スウェーデンを拠点にハイドレーション付きバックパック製品の開発・生産を行うUSWE(ユースウィー)の国内展開が開始される。身体とバックパックをピタリと固定するハーネスシステムが特徴のラインアップを紹介しよう。取り扱いは深谷産業。



背中にピタリとフィットするデザインが採用されている背中にピタリとフィットするデザインが採用されている
MTBを中心としたサイクルスポーツやモーターサイクル用のハイドレーションシステムを手がけるユースウィーのバックパック。セドリック・ガルシアなどサポートするトッププロ選手からの要望をもとに設計したハーネスシステム「No Dancing Monkey」が特徴だ。オフロードライドではまるで「猿が踊るように」バックパックが暴れるという問題を解決したことを表すユニークなネーミングだ。

ハーネスシステムの肝はショルダーストラップとウェストベルトを身体の中心で固定するバックルだ。車の4点式シートベルトのように肩と腰を締めあげることで、バックパックのズレを防ぐシステムとなっている。ショルダーストラップとウェストベルトともに伸縮性に優れた素材が使用されているため、高いフィット感を得ることができるだろう。

ショルダーストラップも調整を行うことでフィット感を高めることができるショルダーストラップも調整を行うことでフィット感を高めることができる ハイドレーションのストロー用のホルダーも設けられているハイドレーションのストロー用のホルダーも設けられている

ウェストベルトはベルクロとなっており調整幅が広いウェストベルトはベルクロとなっており調整幅が広い ワンタッチで操作できるバックルが装備されているワンタッチで操作できるバックルが装備されている


ユースウィーのバックパックは全てハイドレーションシステムが付属、搭載可能となっており、入れるリザーバーと荷室の大きさ別に4種類がラインアップされている。もちろんハイドレーションを使用せずに、より多くの荷物を入れることもできる。

ラインアップ中最も小さいAIRBORNE 3は容量がリザーバーは2リットル、荷室は1リットル。メインの荷室は別体のポーチとなっており使用しない時は外しておくことができる。MTBエンデューロのような競技やトレイルでスピードを求めるようなシチュエーションにピッタリだ。

ハイドレーションパックが収納されるメインの荷室にも予備チューブやタオル等を入れることができるハイドレーションパックが収納されるメインの荷室にも予備チューブやタオル等を入れることができる ハイドレーションシステムが標準で装備されるハイドレーションシステムが標準で装備される

肩ストラップは柔軟なクッションが配されている。メッシュと組み合わせることで熱がこもることを防ぐ肩ストラップは柔軟なクッションが配されている。メッシュと組み合わせることで熱がこもることを防ぐ 胸の中心でストラップをまとめる「No Dancing Monkey」というテクノロジーがユースウィーの肝だ胸の中心でストラップをまとめる「No Dancing Monkey」というテクノロジーがユースウィーの肝だ


AIRBORNE 9はリザーバー容量が3リットル、荷室が6リットルというバランスに優れるモデル。6リットルとなった荷室は、携帯工具や補給食、ウィンドブレーカー、貴重品などを収納するのに便利なサイズだ。1日中トレイルで遊ぶときやロードツーリングなどで活躍するだろう。

ラインアップで最も荷室の容量が大きいバックパックがAIRBORNE 15だ。リザーバーは3リットルのまま、荷室は12リットルへと大きくされており、1泊程度のツーリングに必要な着替えなどの荷物を入れることができるはず。

AIRBORNEに加えてPATRIOT 9というモデルも用意された。PATRIOT 9は、ダウンヒルや起伏の激しい地形などの過酷な状況に対応できるようにバッグ下部にプロテクターホルダーが設けられたことが特徴だ。荷室の容量などはAIRBORNE 9と同様の大きさとなっており、デザインもほぼ踏襲されている。



―編集部インプレッション

ダンシングをしても暴れにくくなっているダンシングをしても暴れにくくなっている
国内での取り扱いが開始されたばかりの新ブランド、ユースウィーのバックパックからAIRBORNE 9を使用してみた。ハイドレーションが付属しており、MTBフリーライドやエンデューロを楽しむライダーにピッタリなバックパックであるが、ピタリとしたフィット感や通気性を考慮した作りになっていることから、オフロードライドに限らず通勤やロードツーリングなどでも活躍すると感じる。

背中の上部でバックを背負うため、暴れにくくなっている背中の上部でバックを背負うため、暴れにくくなっている ユースウィー 左よりAIRBONE9、AIRBORNE15、PATRIOT9ユースウィー 左よりAIRBONE9、AIRBORNE15、PATRIOT9 ユースウィーの核となる「No Dancing Monkey」は、非常に優れたフィット感とホールド力を持っている。従来の胸部ストラップと腰部のストラップで締めるバックパックに比べると縦横どちらの方向にもバッグが動きづらい。ストラップも幅広なので、圧迫感も少なめ。

フィッティングもかなり直感的に行うことができる。上側のストラップでバックルの位置を決めたら、下側のストラップを少し強めに締めるだけ。バックルが一つしかないため、背負う時の手間が一つ減るというのも意外なメリットだ。

さて、フィットするところを見つけて、サイクリングに出かけてみた。ダンシング、コーナリングなどバッグが振られそうなシチュエーションでも、バッグが体に密着しているため、背中で暴れてしまうということは全く無い。ちょっとしたオフロードでも試してみたが、上下方向へバッグだけが動くいつもの感覚が無く、まるでバッグを背負い忘れてきたかと勘違いしそうになるほど。加えて、ショルダーパネルに設けられた通気用の溝が効果的に排熱してくれているようで、春の陽気でも背中がびっしょりと濡れるようなことは無かった。

メインの荷室の容量は6リットルと多くはないが、日帰りのサイクリングに必要なものであれば十分に収納しきれる。今回、予備チューブ2本、携帯ポンプ、タオル、財布、携帯電話を入れて丁度良いと感じた。ツーリングや通勤などで着替えを持つ必要があればもうワンサイズ大きいAIRBORNE 15を選ぶと良いだろう。日帰りで、帰りに温泉に入って輪行して帰ってくるというようなツーリングであれば、AIRBORNE 9がぴったりだ。



ユースウィー AIRBORNE 15(カーボンブラック)ユースウィー AIRBORNE 15(カーボンブラック) (c)深谷産業ユースウィー PATRIOT 9(カモフラージュ)ユースウィー PATRIOT 9(カモフラージュ) (c)深谷産業ユースウィー AIRBORNE 9(クレイジーイエロー)ユースウィー AIRBORNE 9(クレイジーイエロー) (c)深谷産業


ユースウィー AIRBORNE 3(カーボンブラック、レースブルー、ゴーピンク、クレイジーイエロー)ユースウィー AIRBORNE 3(カーボンブラック、レースブルー、ゴーピンク、クレイジーイエロー) (c)深谷産業


ユースウィー AIRBORNE 3
容 量:2リットル(リザーバー)+1リットル(荷室)
カラー:カーボンブラック、クレイジーイエロー、レースブルー、ゴーピンク
価 格:14,000円(税抜)

ユースウィー AIRBORNE 9
容 量:3リットル(リザーバー)+6リットル(荷室)
カラー:カーボンブラック、クレイジーイエロー、レースブルー
価 格:16,500円(税抜)

ユースウィー AIRBORNE 15
容 量:3リットル(リザーバー)+12リットル(荷室)
カラー:カーボンブラック、クレイジーイエロー、レースブルー
価 格:18,200円(税抜)

ユースウィー PATRIOT 9
容 量:3リットル(リザーバー)+6リットル(荷室)
カラー:チリレッド、カモフラージュ
価 格:17,400円(税抜)

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出版社: エイ出版社 (2016)
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出版社: 辰巳出版 (2016)
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