オーストラリア発のリアビズ(REARVIZ)がリリースする後方確認用「アームミラー」。凸面鏡、360°回転するベースを装備し、最適な視界を得ることができる腕に装着するタイプのリアビューミラーだ。実際の使用感とともに紹介しよう。



前腕に取り付けると後方が見やすい前腕に取り付けると後方が見やすい
リアビズからリリースされている「アームミラー」は凸面鏡を装備した後方確認用ミラー。直径4cmというコンパクトな丸型ミラーだが、凸面鏡の効果で広い範囲の風景を映すことができることが特徴だ。装備されたミラーは品質も良く、歪みのない視界を得ることができる。

ミラー部分は化粧品のコンパクトケースのように開閉可能かつ、360°無段階で回転させることが可能となっており、体格やポジションに応じてミラーを好みの位置に調整できることができる。ミラーの台座の素材には硬めの樹脂が採用されているため安心感も高い。バンドの長さは340mmなのでどんな位置にでも取り付けることができる。

実際に装着してみたところ、前腕部の肘近くがフィット感が最も良い。手首に装着するとベルトは余りがちとなるが、フィット感が損なわれることはない。しっかりと締めるとライド中にズレる心配は少ないだろう。

鏡を展開しない時はコンパクトのように収まる鏡を展開しない時はコンパクトのように収まる リアビズ アームミラー 腕に装着するタイプのリアミラーリアビズ アームミラー 腕に装着するタイプのリアミラー

手首や腕など付ける場所は様々だ手首や腕など付ける場所は様々だ 伸縮性に優れたバンドが用いられているため、好みのフィットに調整しやすい伸縮性に優れたバンドが用いられているため、好みのフィットに調整しやすい


乗車中のポジションでチェックしながらミラーの角度をあわせていく。ミラーの回転は非常に硬く、乗車中に角度を調整することは難しい。言い換えると、ライド中の衝撃でミラーが回転してしまうことがないということだ。実際に砂利が敷き詰められたダートを走ってみてもミラーはビクともしない。

好みの角度にミラーを調整し、走行してみるとこれまでにない安心感を覚える。手にとってみると小さい直径4cmのミラーだが、後方の情報を十分に伝えてくれるのだ。ミラーで後方確認できているため、目視するのは真横や斜め後ろといった死角に車がいないか確認するためだけとなる。ミラーを見るだけで後方をチェックできるということは、ライド中のストレスを大幅に軽減してくれるだろう。

リアビズ アームミラーの装着位置は視界に影響することは少ない。手首と肘近く、どちらに装着しても後方確認は十分に行える。手首に装着すると目線を移動させる距離が短くて済むが鏡面は少し小さく感じ、肘近くに装着すると目線の移動距離が長くなる一方、鏡面は見やすくなる。装着位置は自身のライドポジションや好みの問題と感じる。

実際の視線の様子。凸面鏡のため距離があると対象物が小さく見えるが、後ろを広範囲で見渡せるため安心感が強い実際の視線の様子。凸面鏡のため距離があると対象物が小さく見えるが、後ろを広範囲で見渡せるため安心感が強い
腕に装着するという発想のおかげで、転倒時にミラーが破損することや、自転車から離れた時のミラー盗難など心配になる場面から解放されることが嬉しい。市街地など後方が気になる場面だけ装着できるということもメリットだろう。もちろん、自転車のシルエットを崩さないというのも大きなメリットだ。

ラインアップはブラック、レッド、ブルー、グリーン、ピンク、イエローという6カラー。価格は3,980円(税抜)。また、パーツそれぞれ単体でも販売されており、ユニバーサルバンドは1,650円(税抜)、ミラー交換キットは2,400円(税抜)、カラーディスクは850円(税抜)だ。




リアビズ アームミラー
カラー:ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ピンク、イエロー
バンド長:340mm
ミラー径:40mm
価格:3,980円(税抜)

関連パーツ価格
ユニバーサルバンド:1,650円(税抜)
ミラー交換キット:2,400円(税抜)
カラーディスク:850円(税抜)ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ピンク、イエロー


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