11月15日(土)に東伊豆町にて開催されたメリダ・ミヤタカップ。MTBを楽しむのには子どもも大人も関係ないといった雰囲気のアットホームなイベントでした。そんなメリダミヤタカップに集まったチームはやっぱりロードバイクイベントとは少し違った趣でした。



チームクリムゾンのみなさん

チームクリムゾンのみなさんチームクリムゾンのみなさん
東京都府中市に店を構えるサイクルショップアカホリさんのチームクリムゾン。ずっと、メリダミヤタカップには出場を続けており、コガミヤタカップという名前だったころから継続して参加している、古株の常連チームということでした。チームとしては30人くらいの規模とのことですが、この大会には16名の参加。

3組のご家族が参加されており、そのなかでも補助輪付きのクラスで優勝者も出たとのこと。去年の湘南国際村に比べると、初心者でも走りやすいし、抜きどころが多くてうまい人も遅い人も安心して走ることができるので、コースとしては東伊豆のほうが好きとのこと。

ちゃんと子どものクラスでも計測や表彰があって、きちっと選手として子どもを見てくれているのは、他の大会にはあまり無い魅力ですね、と語っていただきました。



すーさんずとこばさんずのみなさん

すーさんずとこばさんずのみなさんすーさんずとこばさんずのみなさん
念願の優勝を果たしました!念願の優勝を果たしました! 鈴木家と小林家が組んで出ているということがチーム名の由来になった「すーさんずとこばさんず」。お子さんが優勝したら、表彰台に肩車で登るというのが目標ということでした。去年は2位に入り、今年こそは優勝を!という意気込みが強かったのは、お子さんが段々大きくなってきて、肩車が辛くなってきたから(笑)

小中学生のMTBイベントにはかなりの割合で参加されているとのことで、メリダミヤタカップもその一つ。特にシーズンの締めくくりとして、欠かさず毎年参加されているとのこと。去年は、ちなみに今年はついに宿願を果たすことができ、3時間エンデューロファミリーの部でついに優勝されていました。おめでとうございます!!



チームKIDSのみなさん

チームKIDSのみなさんチームKIDSのみなさん
補助輪なしクラスで9位に入った補助輪なしクラスで9位に入った 走り終えられて、息が上がっているところをインタビューに応えていただいたのはチームKIDSのみなさん。今回は大人8人と子どもが3人、応援のお母さんが2人で参加されていました。三島にある自転車ショップ、サイクルKIDSのチームであるみなさんは、最近レースなどはご無沙汰でもっぱらファンライドメインとのことですが、ミヤタカップにはずーっと参加されているとのこと。

「シンプルなコースで、子どもから大人まで誰もが楽しめるというのが、一番の魅力ですね」と語っていただき、「昔にくらべると、エキスパートやエリートクラスがなくなって、だいぶ初心者やファミリー向きの大会になりましたね~。」とのこと。補助輪なしクラスで9位に入ったお子さんも「たのしかった~!!」と元気に答えてくれました。

なにか大会への希望とかありますか?という質問には、「もうすでにかなり楽しませてもらってるから、なかなか思いつかないですね。」とのことで、大会に対する愛情が伝わってきました。




C-kirin.comのみなさん
C-kirin.comのみなさんC-kirin.comのみなさん
なんと合計年齢332歳!なんと合計年齢332歳!
25人と大所帯で参加されていた、C-kirin.comのみなさん。サイクラリー喜輪さんのショップチームで、エキシビジョンからキッズレースまで幅広いカテゴリーに参加されていました。賑やかなチームでしたが、その中でも総北高校の鳴子くんのコスプレをした女性はなんと今日初めてMTBに乗ったとのこと。

「岩が見えてるところの下りがちょっと怖かったんですけど、そのまま勢いでバシーン行っちゃいました!こんなにガッツリ走るとは思ってなかったです(笑)」と語っていただいた。とりあえず鳴子くんで来い!というチームオーダーだったようで、なんともスパルタ方式である(笑)

他にもオーバー60の方が5名参加しているというのも、きっとこのチームだけでしょう。なんと5人合わせて合計332歳という、チーム合計年代別カテゴリがあれば優勝間違いなし。みなさん元気で、むしろちょっと圧倒され気味なほどでした。



はまちゃんぷるーのみなさん

はまちゃんぷるーのみなさんはまちゃんぷるーのみなさん 脇にはチーム名が入っている脇にはチーム名が入っている ジャージのキャラクター「やまあらしくん」が印象的な浜ちゃんぷるーのみなさん。知り合いのデザイナーにビール1杯で書いてもらったとのこと。今回は8人での参加で、いろいろな方があつまった、まさにちゃんぷるーなチームとのことでした。

MTBオンリーのチームとのことで、他にもシマノバイカーズやアキグリーンカップといったイベントにも積極的に参加されている浜ちゃんぷるーのみなさん。王滝にも毎年出ていたとのことですが、御岳山の噴火で無くなってしまい、残念だとのこと。

「コースがフラットで、幅も広いので子どもとも一緒に走りやすくてファミリーで参加しやすいのが魅力です」と語っていただきましたが、一方で「ちょっと遠いんだよねー(笑)」という声も。他の大会だと、一緒に走ることができないのがちょっと難しいんですよね、とのことでした。



さて、老若男女分け隔てなく楽しめたメリダミヤタカップ。ほんわかとした雰囲気の大会の様子が少しでも伝わったでしょうか?取材に快くご協力くださった皆様、ありがとうございました。次の取材では貴方にお声かけするかもしれません、その時はぜひぜひよろしくお願いします!

text & photo:Naoki.YASUOKA