かつてはF1日本GPの舞台ともなった、日本を代表するサーキットの一つである富士スピードウェイを舞台とした人気のエンデューロレース「富士チャレンジ 2015」が今年も開催される。200kmを走り切るメインレースの他、チームエンデューロやタイムトライアルなどさまざまな種目が用意され、2日間開催へとボリュームアップしたイベントを紹介しよう。



毎年多くの参加者を集める富士チャレンジが今年も開催される毎年多くの参加者を集める富士チャレンジが今年も開催される (c)アールビーズ
シルバーウィークの最後を締めくくるのはこの富士チャレンジ2015しかない。これまでエンデューロレースのステータスを高めた起爆剤となった本大会は円熟を迎え、本年は9月22(火)~23日(水)の2日間開催となる。初めて挑戦する自転車レースとしても楽しめる内容が盛りだくさんのイベントで、ビギナーから上級者まで気軽に参加できるのが特徴だ。

1日日は、1時間ミニマラソン、ランニングバイクレース、個人タイムトライアル、2時間エンデューロという内容だ。翌日の“決戦”に比べれば、距離に不安のあるビギナーにも安心の内容だろう。23日にはメインイベントとなる200km、100km、7時間、4時間エンデューロが開催される。また親子楽しめるキッズ1000(小学生1~3年生が対象の1000m走)も忘れてはならない。

続々と選手たちがスタートしていく続々と選手たちがスタートしていく (c)アールビーズ200kmを最速で駆け抜けるのは誰だ?200kmを最速で駆け抜けるのは誰だ? (c)アールビーズ

キッズレースも行われる。将来、この中から200kmの部を勝つ選手が出てくるかも?キッズレースも行われる。将来、この中から200kmの部を勝つ選手が出てくるかも? (c)アールビーズ大人顔負けの真剣勝負を繰り広げる子どもたち大人顔負けの真剣勝負を繰り広げる子どもたち (c)アールビーズ


メインレースのソロ200kmは完走タイムに応じて完走記念品を用意

富士スピードウェイの4.5kmコースを44周するメインレースのソロ200km。もちろん信号はないので普段以上に走りに集中することができるだろう。そして完走者にはタイムに応じて完走記念品を用意している。以下がその目標となる完走タイムの一覧となっている。

ゴールドチャレンジャー 5時間以内   ※上位1~2%相当(時速平均約40km)
シルバーチャレンジャー 5時間30分以内 ※上位10%相当 (時速平均約36km)
ブロンズチャレンジャー 6時間30分以内 ※上位60%相当 (時速平均約30km)
チャレンジャー     7時間以内  (時速平均約28km)
ゴールドチャレンジャーは5時間以内、平均時速40km。上位1~2%という名誉ある称号だ。

キング・オブ・.富士チャレに挑戦!キング・オブ・.富士チャレに挑戦! (c)アールビーズまた、ソロ100kmも年代別表彰を行なう。ジュニアカテゴリー(小学生、学生)も設けている(保護者がソロ200kmまたはソロ100kmへの出走必須)のでぜひチャレンジしてみてほしい。どちらのクラスも制限時間は7時間だ。また目標タイムを設定したサポートライダーを複数グループ用意するので、うまくついていけば普段以上のスピードで走ることができるはず。

これに加えて7時間エンデューロ、4時間エンデューロも開催。こちらは2~6名のチームで走行距離を競う耐久レースだ。一般的な耐久レースと同じく、人数を揃えたチームが有利。各自の力に合わせて走行時間も調整するなどチームの団結力が勝負のポイントとなるだろう。グループで楽しめる耐久レースはビギナーにはうってつけだ。経験豊富な先輩サイクリストとともに7時間、4時間という長丁場を走りきる感動を味わおう。また家族と一緒にレースに参加するというチームにもオススメ。小学校4年生から参加することができるのだ(保護者同伴必須)。

キング・オブ・富士チャレに挑戦!

各クラスで優秀な成績を収めた人には表彰が待っているが、今回は“キング・オブ・富士チャレ”という、1日目の1時間ミニサイクルマラソン、個人タイムトライアル、2時間ミニエンデューロ、2日目ソロ200kmの全ての種目に参加した選手を対象に、各種目での総合順位でトップとなった人にのみこの称号が与えられる。全種目に参加して、名誉ある称号を狙おう!

エンデューロ種目ではチームの連携も大切エンデューロ種目ではチームの連携も大切 (c)アールビーズチームメートの帰りを待つチームメートの帰りを待つ (c)アールビーズ

100kmやエンデューロ種目はビギナーにとっても走りやすい100kmやエンデューロ種目はビギナーにとっても走りやすい (c)アールビーズしっかりとプロ選手たちが先頭集団をコントロールしてくれるしっかりとプロ選手たちが先頭集団をコントロールしてくれる (c)アールビーズ


サポートライダーがペースを刻む

ゴールドチャレンジャーに相当するトップ集団は日本を代表するコンチネンタルチームが、シルバーチャレンジャー以降には有名クラブチームのサイクリストがサポートライダーとして参加者の皆さんをアシストしてくれる。目標タイムを達成するために必要な平均スピードでペースを刻んでくれるので、それぞれの目標に合わせて利用しよう。または自己ベストを超えるために、限界へ挑戦するのもいい。詳細は追って大会ホームページにてアップ予定だ。

豊富な競技種目で楽しみ方は自分次第! エントリーは8月24日まで

2日間まるまる楽しめる富士チャレンジ2015は個人種目からチーム種目のどちらも楽しむことができる。1日目は2時間エンデューロ、2日目はソロ200km(100km)、あるいは1日目は1km個人タイムトライアルと1時間ミニサイクルマラソン、2日目には7時間(4時間)エンデューロ といったように、走りやすくなり始めた時期の富士スピードウェイで仲間と一緒に楽しく、または自分への挑戦として存分にサイクリングを漫喫することができるのだ。そんな富士チャレンジ2015は現在参加者募集中!8月24日まで申し込みが可能だ。エントリーは大会サイト内のエントリーページから。

長いレースだからこそ、走り切ったときの達成感も大きい。ぜひこの感動をあなたも味わおう!長いレースだからこそ、走り切ったときの達成感も大きい。ぜひこの感動をあなたも味わおう! (c)アールビーズ


富士チャレンジ2015
開催日:9月22日~23日(土~日)
場所:富士スピードウェイ
種目:9月22日開催 1時間ミニサイクルマラソン(初心者、経験者)、個人タイムトライアル(1km)、2時間ミニエンデューロ、ランニングバイクレース
   9月23日開催 ソロ200km、ソロ100km、7時間エンデューロ、4時間エンデューロ、キッズ1000
エントリー期間:5月21日~8月24日
エントリー方法:大会エントリーページより。