国内有数の伝統あるスポーツバイクブランド、ミヤタサイクルより、オンロードからオフロードまで対応するマルチパーパスなバイク「SPORTOUR(スポルツアー)」が登場した。ミヤタが誇るS.S.T.Bチューブを使用することで、クロモリ素材特有の乗り味を味わえるバイクに仕上げられている。



ミヤタ SPORTOUR(マットゴールド)ミヤタ SPORTOUR(マットゴールド) (c)ミヤタサイクル
SPORTOURは、泥づまりが発生しにくいカンチブレーキやグリップ力が強い30Cのブロックタイヤなど、オフロード走行に最適なパーツアッセンブルがなされたマルチパーパスバイク。近年、流行りの兆しを見せているグラベルツーリングにも対応できる1台だ。

フレームに使用される素材はミヤタが誇るクロモリチューブ「S.S.T.B (Spiral Spline Triple Butted)」。ミヤタが1980年代にツール・ド・フランスを始めとしたヨーロッパのトップカテゴリーにバイクを供給した際に考案されたチューブであり、現在もなお最新素材に引けをとらない性能を誇るものである。

パーツはシマノ製品がメインに採用されているパーツはシマノ製品がメインに採用されている (c)ミヤタサイクルブレーキはカンチ式、タイヤは30Cのブロックパターンを採用することで、オフロードに対応したブレーキはカンチ式、タイヤは30Cのブロックパターンを採用することで、オフロードに対応した (c)ミヤタサイクル


その名の通りトリプルバテッド加工を施したチューブの内側に螺旋状の溝を設けることで、剛性と耐久性を高めつつも軽量化。また、クロモリ素材の特徴であるしなりはそのまま活かされ、特有の振動吸収性と推進性をにより、悪路から舗装路まで様々なシチュエーションを楽しむことができる乗り味に仕上げられている。

フロントフォークをカーボン製とすることで、ロングライドにも対応する振動吸収性を確保。コンポーネントなどのパーツはシマノ製をメインに使用しているため、完成車としての信頼性も高く仕上がっている。

チューブの内側に螺旋状の溝を設けたS.S.T.Bチューブチューブの内側に螺旋状の溝を設けたS.S.T.Bチューブ (c)ミヤタサイクル塗り分けはトップチューブの胴抜きデザインとされており、カラーバリエーションはマットゴールドとマットホワイトという落ち着いた色合いの2種類。50cm、52cm、54cmという3サイズが揃い、おおよそ身長160cm~179cmに対応する。

ミヤタの伝統が生きるクロモリチューブを使用しながらも、リーズナブルなプライスを実現したSPORTOUR。スポーツ自転車をこれから始めようとしているビギナーや、グラベルロードに挑戦しようと考えているライダーにおススメだ。価格は83,148円(税抜)。発売は6月10日より、全国のミヤタ取扱い店にて行われる。

ミヤタ SPORTOUR(マットホワイト)ミヤタ SPORTOUR(マットホワイト) (c)ミヤタサイクル


ミヤタ SPORTOUR
フレーム:S.S.T.Bクロモリチューブ
コンポーネント:シマノClaris
重 量:11.1kg(50cm)、11.2kg(54cm)
サイズ:50cm、52cm、54cm
カラー:マットゴールド、マットホワイト
価 格:83,148円(税抜)
発売時期:6月10日