アメリカのロードアイランド州に拠点を構えるストリート・ケープメーカー、クレバーフード。長年アメリカ国内のファッションデザインに携わっていたスペシャリストが、現代の自転車生活にマッチするようにデザインしたレインケープを紹介しよう。



「エレガントでスマート」な自転車のスタイルを捉えたデザインのレインケープを生み出すクレバーフード「エレガントでスマート」な自転車のスタイルを捉えたデザインのレインケープを生み出すクレバーフード (c)Cleverhood
繊維業界やファッションデザインに携わってきたスペシャリストたちが集まったストリートケープ・メーカー「Cleverhood(クレバーフード)」。彼らの手によって生み出されるのは「エレガントでスマート」な自転車のスタイルを捉えたデザインに高い機能性を掛けあわせたレインケープだ。

今回紹介するのは最新作の「ELECTRIC GLEN」を含む、「ELECTRIC GINGHAM」、「ELECTRIC HOUND TOOTH」というELECTRICシリーズの3種類。いずれも高い機能性を備えるため3層構造の生地を採用し、その表地全体には3M社製の反射素材を織り込むことで、高い被視認性を確保した生地が用いられている。モデル名の「ELECTRIC」という名が示す通り、前後左右いずれの方向からの光に対しても反射するため、薄暗い雨天時のライドでの安全性に貢献してくれるはずだ。

クレバーフード ELECTRIC GLENクレバーフード ELECTRIC GLEN (c)Simworksクレバーフード ELECTRIC HOUND TOOTHクレバーフード ELECTRIC HOUND TOOTH (c)Simworks


中間層には10,000mm/m2という耐水圧を備えるメンブレン素材を挟み込むことで、大雨時でも浸水の心配が少ない防水性を確保。加えてYKK社製の止水ファスナーや耐水処理を施したシームを採用することによって、ヘビーデューティーな仕様を実現している。メンブレン内側にもう1枚生地を重ねることで、保温性や耐久性、着心地の良さを向上させているという。

ポンチョ型レインウェアであることから素早く着用できることはもちろん、バックパックやショルダーバッグを背負ったまま着用できるため、大事な荷物を濡らしにくい。ヘルメットを着用した状態でも被れるゆったりとしたフードにはツバを設けることで、水滴から顔を守り広い視界を維持される。さらに、今回登場したELECTRIC GLENにはフードの締め付け具合を調整するドローコードが設けられており、他モデルより高いフィット感が得られるようになった。

YKK社製の止水ファスナーを採用し、高い防水性を備えたYKK社製の止水ファスナーを採用し、高い防水性を備えた (c)SimworksELECTRIC GLENはフード後方に調整用のストラップが設けられ、フィット感の調整を行えるようにしたELECTRIC GLENはフード後方に調整用のストラップが設けられ、フィット感の調整を行えるようにした (c)Simworks

ツバを設けることで顔に水滴が当たることを防ぎつつ、視界を広くとることに成功したツバを設けることで顔に水滴が当たることを防ぎつつ、視界を広くとることに成功した (c)Simworksクレバーフード ELECTRIC GINGHAMクレバーフード ELECTRIC GINGHAM (c)Simworks


ケープの前側をテントのように張るために使用する親指のループや、ハンドホールからの浸水を防ぐマグネットなどが備え付けられ、シンプルな構造ながら雨対策は万全な設計となっている。デザインはいずれも「グレン」「ギンガム」「ハウンドトゥース」といったイギリスを代表するチェック柄を採用した、エレガントさを醸し出すグラフィック。雨の日もオシャレに着こなしたいシティサイクリストに最適なアイテムだ。



クレバーフード ELECTRIC GLEN
生地:耐水圧10,000mm/m2メンブレン
サイズ:94cm
重量:624g
価格:46,000円(税抜)

クレバーフード ELECTRIC GINGHAM
生地:耐水圧10,000mm/m2メンブレン
サイズ:94cm
重量:624g
価格:34,500円(税抜)

クレバーフード ELECTRIC HOUND TOOTH
生地:耐水圧10,000mm/m2メンブレン
サイズ:94cm
重量:624g
価格:34,500円(税抜)

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