さて、前回のレポートに引き続き、サイクルモードに訪れた女性を紹介していきます。女性入場料が500円で、しかも多くの弱虫ペダルイベントが行われた土曜日は、さらに多くの方が来場されていました。それでは早速、紹介していきましょう。



弱虫ペダルの作者渡辺先生のトークショーには十重二十重に人垣ができていました弱虫ペダルの作者渡辺先生のトークショーには十重二十重に人垣ができていました



「本当に勉強になったので来てみて良かったです!」イトウさんとクボさん

イトウさんとクボさんイトウさんとクボさん 弱虫ペダルのサイトをみて、サイクルモードの存在を知ったというイトウさんとクボさん。もちろんサイクルモードははじめての参加。実は1週間前に、ロードレーサーを納車されたばかりでイトウさんがスコットに、クボさんがビアンキに乗っておられるとのこと。

納車してからは、まだ遠出されたりはしておらず、家の近所の国道を走ったりしてみただけとのことですが、いずれは二人ともうひとり、一緒に始めたともだちと3人で遠くに走りに行ってみたいということでした。

試乗は、「転んじゃいそうでやめときました」ということでしたが、「いろいろな講習会、輪行講習とか、パンク修理講習会とかがたくさんあって、本当に勉強になったので来てみて良かったです!」と笑顔で語っていただきました。



「弱虫ペダルが好きで御堂筋君がのっているデローザの自転車を見に来ました。」サユリさんとアキラさん

サユリさんとアキラさんサユリさんとアキラさん こちらもサイクルモードは始めての来場となったサユリさんとアキラさん。お二人ともまだスポーツバイクは乗られたことが無いとのことでした。サユリさんは購入を考えており、「サイクルモードで色々見て候補を絞ろうと思って」来場。一方、アキラさんは、「弱虫ペダルが好きで御堂筋君がのっているデローザの自転車を見に来ました。」とのことでした。

まだ来たばかりのお二人は、色々と今から回って、試乗もしてみたいとのことでした。「私も弱虫ペダルは好きで、トレックに乗っている金城部長が好きなので、今日出展していないのは少し残念。」とはサユリさん。弱虫ペダルを通じてもう2人仲のいい友達がおり、今日も4人で来るはずだったとのこと。そのうちの一人がすごく自転車にのめりこんでいてすごく詳しくなっているということで、改めて弱虫ペダルの影響力の大きさを感じたお二人でした。



「ホイールの軽さに驚きました。今使ってるマウスより軽く感じます!」モトコさんとおにくさん

モトコさんとおにくさんモトコさんとおにくさん 地元が同じ北海道ということで、一緒に来場されたモトコさんとおにくさん。サイクルモードは初めてですが、おにくさんは既に自転車を乗っておられるとのこと。6月に弱虫ペダルを読み始めて、8月にはサーベロのS2を購入したというおにくさん。あまりのスピード展開の理由を聞いてみたら、「どうせ買うなら早いうちに、気に入ったものをと思って!」ということでした。

モトコさんは、まだ自転車をもっていないけれど、職場の上司が自転車好きですごくプッシュされているとのこと。上司はスコットをおすすめしてくれているとのことですが、ブースをみていると、サーベロのS5とピナレロのドグマF8がカッコ良かったとのことで、かなりお目が高い。

フレームメーカーのほかにも、ホイールなども気になっていたとのことで、今のサーベロのホイールをディープリムに変えたいおにくさんは、色々なホイールを持っては、「その軽さに驚きました。今使ってるマウスより軽く感じます!」というと、モトコさんが「その前にグローブ買わないと死ぬよ」と冷静なツッコミ。

最近、近くの山にある湖まで走りに行ったというおにくさんは、「すごい辛かったです。クライマーにはなれないなーと思いました。」とのこと。とはいえ、お二人ともそのうちレースなどに出てみたいとのことだったので、そのうち取材先でお会いするかもしれません。



「リドレーは軽くて、一瞬東堂になれる気がしました!」メルさんとニジョウさんとエノコさん

メルさんとニジョウさんとエノコさんメルさんとニジョウさんとエノコさん 泉田くんに壁ドンするエノコさん泉田くんに壁ドンするエノコさん 弱虫ペダルブースで記念写真を撮られていたところを声をおかけした3人。サイクルモードは初めてとのことでしたが、エノコさんはコラテックのロードにお乗りとのこと。「ドイツ製品の信頼感があって丈夫で質実剛健な感じが好きなのと、弱虫ペダルの青八木くんが乗っているので買いました!」とのことで、コラテックの魅力を熱く語っていただきました。

メルさんとニジョウさんはまだ自転車はもってらっしゃらないということでしたが、今色々なブランドを検討して、試乗されてきたとのこと。メルさんはリドレーが、ニジョウさんはビアンキが気になっていて、クオータとリドレーに試乗されたみなさん。

東堂くんが好きなメルさんはリドレーに乗って、「軽くて、一瞬東堂になれる気がしました!ダンシングしてみたくなりました!」と元気に語っていただいた。

コラテックに乗られてるエノコさんも、「はじめてカーボンバイクに乗ったので、すごく感動的でした。2台目が欲しくなっちゃいました。」とすっかりやられていた様子。自転車を買ったら、皆で箱根の山に登りに行きたいね!ということでした。



弱虫ペダル作者の渡辺先生弱虫ペダル作者の渡辺先生 等身大パネルが展示されていたり等身大パネルが展示されていたり

オリジナルサコッシュの配布もありましたオリジナルサコッシュの配布もありました チャンピオンシステムの弱虫ペダルシクロクロスジャージを撮影する女性チャンピオンシステムの弱虫ペダルシクロクロスジャージを撮影する女性




シオリさんとサユミさんとナオさん

「いろんなお話が聞けて、勉強になって、すごく楽しんでます!」シオリさんとサユミさんとナオさん「いろんなお話が聞けて、勉強になって、すごく楽しんでます!」シオリさんとサユミさんとナオさん 今回サイクルモードが初めてという3人組にインタビューしてみました。スポーツバイクにはこれから乗るという3人。3人とも弱虫ペダルの影響で自転車に興味をもたれたそう。ちなみにナオさんは漫画から、シオリさんとサユミさんはアニメから弱虫ペダルにはまったとのこと。

ちなみに、シオリさんは先週に自転車の代金を支払ってきたところとのことで、スコットのソレイスが、ナオさんはアンカーのRA6が来週納車されるということで、今からかなりワクワクされているのが、お話を聞かせていただいているこちらにも伝わってくるほど。ナオさんはそんな2人に半ば引きずり込まれるような形でロードバイクを選びにサイクルモードに連れてこられたという。

そんなナオさんは、「パールイズミのブースで身長が低い人向けのウェアをもっと充実させてほしいと直訴しちゃいました!」と語ってくれたことからもわかるように、すでに自転車の魅力に引きずり込まれてしまった様子。サイクルモードについては、「いろんなお話が聞けて、勉強になって、すごく楽しんでます!」とのことでした。3人とも自転車を買ったら、来年のワイズカップで一緒にレースにでたいということでした。



「自転車は今のところ乗っていないけれども、ぜひ始めたいんです!」ショウコさんとコアラさん

ショウコさんとコアラさんショウコさんとコアラさん サイクルモードには初めて訪れたというショウコさんとコアラさん。自転車は今のところ乗っていないけれども、ぜひ始めたいんです!と熱く語っていただきました。お二人が興味をもたれたきっかけはズバリ弱虫ペダル。会場の奥の方にある弱虫ペダルブースにおられたので、一通り会場を見て回られたのかと思ったら、ピナレロブースを見てから弱虫ペダルブースに直行されたとのことで、まだ見て回ってはいないとのことでした。

気になるブランドはピナレロとのことで、その理由は弱虫ペダルの鳴子くんが好きだから!と非常にわかりやすいもので、「ピナレログッズを買いました!」と嬉しそうにピナレロの袋を見せていただいたのが印象的でした。狙っているのはミドルグレードのバイクでご予算は2~30万円くらいとか。

じつはジャパンカップにも観戦に行かれたということで、自転車へのはまりっぷりはかなりのもの。「何回も集団が通り過ぎて、楽しかったです!」とのこと。「サイクルモードもお祭りみたいで楽しいです!」ということで、これからピナレロやリドレーを中心に色々と試乗してみたいということでした。



「普段乗れない自転車に乗れるのは魅力的です!」タカハシさんとコバヤシさん

タカハシさんとコバヤシさんタカハシさんとコバヤシさん サイクルモードにはもう3~4回目のタカハシさんとコバヤシさん。もちろんロードバイクもお持ちでタカハシさんはビアンキ、コバヤシさんはピナレロが愛車とのことでした。サイクルモードは、自転車買う前は初心者用の講座や試乗があってすごくよかった、今はもう年中行事みたくつい来てしまう感じですと語っていただいた。

レースなどにはあまり出ず、街中や河川敷などを走ることが多いというお二人。自転車に興味を持ったきっかけは、コバヤシさんのお姉さんとその旦那さんがと一緒に3年前のサイクルモードに来たことがきっかけだったという。そこで自転車に興味をもち、乗り始めたコバヤシさんが、翌年にタカハシさんをサイクルモードに誘い、タカハシさんも自転車の魅力に触れて乗り始めたとのこと。

例年通われているお二人からしても女性が非常に多くてびっくりしたというほど今年のサイクルモードは女性が多い。気になるブースは?と尋ねてみると「二人乗りの自転車にのってみたかったんですけど、ありますかね?」とコバヤシさん。「一気にこれだけの自転車が揃って一杯見れるのはここしかないし、今後も続いてほしいです。普段乗れない自転車に乗れるのは魅力的です!」とタカハシさんは語ってくれた。



さて、2回に分けてお送りしたサイクルモードを賑わした女性来場者特集、いかがでしたでしょうか。実際、2日目はより女性率が高くなっていて、男社会だった自転車界もついに変わる時がきたのか、という感じでした。弱虫ペダル人気は本当にすさまじく、オリジナルサコッシュを手に入れるためには朝4時30分ごろから会場周辺で並んで、整理券を手に入れる必要があったとのこと。それだけの情熱をサイクルモードにかけているサイクリストはなかなかいないだろうな、と感心させられたり。

みなさん口をそろえて、サイクルモードはすごく楽しいといわれていましたが、一方でビアンキやスコットやキャノンデールといった弱虫ペダルでも人気のキャラクターが乗っている自転車が見れなかったのは残念、という声もあり。本当に自転車を買いたくて、でもどれが良いのかわからないので色々なブランドが見れる機会として楽しまれている様子。少なくとも弱ペダ女子はかなり自転車欲が高いというのが伝わってきた2日間でした。