イタリア・トレヴィーゾに本拠を置くバイクブランド、ピナレロ。発表された2015年モデルの中から新しく登場したミドルグレードの「MERCURIO」とエントリーグレードの「NEOR」と「PRIMA」という3車種をピックアップする。



ピナレロ MERCURIO
ピナレロ MERCURIO(ネイキッド)ピナレロ MERCURIO(ネイキッド) (c)ピナレロジャパン
2015年モデルで新登場したミドルグレードのフルカーボンバイク「MERCURIO(メルキュリオ)」。レーシングジオメトリーではなく、ゆったりとしたアップライトポジションが取れるジオメトリーとされたサイクリング向けのバイクだ。フェンダー用の台座やリアキャリア用のダボ穴が標準装備され、デイリーユースやツーリングなどにも対応している。

フレーム素材は24HM UDカーボンファイバーを使用。ピナレロ伝統のアシンメトリアルデザインのシートステーやテーパーヘッドとされ、ツーリングバイクながらも高い走行性能を確保している。また、ヘッドチューブやフロントフォークは空力を考慮したとみられる形状となっている。

ブレーキは機械式のディスクブレーキを採用ブレーキは機械式のディスクブレーキを採用 フェンダー用の台座とキャリヤ用のダボ穴が備えられているフェンダー用の台座とキャリヤ用のダボ穴が備えられている


搭載されているコンポーネントはシマノ SORAで、ブレーキは全天候に対応するシマノのメカニカルディスクブレーキだ。ホイールもブレーキに合わせてシマノ WH-RX05が装備されている。サイズは45、50、54という3サイズ。カラーはブラックのみで、価格は220,000円(税抜)だ。

ピナレロ MERCURIO
フレーム素材:24HM UDカーボン
サイズ:45、50、54
カラー:ネイキッド
価格:220,000円(税抜)



ピナレロ NEOR
ピナレロ NEOR(ブラックレッド)ピナレロ NEOR(ブラックレッド) (c)ピナレロジャパン
NEOR(ネオール)は6061アルミフレームにカーボンバックとONDAカーボンフォークを組み合わあせたエントリグレードバイク。アルミチューブ、リアステー、フォークのいずれもアシンメトリックデザインとされ、高いパワー伝達効率や振動吸収性を実現している。UCIの認可が降りているため登録レースでの使用も可能だ。

搭載されるコンポーネントはブレーキやディレイラー、クランクにシマノ ティアグラ、STIレバーに105を搭載している。ホイールもシマノ入門モデルWH-R501がアッセンブルされている。

2015年モデルのNEORはカラーバリエーションが変更され、ブラックレッドとホワイトという2カラーとなった。サイズは44SL~62という9サイズがラインナップしている。価格は199,000円(税抜)だ。

ピナレロ NEOR(ホワイト)ピナレロ NEOR(ホワイト) (c)ピナレロジャパン
ピナレロ NEOR
フレーム:6061-T6アルミ、24HM UDカーボンバック
フォーク:ONDA FP 24HM UD
カラー:ブラックレッド、ホワイト
サイズ:44SL、46SL、50、52、54、56、58、60、62(58サイズ以上は受注発注)
価格:199,000円(税抜)



ピナレロ PRIMA
ピナレロ PRIMA(ブラック)ピナレロ PRIMA(ブラック) (c)ピナレロジャパン
アルミフレームにONDAカーボンフォークを組み合わせたエントリーロードバイク「PRIMA(プリマ)」が登場した。フレームのアルミは軽量で高強度な6066番を採用している。コンポーネントにはシマノ SORAをアッセンブルすることで、走行性能を維持しながらも低コストを実現した。

サイズは44SL~56までの6サイズが揃えられ、カラーはホワイトとブラックという2色だ。価格はピナレロのラインナップ中最もコストが抑えられた134,000円(税抜)だ。

ピナレロ PRIMA
フレーム:アルミ 6066-T6
フォーク:ONDA FP Carbon
サイズ:44SL、46SL、50、52、54、56
カラー:ホワイト、ブラック
価格:134,000円(税抜)


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