはずですよ。

慌ただしいレース中では液体状の補給食のほうが食べやすいのですが、練習やロングライドなど、レース以外のシチュエーションではすごく使い勝手が良いと感じています。エナジージェル単体で食べても良いのですが、ジャムに近い食感とフレーバーなので、コンビニ休憩の際にパンに塗って食べたりもします。意外とオススメですよ。」



メダリスト エナジージェル
フレーバー:アップル味、グレープフルーツ味
内容量:45g/1袋
価 格:250円(税抜)

アップル味 原材料、栄養成分
原材料:果糖、リンゴ果汁、はちみつ、クエン酸Na、増粘多糖類、クエン酸
栄養成分:エネルギー106kcal、タンパク質0g、脂質0g、炭水化物26.6g、ナトリウム81.9mg

グレープフルーツ味 原材料、栄養成分
原材料:果糖、グレープフルーツ果汁、はちみつ、クエン酸Na、増粘多糖類、クエン酸
栄養成分:エネルギー107kcal、タンパク質0.3g、脂質0g、炭水化物26.4g、ナトリウム91.8mg